2008/10/18 - 2008/10/20
344位(同エリア371件中)
ちゃおさん
百名山、67番目の山となる妙高山・2454m。今年は鳥越さんからの誘いもあり、一挙に4座も登頂することとなった。二日間好天で、随分楽しい山登りが出来た。
前方のアルプスは、どっしりと構えた剱岳を中心にその左手には一際尖った槍ヶ岳、その右手には白馬、と横一線の重畳たる山並を見せている。
こうしてこの頂に立ち眺めると、百名山67座の内の殆どの山はこの中に含まれていて、今これ等の山を目前にすると、かっての困難さが思い起こされ、暫く呆然とする。
この妙高山はピークが二つあり、最初に到達したピークは北岳の低いほうのピークで、実際には2445mしかないが、この場所に日本百名山の標識と共に2454mの記載もある。が、本当のピークはここから200mほど離れた南岳の方で、そこにはこの山の守り神、妙高大神も祭られている。
もう殆ど疲れきって、僅か200mの距離も歩く気力も無くなりかけていたが、皆がそちらの方向に歩いて行くので、当方も最後の気力を振り絞り、皆に付いていく。僅か9mの高度差しか無いが、その何倍にも感じられる長い道のりだった。
この妙高大神、常の山の頂には風雪に耐えた小さな祠だったり、目鼻立ちの薄れかけた石仏だったりするが、立派な御影石の石碑になっていて、まだ新しくもあり、やや意外感も持ったが、何百年来、時々こうして建て替えられているのだろう。伊勢神宮初め、日本の神様は新しいのが好きなのだ。
目の下の野尻湖が小さな池のように映っている。鹿とか小動物を追いかけてこの山の頂に立った縄文人も同じ様な光景を見たに違いない。今はそんなことをする人は誰も居ないが、縄文人だったらこの頂から四方に向けて、あらぬ限りの雄叫びを上げたに違いない。動物と和し、動物にみまうごとしの咆哮を。
数百年、数千年にわたって山の神はこれ等人間の営みを黙って見続けてきた。今はこうして中高年者の登山ブームになっている。今は神様にとっても平和な時代なのだ。
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