![遥か平安時代、京都下鴨神社の荘園として栄えた歴史から「安芸の小京都」と呼ばれている竹原。江戸時代後期に製塩そして酒造業で栄えたそのまちは、黒壁の町家、いやらしくなく整備された道、格子、犬矢来etc・・・。<br />一つ一つに魅力を感じた竹原は、予想を覆すほど素晴らしい表情を私に見せてくれました。<br /><br />9月の山口・広島、某学会参加後ツアーの最後の町です。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/28/92/650x_10289294.jpg?updated_at=1229006029)
2008/09/21 - 2008/09/21
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Junjunさん
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遥か平安時代、京都下鴨神社の荘園として栄えた歴史から「安芸の小京都」と呼ばれている竹原。江戸時代後期に製塩そして酒造業で栄えたそのまちは、黒壁の町家、いやらしくなく整備された道、格子、犬矢来etc・・・。
一つ一つに魅力を感じた竹原は、予想を覆すほど素晴らしい表情を私に見せてくれました。
9月の山口・広島、某学会参加後ツアーの最後の町です。
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竹原へは前日まで同様に車でやってまいりました。
広島空港から約20分ほどで、広島に飛行機で来た際にはとても便利なとことに位置しております。
駐車場を探してさまよっていた矢先、黒壁の町家(強調します(笑))、灰色に舗装された道に圧倒され、一緒に旅をしていた4人が声をそろえ、「うわっ、きれいなまちなみだ!!」と声を発しました。
主屋左側の蔵の屋根を見てください。少し湾曲していますね。このような形を「むくり」といいます。京町家によく見られます。 -
こちらの町家は黒壁と犬矢来が印象的です。
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竹原は小さな小路にも昔ながらの町家が建ち並びます。
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メインストリートです。
竹原はメインストリートとそれに続く縦の小路で構成されており、江戸時代ならではの構成がみられます。
私、実はこのような道のカーブが好きでして・・・。ついついシャッターを切ってしまいました。 -
ポスト。
あれ?このかたち、柳井でみたような・・・。 -
竹原市歴史民俗資料館の内部です。
ここでは竹原の成立や、まちなみ、町家などを素晴らしくかっこいいスライドで紹介してくれます。
ついつい引き込まれてしまい、2度も観てしまいました。 -
かわいらしいベンチ。
昔はこんなベンチや縁台にご近所さん同士が触れ合い、親睦を深めたのでしょうね。 -
暖簾
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カフェの門にかけられた暖簾。雰囲気ありますよね。近づいてみると〜
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こ〜んなかわいい置物が置かれていました。
ちいさなこころのオアシス -
さきほどの暖簾の店。ついつい戻ってシャッターを切ってしまいました。
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竹原市歴史民俗資料館です。
数少ない洋風の建物。 -
地割跡。
竹原はどうやら家と家の間にこのような溝を掘り、敷地の境界を明快に決めていたようです。 -
置物がたくさん置かれた切り株。
ついつい目が向いてしまいます。 -
矢来。この模様、おそらくサルボウといいます。
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先ほどからつづいて変わった意匠の建具。
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こちらは酒蔵です。中には様々な小物やお酒、竹原の塩が売られていました。
やっぱり一番は酒蔵アイス!! -
メインストリートから外れるとこのような可愛い盆栽に出会えました。小さな町に、小さなココロがありました。
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こちらにも「さるぼう」の矢来が。狭い路地ですが、ステキです。
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「千と千尋の神隠し」に出てきそうな街燈です。
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こちらは防火用水。
万が一の火事にも準備は怠りません。 -
初代郵便局跡です。
竹原での初代!?それとも日本での!?
一度はこのポストに投函してみたいですね。 -
まちの真ん中にこのようなお寺があります。
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少し登って振り返るとこのような光景が。
これは上まで登ると素晴らしい景色に出会えそうです。 -
浄土宗西方寺。
京都の西方寺と関係があるのでしょうか? -
みえました☆
瓦葺のきれいな屋根の町。瓦葺の部分が伝建だと分かりますね。 -
海側にはとても大きな煙突があります。
造船場?何をつくっているのでしょうか? -
さらに山側に目を向けます。
このような赤いお堂が見えました。
懸造りのお堂で端正な形態をしています。
知らないツアーのバスガイドさんが「清水寺のようですね」と言っておりましたが、個人的には・・・ -
松阪家です。実際に内部を見学できる唯一の住宅といって良いかもしれません。
主屋の両脇に2本の見越しの松があります。滋賀の近江八幡を思い起こさせてくれました。 -
奥座敷から坪庭をみた様子です。
わざと部屋側を暗くしてみましたがいかがでしょうか? -
欄間からもれる光と影。
あまりにも綺麗でしたのでパシャッ☆ -
表座敷の縁側にこのような心遣いが。
小さな心遣いが人の心を魅了します。 -
実際はこのような座敷です。こじんまりとしていますが、竹原ではかなりの家柄だったそうです。
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松阪家よりもう少し南へ。
こちらには何故か入母屋妻入りの町家が並んでいました。北側とは違った光景が見られます。 -
醤油屋さん。立派な本瓦葺の屋根ですね。
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もうすこし町並みを見てみましょう。
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こちらにも見越しの松。
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この曲がり方が堪りません。
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こんなにお向かいさんまでの距離が近いと、必然的に仲良くなりそうです。
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竹原は小さな町ですが、町全体が非常にまとまっていて素晴らしい町でした。
だんだんと観光地化していく中にもそこに住む住民の方々の小さな心遣いが私たちの心を引き込んでくれました。そ〜っと私たちを竹原の世界に引き込んでくれますよ、この町は☆
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