2008/11/10 - 2008/11/11
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ないはん男前さん
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チェンマイへロイクラトン祭りを見物に行く途中、1年ぶりにランパーン県にある象保護センターに立ち寄りました。去年会った、A.Iやプンプアン、その他の象さん、それに犬達も元気そうでした。今年は、生後20日の赤ちゃん象や、義足をはめた象さんにも会ってきましたぁ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- タイ国際航空
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前回の初訪問から、丁度1年ぶり、また、象保護センターにやってきましたぁ。
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国道から少し歩くとこの三叉路に突き当たります。象保護センターは左側。右に行くと、NGO“象の友財団”が運営している、象さん専門の病院があります。
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今回もまずは象保護センターへ。
チケットブースに着いたのは9時過ぎで、入場券の販売担当者は、まだ来ていませんでした。暫くして、現れ、『今日は、あんたが一番乗りだよォ』って・・。
こっちも、『オマケに一番最後の入場者だったりして。へへへ・・』
一番乗りなので、近くに停まっていた4台(それぞれ型が異なります。)の内、どれに乗っても良いよ。ということでしたので、、先頭が汽車の形をした巡回車に貸し切り状態で乗りました(笑) -
象さん達が居るのはこの先。
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やっぱり、まだ朝食中でした。
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こちらの象さんは、食事を住処まで運んでいるようです。今日の給食当番なんでしょうか・・・。
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あ〜、よっこらしょっと・・・・。
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象さんの住処の近くでは、こいつらも楽しそうにじゃれ合っていたのですが、私がカメラを向けると、怪訝そうな顔つきで、こちらを見ます。
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1回目のショーの時間が近づいたので、象さんがぞろぞろと登場。象さんの上に跨っているのは、殆どが、“象使い入門コース”受講中のにわか象使いさん達。
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この頃には、白人の団体ツアー客も数十人来ていたので、象さんは、こんなポーズを取って、見物人にサービス(笑)
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一同揃ったところで、まずは池に入って水浴び。
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その後は、旗振り役の象さん、続いて太鼓を打ち鳴らす象さん、その他大勢の順で、ショー会場に向かいます。
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入場行進
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ショーの会場脇で、お絵かきの練習中。
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練習中の象さんが書き上げた絵。
驚くほど上出来ですが、実は、象使いのおにいさんが結構お手伝いしてました。 -
続いて、象さんの病院へ。
この象さんは、生まれつき奇形だそうです。
おまけに、今は、吹き出物が出来て、それも治療中です。 -
獣医さん?が吹き出物の治療中。
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お次は、子象の育児場へ・・・。
去年会った、A.Iとプンプアン、それにこの親子の飼育係のおにいさん。
A.Iの名前は、Artificial inseminationの略。
そう、A.Iは人工授精で生まれた世界初の象さんなんです。去年より大分大きくなっています。
因みに、去年の旅行記は、http://4travel.jp/traveler/naihan/album/10196249/ -
小太り、短足のこいつも・・・・。、去年初めてあったときと同様に、ひなたぼっこ中(笑)
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ついでにこいつも・・・・。
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A.Iは今、1歳8ヶ月。もうすぐ乳離れして、母親役のプンプアンと別々に暮らすようになるんでしょうね。飼育係のおにいさんによれば、ここの象さんは、2歳半頃から、ショーで披露する芸の訓練を始めるそうなので、来年はA.Iも、ショーをやる象さん達の仲間に入ってるかも知れません。
でも、こいつ、大丈夫かな? -
もう一つの象舎にも、親子が一組。
子象は、生後僅か20日程です。実はこの子象を産んだ母親は初めての出産だったらしく、子育てが苦手なため、ここの保護センターで育てられるようになったそうです。だから、お母さん象はホントのお母さんではありません。子育てのベテランさん。 -
生後20日で体重80キロあります。
まだ産毛しかありません。
それにまだ、“名無しのゴンべー”さんです。
国王から名前を頂く予定だそうです。 -
ちょっと冒険心が出たらしく、母親役の象さんから離れてよちよち歩いていきました。
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向かった先は、隅にある水飲み場。
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鼻を伸ばして、水を飲もうとしますが、ちょっと届かない。勢い余って、前足が、滑ってしまいました。
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子象は、驚いた様子で、慌てて這い上がり、お母さん代わりの象に向かって、駆け寄っていきました。
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多分、お母さんに、“わぁ、今大変だったんだよォ〜、死ぬかと思っちゃった・・・”なんて報告でもしたかったんでしょうね(笑)
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報告を終えてから?お母さんに励まされ、再度、挑戦!
