盲人摸象(-_-)上海之旅?雲峰劇院で雑技を見てみました。

2008/10/11 - 2008/10/16

上海滞在中に久しぶりに雑技を見てみました。

現在、上海市内で常設で雑技が行われているのは、上海商城劇院、上海馬戯城、白玉蘭劇場 、雲峰劇院の４ヶ所のようですが、今回はこれまで行ったことのなかった雲峰劇院に行ってみました。

エリア 上海(中国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

日本から予約のできるサイトもいくつかあるのですが、チケットの定価＋手数料でけっこうお高い…

そんな時に某中国旅行のメーリングリストで知ったサイトは秀逸でした。

なんと国内クレジットカード決済可で２８０元の席が当時４９％引きの２３００円というものでした。

現在円高で表示率が変わったようですがなかなかお薦めです。

参考：雑技団ドットコム　http://www.zatsugi-dan.com/

雲峰劇場は地下鉄２号線の静安寺駅から歩いて５分ほどで非常に交通の便がよい場所です。

私たちは早く着きすぎたので近くの日系デパートの久光で買い物をしていました。

予約してあった席は前から４列目のほぼ中央と申し分のない良い席でした。
ちなみに場内はほば満席なのですが、１列目と２列目は空席にしてありました。

私たちのまわりの席は日本人も含めてほぼ外人さんのようです。

時間ちょうどに美人のお嬢さんの司会で始まりました。

【爬竿 Pole-Climbing】
棒のぼりの曲芸です。

先ずは女性たちの軽やかな踊りです。

その後で、ご覧の通り身軽な少年たちによる棒登りの技です。

【柔術 Jujitsu】？
人間の体とは思えない柔軟技やバランス技の披露です。

写真撮影はお咎め無しのようですので、このように動きが無く照明が明るい場合は良い写真が撮れます。

【地圈 Plunging through ground hoops】
おなじみの輪くぐりです。
この後４段重ねまで行きました。

【轉花碟 Wheeling dishes】
美しい女性たちが美しい衣装に身をまとい、音楽にあわせて優雅に皿を回します。
更に回しながら人の塔を作ったりします。

千手観音バージョン？

空中技も…

【高椅 Balancing on the chair】

いすをどんどん積み上げてその上に上り様々な体勢を取るという演目です。
かなりの高さになり、緊張感が走ります。

スポットライトのシルエットがなかなかです。

更にアップで…

命綱をつけていますがハラハラします。

【忽拉圈Hula Hoop】？
フラフープを使った曲芸です。

ご覧のように台の上に乗った女性に四方からこれでもかと言うほどフラフープを投げます。

演目表をもらい忘れたので題名は勝手に調べて付けましたので正規のものとは違うかも知れませんのでご勘弁を…

アップにしますとこんな感じです。

ちょっと太めの女性ですが、なかなか凄い…

【草帽 Playing sfraw hats】
麦わら帽子をつかったコミカルなジャグリングです。

舞台せましと走り回ります。

お見事…　!(^^)!

