2008/10/10 - 2008/10/20
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worldspanさん
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マラケシュ出発前日、一通のメールが私の携帯電話に届いた−1年旅を続けている友人からだ。
「13日の夜マドリッドに飛んだ後、夜行バスでアルヘシラスへむかう。乗り継ぎが何とか順調に行けば15日にはなんとかフェズに到着できるのでフェズで15時に逢おう。君の宿に行くから住所を教えてくれ。」
「何じゃっ!フェズまでこれんのかいな!?」私は彼の発言に驚いてしまった。マドリッドに夜に到着し、夜行バスでそのままアルヘシラスへ到着するのが翌14日の朝。それから船でタンジェに渡れば、後はバスで7時間弱でフェズだ。接続さえよければ、最速14日の夜にはフェズに入ることができる。少し余裕を持ってもタンジェから夜行バスにさえ乗ることができれば15日の早朝に到着する。確かに現実的だが、心配なのは緩やかな流れで動いていた彼が突然ギヤを入れ換えることができるのかということ。
当人がフェズまでくるというのだからそれを信じるしかない。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー
- 航空会社
- ロイヤルエアーモロッコ
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早朝のマラケシュ駅。7時の便にあわせ、構内のカフェがオープンしているのは助かります。
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一方こちらは旧駅舎。これはこれでレトロなよい味が出ています。
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6時半過ぎ、改札が開かれプラットホームへと向かいます。われわれが第一号。
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早朝の駅は閑散
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出発を待つフェズ行きの列車、見た目はヨーロッパのオーソドックスな車両。
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そしていよいよ列車に乗り込みます。プラットホームは中欧のように車両よりもステップ3段低い構造になっているので大きなスーツケースでの旅行となると乗り込むのは少し大変かも。
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列車の編成は一等と二等のオーソドックスな編成。マラケシュからフェズまでの7時間の長い所要時間ですが、残念ながら食堂車はないです。ただカートによる車内販売はあります。
二等車両は二種類。写真のコンパートメントタイプとボックすのようになったサロンタイプ。コンパートメントタイプは8人がけで少々きつい感じ。ルーマニアの二等車両を彷彿させました。このコンパートメントタイプは同室者の善し悪しで旅情が変わるところが面白い。ただサロンタイプと比べると閉塞感があるので、今回はサロンタイプを選択。 -
コンパートメントの車両の通路。通路はサロンタイプよりも幾分狭い
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4人が向かい合うように作られたサロン式の2等車両。向かい座席との幅が個室と比べて広いので、のんびり利用するならこちらのほうが使いやすい。
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マラケシュを20分遅れで出発。マラケシュ周辺では砂漠が広がり、町並みも砂漠に合わせたかのような茶色にコーディネートされているものが多い。
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車窓に広がるモロッコの砂漠。しばらくこうした土色の大地が続きますが、カサブランカに近づいていくごとに町の色使いや大地も姿を変えていきます。
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カサブランカに近づくごとに多くの乗客が乗車し、満席状態に。
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カサブランカまでの途中に停車した駅。
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