チェンマイのロイクラトン（イーペン）祭りに行ってきましたぁ。

2008/11/10 - 2008/11/13

ランパーンで象保護センターに立ち寄ってから、ローカルバスでチェンマイへ向かいました。ロイクラトンはタイ全国で祝われるお祭りですが、チェンマイなど北部では、コムローイ（又はコムファイ）と呼ばれる熱気球を夜空に放ちます。沢山のコムローイがゆっくり上昇してゆく姿は、何とも幻想的なものですぅ。

エリア チェンマイ(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: タイ国際航空

今回泊まった、アモーラ・ターペー･ホテル。
パレードのスタート地点であるターぺー門のすぐ近くに立地するホテルです。

あてがわれた部屋はこんな感じです。

ホテルで暫く休憩してから、ターぺー門に向かいました。既に、パレード参加者や観光客がいました。
気温も暑からず寒からず、湿度も低く、お祭り見物には絶好のコンディション。

スタンバイ中のパレード参加者達、カメラを向けるとポーズを決めてくれます。

衣装もカラフルで、華やかです。

パレード開始時間になったのですが、主賓のチェンマイ市長さんの到着が遅れたため、その間、踊りを披露してくれました。

パレード、スタートの為のセレモニー。
市長さんの到着を待っています。

待ち時間の間、披露された踊り。

女性市長さんの挨拶（ここでは省略）も手短に終わり、いよいよパレードの開始ですぅ。

チェンマイのイーペン祭りは３日間連続でパレードが行われます。今日は、パレード初日で、ランタンのパレード。因みに、今年のロイクラトンは１１月１２日です。

北部の伝統音楽を演奏する楽団を載せた山車。

ランタンの中に美女が座っています。

この日と翌１２日は、パレードが行われている時間帯に、他の所で、美人コンテストが行われているのですが・・・・・、彼女を始め、パレードに参加している美人さん達は、そっちに行かなくてもいいのぉ？

それとも、美人コンテストには、もっともっと美人でないと、出場は無理なのか？？ちょっと気になる所ですぅ・・。

山車の殆どは、このような御神輿タイプです。
この方が古式豊かで、古都チェンマイの雰囲気に合いますね。　担いでる方は疲れるだろうけど・・・。

このランタンは太鼓のような形・・・・・・。

ランタンを吊り下げた長い竿を持った人達の行列。

山車の上で美女二人が体をくねらせて優雅に踊っています。

パレードが全てスタートし終わった後のターぺー門前広場。ここでも、チェンマイの文化の紹介など、色々な催しが行われています。

ターぺー門の広場の上に吊り下げられたランタン。
日が落ちてからは火が灯されます。

去年の１２月にここを訪れた際に見たこれは、ロイクラトン祭りの名残だったんですねぇ。
因みに、去年１２月のチェンマイ旅行記は、http://4travel.jp/traveler/naihan/album/10204840/ですぅ。

ターぺー門脇のお堀近くでは、ファランがコムローイを夜空に放っていました。

ターぺー門の広場で行われていた、チェンマイの文化･伝統を紹介するコーナー。数カ所設けられ、それぞれチェンマイ美人が実演していました。

途中で、夕食を取ってから、パレードが向かった、ナワラット橋に向かいました。
橋の周辺でも様々な催しが行われており、ターぺー門付近より、遙かに賑わっています。
橋の上では、コムローイを放ったり、花火を上げたり。ピン川では、クラトンを流す人も・・・。

ピン川の辺から眺めたナワラット橋。電飾がなされ、橋の上は歩行者天国になっています。

橋の脇にある公園では、自然素材を利用したクラトン造り、チェンマイの郷土料理、それに、ダンスなどを楽しめるコーナーが設けられていました。

彼女たちが踊っているのは、軽快なリズムの楽しい踊り。

一組が踊っている間、もう一組は、踊りで使う花びらを準備。

県知事公舎前の広場にも特設舞台が設けられて、歌謡ショーが行われていました。

翌日ですぅ。今日がロイクラトンの日です。
イーペン祭りのスケジュール表（１０日から１３日まで催しがてんこ盛り）によると、午前中は、市役所前で、バルーンコンテスト・・・と言うことなので、見物に行きました。

既にコンテストは始まっており、大きなバルーンが次々に真っ青な空に向かって上がっていました。

このバルーンは結構大型です。形も変形。

これは、ネコ？型のバルーン。
雲一つ無く、風も緩やかな今日は、バルーンを上げるにはうってつけの天候です。

これは、蜂の格好をしたバルーンです、サイズも特大級。

これらのバルーンは、バルーン内の空気を暖めて上昇させているだけなので、いづれは、どこかに落下するハズ。こんなのが、空から突然落ちてきたらびっくりするでしょうねぇ。下手すると、事故の原因になったりしないのか？などと余計な心配も少し頭をよぎりますが・・・。バルーンを上げている人も主催者も、そんなこと気にしていない様子でした。