【抖空竹 Playing diabol】
中国独特の竹ごまを使った曲芸です。

これもお見事でした。

竹ごまは廻すとひゅーんと言う音がします。

【単手頂 Balancing on a single hand 】
日本語では空中バレエと紹介されている演目です。

ちょっと地味な芸ですが片手一本でずっと体を支えているのはかなりきついはずです。

【綢吊 Silk skills】
天井から吊された絹？の布を使っての演技です。

ご覧のような空中芸が続きます。

微妙に布の長さが調節されるようで、客席の上の方まで吊り下がって来ますので迫力十分でした。

首に布を巻きつけた女性がクルクル回ったり、巻きつけた布を解きながら上から降りてきたりと見ごたえがありました。

ただ、暗めの舞台で動きが激しいのでほとんどの写真がぶれてしまいます。

写真を撮るのが難しい演目でした。

私的にはこの演技が一番すばらしいと思いました。

【女子車技 Trick-cycling by girls】
いかにも中国の雑技団らしい自転車の曲芸です。

先ずはこんな感じです。

そして、クライマックスのシーンでは全員が一台の自転車に乗っています。

いったい何人いるのでしょうか？

【晃管 Balancing on pipes】
これは幕間を利用しての子どもの団員によるパイプを使ったバランス芸です。

裏でなにやら音がして舞台装置を組み立てています。

【驚険飛車Motorcycling on the inner surface of cylinolrical wall】

さて、ラストの演目は５台のモーターバイクによるショーです。

鉄製の球体の中にオートバイが入って両手を放したり、ジャンプしたりと凄い迫力です。

そして、２台目、３台目、４台目と入りまして、５台目はなんと女性が登場しました。

球体の中を５台のオートバイが入り乱れて走り回ります。

さらに球体には油圧装置がつけられているようで５台のオートバイが走ったまま割れていきます。

もう、大興奮でした。

はい、最後の場面です。

９０分間なかなかおもしろく見応えがありました。


雲峰劇院で公演しているのは、上海雲日之木雑技芸術団で2004年に結成されたフレッシュな雑技団とのことです。

では、また。　　　再　　見　　(^_^)/~

この旅行記へのコメント （4）

• nao0880さん 2009/03/03 12:46:05

  雲峰劇院

  ajiajiroさん、こんにちは。
  上海雑技団、一度見に行きたいです。
  西湖印象も見に行きたかったけれど、機会がありません。
  
  雲峰劇院、4月の煙台出張が同行者のスケジュールの関係で上海経由になりました。
  4月1日に18時5分上海浦東着、宿泊は静安寺、リニアと地下鉄で急いでチェックインして、駆け込んで見ます。
  
  ajiajiroさんの撮影、きれいに撮れていますね。
  写真の腕＋カメラとレンズ＋撮影位置＋幸運の相乗効果ですね。
  
  三脚とフラッシュの使用はどうなのでしょう。
  共に使わないで撮影は少しつらいかもしれませんね。
  楽しませていただきました。
  ではまた。

  ajiajiroさん からの返信 2009/03/06 00:22:52

  RE: 雲峰劇院

  nao0880さん、書き込みありがとうございます。
  
  台湾旅行から帰ってきました。。。、。( ﾟーﾟ)b
  
  雑技もいろいろな劇場で行われているようですが、それぞれ特徴があるのでしょうね。
  
  雲峰劇院の特徴はバイクの芸でしょうか？
  
  
  写真撮影の件は…　たぶん、原則禁止が建前なのでしょうね。
  
  私はまわりの状況？を良く確認してから撮影しています。　　(*_ _)人　　ｺﾞﾒﾝ
  
  ストロボ禁止はもちろんのこと、液晶画面も使わないでファインダー使用です。
  
  三脚は素人は劇場の中では立てられないと思いますが…　
  
  最近のカメラは高感度設定がかなり利きますので便利です。
  
  私は画質が落ちますが舞台を撮影するときはISO800〜1600ぐらいで使っています。
  
  
  では、また。　　　再　　見　　(^_^)/~

• STMさん 2008/11/10 13:45:40

  はじめまして。

  こんにちは。
  とても、上手な写真ですね。
  私も雲峰に行ったことがあるので、懐かしく思い出しておりました。
  雑技がサーカスになりつつある中で、雲峰劇院は伝統雑技が見れる数少ない劇院としてしられていますが、サーカスのようにいろんな動物のでる華やかなパフォーマンスは無いにせよ、逆に同じ人間の演技からくるハラハラドキドキ感が味わえますよね。
  それにしても、シャッターチャンスをしっかりおさえた写真。
  ステキですね。

  ajiajiroさん からの返信 2008/11/12 00:10:26

  RE: はじめまして。

  STMさん、你好！
  
  書き込みありがとうございます。
  写真はいつまで経っても上手になりませんが、だからおもしろいのかも知れませんね？
  
  雑技もほんの少し前までは６０元ぐらいだったのに高くなりました。
  上海馬戯城なんかでは５８０元の席もあるようです。
  中国の人民の平均収入を考えたらけっこうお高い。
  でも、雑技は見る価値があると思います。
  
  これからもご贔屓に！
  
  では、また。　　　再　　見　　(^_^)/~