泉涌寺の御座所庭園 KYOTO - Shosenji

2008/11/11 - 2008/11/11

東福寺から歩いて、泉涌寺へ行ってみました。余り期待していなかったのですが、本坊の御座所庭園は誰もいなくて紅葉を独り占めでした。
月輪大師が若くして、宋に渡り、深く仏法の奥義を究めた後、泉湧寺を創建し、天台、真言、禅、浄土の四宗兼学の寺として大いに隆盛させた。時の皇室からも深く帰依され、1242年に四条天皇がここに葬られてからは、歴代天皇の山稜がここで営まれるようになった。この寺が御寺と言われる所以だそうです。
現在の御座所は霊明殿再建時に明治天皇により御所内にあった上棟の御里御殿が移築されたものだそうです。

エリア 京都駅周辺(京都)

• 交通手段: 私鉄

楊貴妃観音堂
寺伝によると、玄宗が楊貴妃を偲んで等身座像にかたどった聖観音菩薩像を彫らせたとそうです。
この像は、1255年湛海律師によって当寺に請来された。
この右手に宝物館の心照殿があり、企画展を見ることが出来ました。

仏殿
1668年に徳川家綱により再建された。一重もろこし付入母屋造り本瓦葺、唐様建築の代表作だそうです。

御座所前の庭園

誰もいない御座所。
左手には、玉座の間など六室に別れたお部屋がある。

ここに座り、暫し紅葉を眺めながらの日向ぼっこは幸せな時間です。

清少納言の歌碑

正面奥に御陵があります。

泉湧寺別院の雲龍院の表門

書院前のお庭の紅葉はもう少し先のようです。

書院の悟りの窓