この大きな蜂さんも、何とか無事に上昇しましたが、２、３００メートル位まで上昇したかと思うと、徐々に高度が下がり始め、少し離れた街中に落下していきました・・・。

上昇し始めた時は、にこにこしていてた蜂さんの顔も、この時点で、既にちょと苦しげな表情に・・・・（笑）

この日は、１００個ほどのバルーンが、落下のことなど考えず？、無責任に？大空に放たれました（笑）

バルーンコンテストの会場の横のピン川では、筏競争などが行われていましたが、こちらの盛り上がりはいまいちのようでした・・・。

午後は一旦ホテルで休憩し、夕方再び、ターぺー門へ。
いつものように、スタンバイ中の人達を撮影。
彼女たちは、“禁酒啓蒙グループ”
服の背中に“stop drinking xxxxx”と書かれていました。

この美人方は、広場に出されているブースで、チェンマイの伝統文化などを紹介する人達。

額に入った絵のような感じですが、真ん中の女性は生身の女性です。上の写真に写っている女性の一人です。カメラマンのリクエストに応じて、ポーズを取っています。

ここでは、昔ながらのランタン作りの実演をしています。

こちらでは、バナナの葉などを利用した、環境に優しいクラトン作りを実演。

今日も、パレード開始の時間が近づいてきましたぁ。
今日は、小さなクラトンのコンテストを兼ねたパレードですぅ。

パレードの開始です。２日目なので、式典などはなく、予定の時間になったので、スタートしました。

“禁酒啓蒙グループ”の一団。

男性達に担がれた山車の上で踊る美人・・・。

ライトアップされた、寺院のチェディが幻想的。

パレードを見物している最中に、夜空を見上げると、色んな所、特にピン川の方向から、コムローイがゆらゆらと上昇しているのが沢山見えたので、ナワラット橋に向かいました。
ナワラット橋付近に設けられていた特設舞台上では、北部の伝統舞踊などが、披露されていました。

無数のコムローイが夜空に吸い込まれるように上昇していきます・・・・。
何とも幻想的なお祭り・・・。

今日は、ロイクラトン祭り当日、昨日より遙かに沢山のコムローイが至る所から放たれています。

この夜は、翌朝の明け方近くまで、花火や爆竹の音が聞こえていました。

翌朝乗ったタイ航空で、配られたスナックの箱の表紙にも、イーペン祭りの写真が使われていました・・。

実は、１３日に行われた大型のクラトンのコンテストを兼ねたパレードが最も華やかなパレードだったようです。今回は、残念ながらそれを見ることは出来ませんでしたが、今度は必ず・・・。

この旅行記へのコメント （4）

• ジジさん 2009/01/26 13:15:39

  ロイクラトンですね

  この時期、激混みのような気がして行ったことないのですが
  こんなにきれいなイベントがあるなら、
  覚悟を決めて行ってみるのもよさそう。
  七夕のパレードのようで、とっても楽しそうです。(^^)
  
  私はメーホンソンで初めてコムローイを見たのですが
  ロウソクの灯りって、なんだかほっとしますね。
  チェンマイのように大きな町になると、
  コムローイの数もものすごそう。
  
  ニセドラのようなネコちゃんのバルーンには
  かなりウケました〜。

  ないはん男前さん からの返信 2009/01/26 22:13:50

  RE: ロイクラトンですね

  ジジさま
  
  こちらにまでコメント、ありがとうございますぅ。
  私も、激混み、覚悟していたのですが、さすがチェンマイはホテルも沢山あるし、ロイクラトンのお祭りも３日間も行われますから、幸いそれほどでもありませんでした。
  
  私の知り合いなんか、たまたま日本からツアーでチェンマイに行ったら
  丁度、ロイクラトンだった・・・なんてラッキーな人も居るほどです。
  
  今年は、日程が許せば、３日間まるまる楽しみたいと思っています。
  
  なんか、コムローイってロイクラトンの時だけかと思っていましたが、
  どうも、違うようですね〜（笑）
  
  

• Orionさん 2009/01/20 13:35:41

  楽しい旅行記でした

  こんにちは　ないはん男前さん。
  ロイクラトン祭り、なかなか幻想的ですね。
  特に「ランタンの中に美女」はグッときますね。
  では、ごきげんよう。

  ないはん男前さん からの返信 2009/01/20 22:39:42

  RE: 楽しい旅行記でした

  Orionさま
  
  コメント書き込みありがとうございます。
  
  ま〜、夜目、遠目、ランタンの内・・・と言うか
  じゃなくて、本当に美人だったと思いますよぉ〜（笑）
  何と言っても、美人が多いことで有名なチェンマイですから・・。
  
  
  > こんにちは　ないはん男前さん。
  > ロイクラトン祭り、なかなか幻想的ですね。
  > 特に「ランタンの中に美女」はグッときますね。
  > では、ごきげんよう。