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んんん・・・、また嵌ってしまいました(笑)
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がんばって、這い上がります。
子象は、失敗する度に、おかあさんの所に駆け寄り、何度か、同じ事を繰り返していました。 -
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プンプアンに甘えるA.I
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お昼頃になり、飼育係のおにいさん夫婦から、“昼飯食っていかないか?”と誘われましたが、丁寧にお断りして、次の目的地、近くにある“象の友財団”が運営する象さん専門病院に向かいました。
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正面入り口・・・と言っても、門があるわけではありませんが・・・。
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入院中の象さん、ギブスのようなものを付けています。
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こちらは、出産間近の象さん。
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この象さんも、元気なさそうです。
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これは、地雷を踏みつけて、前の右足の一部を吹き飛ばされた子象、モーシャ。11月10日に誕生日を迎え、満3歳になったばかり。
ミャンマー国境で地雷を踏んだのは、生後7ヶ月の時だそうです。獣医さん達の懸命の治療で、命は救われました。おまけに最近まで、特別の義足を付けて、生活していたのですが、体が大きくなったため、義足のサイズを大きくする必要があり、今は、一時的に義足を外しています。 -
私が見ていると、モーシャは、近寄ってきて、“ここだよ”と言わんばかりに、怪我を負った足を見せてくれました。
鼻の先で、怪我した部分を指しています。 -
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モーシャがこれまで付けていた義足?
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暫くして、スタッフの方が、モーシャにおやつをあげに来ました。
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最初は、上の写真のように、柵の外からおやつをあげていたのですが、スタッフのお兄さんは、その内、柵の中に入り、モーシャをマットの上に寝かせて、添い寝するような形で、おやつをあげ始めました。
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この病院には、モーシャの他に、もう一頭、モタラと言う名前の、地雷で足を飛ばされた大人の象さんがいます。
モーシャもモタラも、生涯この病院で暮らすことになっています。 -
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この旅行記へのコメント (14)
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- ちゅんちゅんさん 2010/03/03 18:15:31
- はじめましてです。
- ないはん男前さん、はじめましてです。
訪問記録に足跡が残っていたので、遊びに来てしまいました。
何度か、ちゅんちゅんの旅行記の方に遊びに来てくださってありがとうございます。
アジア方面の旅行を多くされているんですね。
うちは、まだアジア方面の海外旅行はしたことがないので、とても興味深く旅行記のほう拝見させていただきました(まだ全部の旅行記を見ていませんが…)。
タイと言えば“ゾウ”というのは、なんとなく頭にありましたが、このような保護センターなるものがあり、そして見学できるというのは知りませんでした。特に、地雷を踏みつけてしまったゾウさんの写真を見た時は、ココロにぐっとくるものがありました。
写真で見てもぐっとくるこの光景、実際に見たら、さらに考えさせるものがあるんだろうなぁ〜と。
まだ、いろいろとちゅんちゅんの興味をひく旅行記があるので、ちょこちょこお邪魔してしまうかもしれませんが、お許しください!!
ちゅんちゅんのほうにも、ぜひぜひまた遊びに来てくださいね♪
お待ちしています!!
- ないはん男前さん からの返信 2010/03/03 20:39:46
- RE: はじめましてです。
- ちゅんちゅん様
コメントありがとうございますぅ。
私は、縁あって?タイに住まわせて頂いてますので、
住んでる内に、タイの事を知っておこうと、ちょくちょく地方にも出かけております。
タイと言えば、象さん・・・ですよねぇ、やっぱり。
でも、タイ国内に住む、象さんの数は、人に飼われている象さんや野生の象さん、全部合わせても、僅か5、000頭位しか居ないと言われています。
このまま放っておけば、後数十年後には、絶滅するかも・・・などとも言われています。
それで、タイ政府や、民間のNGOも象さんの保護に力を入れ始めている次第です。象さんは、人間にとって害が無いどころか、“気は優しくて力持ち”なので、絶滅してほしくないですよねぇ。
数年前までは、バンコクの街中でも、象さんが物乞いして歩く姿が良く見られたモノです。象さんが物乞いなどしなくても生活できる環境作りが大事ですよね。
ないはん男前
-
- にぽこさん 2010/01/28 10:27:18
- 象さんのかわいさにのぞいてみました。
- はじめまして。にぽこです。
象さん、かわいいですね!
ほんわかと見ていたら、地雷を踏んでしまったモーシャを見てるうちに涙がぽろぽろとこぼれてきてしまいました。
まったく罪の無い動物が、人間のせいで傷つき、その後の人生(象生?)をがらりと変えてしまう・・・・同じ人間として、本当にモーシャに申し訳ない気持ちで一杯になりました。
傷ついた足をないはん男前さんにアピールしている姿が、なんとも言えませんでした・・・。
- ないはん男前さん からの返信 2010/01/28 23:15:07
- RE: 象さんのかわいさにのぞいてみました。
- にぽこ さん
こんばんわぁ。
この度は、コメントありがとうございます。
象さんは、“気はやさしくて力持ち”、おまけに頭も良いですから、
体が大きい割には、かわいく思えますね。
モーシャも、不運にも、子供の時に事故で障害を抱える羽目になっていますが、そんな不幸な象さん達を、我が子のようにお世話している人達も居ます。
余り知られていませんが、お年寄りの象さんが、最後の余生を過ごす
“老象ホーム”みたいな施設も、タイ北部にはあります。
タイ政府も、象さん達の生活を安定させるための施設作りの計画も持っているようです。
このままでは、近い将来、絶滅する可能性もある象さんですが、
いつまでも、人間と共生出来るようになってほしいものです。
ないはん男前
-
- おかかさん 2008/11/25 02:01:54
- 象さん達
- ないはん男前さん、こんばんは。
象さん達・・・みんなおりこうさんですね。
象(おにい)さんの絵が味わい深く部屋に飾りたくなりました。
子象のゴンベーさんが何回も失敗するのには親近感がわきました。
動きがディズニーの映画っぽいですね。
象さんの動いている写真をあまり見たことがないので新鮮です!
こうして見ていると、象さんも人間も同じですねー
象さんの病院はせつないですね・・・
病院のスタッフが親身に世話をしているのがうれしいですね。
少しでも元気になるといいですね。
- ないはん男前さん からの返信 2008/11/25 10:26:30
- RE: 象さん達
- おかか様
こちらにもコメントありがとうございますぅ。
殆どの象さんはおりこうさんなんですが・・・・・、
A.Iは、反抗期なのか、ちょっと性格悪いです(笑)
実は、私、A.Iとじゃれている時に、鼻で、パンチを食らわされましたぁ。
ゴンべーは、ほんとまだ赤ちゃん丸出し、することなす事全部カワイイです。もう、ちゃんとした名前付けられているかな?
ホント、象さんも人間も同じですよぉ〜。
象は利口な動物ですから、絶滅して欲しくないですよね。
傷害を負っているモーシャにも、人生(象生?)エンジョイして欲しいですね。
- おかかさん からの返信 2008/11/30 22:34:48
- 明日、テレビで
- こんばんは。
明日NHKハイビジョンでモーシャについての番組があるようです。
さきほどNHK見てたら番組案内が流れてました。
タイで日本のデジタル放送は見れるのでしょうか?
もし見れるならと思い、ご一報まで。
うちは残念ながらまだデジタルが見れないのですが、
もしそのうち地上波で放送してくれたら見てみます。
話はかわりますが、空港占拠等の政治活動は日常に影響ありませんか?
タイにとっていい方向に進展があるといいですね。
- ないはん男前さん からの返信 2008/11/30 23:20:57
- RE: 明日、テレビで
- おかか様
嬉しい情報、ありがとうございます。
タイではNHKの衛星放送が見れますがハイビジョンは見ること出来ません。その内、総合テレビでも放送されることを期待するしかないですねぇ。
NHKのホームページで番組案内見ましたが、90分番組ですね。
NHKだから、きっといいドキュメンタリー番組に仕上がっていることでしょう。しかもゴールデンアワーに放送されるんですね。
見れないのが残念です・・・。
地上波で、再放送して欲しいですね。
今の政治の混乱は、日常生活には、殆ど問題ありません。
私も、12月に一時帰国する予定で、既にチケットを発券しています。
ま、私が帰国する時には、解決しているモノと思います。
ご心配、ありがとうございます。
-
- cheerful★さん 2008/11/18 21:07:18
- はじめまして★
- ないはん男前さん、はじめまして。
象保護センターの旅行記、拝見しました。
こうして写真でみていて、
「かわいいな」「かわいそうだな」と感じることはあっても、
なかなか訪問するまでにはいかないように思います。
ないはん男前さんは、そこを本当に行っちゃうんだから、
ホント「男前」ですね(^o^)
タイは夏に行ったことがありますが、
すっごく暑かったのが記憶に残っています(^^;)
次はベストシーズンにいってみたいなあ。
では、またお邪魔します♪
- ないはん男前さん からの返信 2008/11/18 21:42:20
- RE: はじめまして★
- cheerful★さま
コメントありがとうございますぅ。
赤ちゃん象、子供の象、大人も象も、実物を間近で見るとカワイイですよぉ〜。それに大いに癒されます。象という動物は“癒し効果”をもっていて、精神的に病んでいる人の治療なんかにも利用されることがあるようです。
cheerful★さんも、象さんに触れてみると、きっと癒されると思いますよ。
> ないはん男前さんは、 ホント「男前」ですね(^o^)
↑
これ、大正解ですが、どうして知ってるんですか?(爆)
ま、私は、いつでもその気になれば、象さんに逢えるところに住んでいますから・・・。
> 次はベストシーズンにいってみたいなあ。
これからベストシーズンです。長期予報では、
来年の2月半ばまで、過ごしやすい気候が続きそうです。
ないはん男前
- cheerful★さん からの返信 2008/11/19 22:11:31
- RE: RE: はじめまして★
- >象という動物は“癒し効果”をもっていて、精神的に病んでいる人の治療なんかにも利用されることがあるようです。
へえ、そうなんですね(^o^)知りませんでした。
疲れたらぞうさんのところへGOですね♪
> > ないはん男前さんは、 ホント「男前」ですね(^o^)
> ↑
> これ、大正解ですが、どうして知ってるんですか?(爆)
え、ホントに??(って失礼ですね(^^;))
誕生日プレゼントってことで(^o^)
ってことで、
お誕生日、おめでとうございます♪(*^_^*)
これからも「男前」でかっとばしてください♪
cheerful★
- ないはん男前さん からの返信 2008/11/19 22:39:15
- RE: RE: RE: はじめまして★
- cheerful★さま
誕生祝い、ありがとうございますぅ。
> 疲れたらぞうさんのところへGOですね♪
そうです、特に精神的な疲れは大いに癒されます。
昨日より、一つ余計に年を取りましたが、相変わらず“男前”です(笑)
-
- スーポンドイツさん 2008/11/18 17:48:28
- 感動しました!
- ないはん男前さん
はじめはショー用に訓練されて・・生活のためか、という程度に思っていましたが、像の瞳や障害を持った像の世話をされている姿を見て、ぐっときました。
ミャンマー国境に地雷があるのですか、気の毒に・・。ないはん男前さんに近寄ってきて、“ここだよ”と指しているのは、何か心が通じ合っているようですね。
名無しのゴンベーさんの水飲み奮闘記、これはかわいい♪お母さん役のベテラン象さん、立派だわ!もう国王から素敵な名前をいただけたかしら。
すーぽん
- ないはん男前さん からの返信 2008/11/18 19:11:33
- RE: 感動しました!
- スーポンドイツさま
コメントありがとうございますぅ。
私も、モーシャが近寄ってきて、怪我をした部分を見せてくれたのにはビックリしました。ホント、以心伝心とはこのことだ、と思いました。
チェンマイ周辺には、象のショーをやっている観光客向けのエレファント・キャンプが幾つかありますが、象専門の病院は、ランパーンの象保護センターと、それに隣接してある“象の友財団”の病院の2カ所のみだと思います。この2カ所は互いに隣接していますが、全く別の組織です。
象保護センターは国が運営している施設です。詳しくは、
http://www.thailandelephant.org/index_2.html
を参照して頂ければよろしいかと・・・。
“象の友財団”が運営している病院は、完全にNGOで、病院施設しかありませんし、観光客は殆ど訪れません。多くの個人や団体からの寄付で運営されています。残念ながら、日本からのサポーターはまだ付いていないようです詳しくは、
http://www.elephant-soraida.com/
を見ていただければ良く判ると思います。
“名無しのゴンべー”(私が勝手にそう呼んでいるだけですが・・・)やモーシャの事も、最近、こちらのテレビニュースで見て、気になっていたので、今回、チェンマイに行くついでに立ち寄る事にした次第です。当初、“ゴンべー”もモーシャも同じ病院にいると思っていたのですが、違っていました。
形の違いはあれ、どちらの施設も、年々その数が減っている象の保護を目的にしています。
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