2008/06/21 - 2008/06/22
5150位(同エリア7023件中)
めもるさん
行きの福岡便が取れず、ジロさん襲撃がかなわなかったバーゲン。
帰りの飛行機は決済してしまったので、どこか西に行かねば。
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
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-
山口宇部空港へ飛んで、バスで新山口駅
(旧・小郡駅)へ。漂泊の自由律俳人・種田
山頭火が庵を構えたところだということは
初めて知った。
酒好きの山頭火らしく、体は徳利型。
遠くから見るとキノコみたいだ。 -
ここからSLやまぐち号に乗車する。
こちらは展望客車。自分はこの車輌に乗る。 -
やまぐち号のサボ。それにしても、とって
つけた(失礼)新山口という駅名には未だに
なじめないなぁ。 -
レトロ風客車を牽いているやまぐち号にあわせ、
構内もレトロ調に。大きな柱時計や -
右から読む時刻表。率直に言うと読みにくいけど。
-
乗客が来る前に車内の写真をいただく。こちら、
自分が乗る展望風客車の一般席。 -
そしてフリースペースの展望車。
-
さて、いよいよご本尊の写真を撮りに行きますか。
貴婦人と称されたC57、しかも1号機。運行開始から
20年とはいえ、その人気は健在でなかなか混んでいる。
隙を見つけて1枚押さえる。撮り終えて振り向くと
「…めもるさん?」と声をかけられた。そこには
去年の夏に大雪山で偶然会ったCちゃんがいた。
お互いによく行く北海道で会うならともかく、こんな
西で偶然会うとは。同じ飛行機、同じバスに乗って
来ているはずなのに、今まで会わなかったのも不思議
だった。 -
C57のプレート。昭和12年製・今年で御歳71歳。
-
出発進行! とはいえ、あいにく雨が降り出して
きた。駅を通過し、ポイントを過ぎていく。 -
田圃は雨で潤うけれど、景色はさえないなぁ…。
列車が遅れ、行き違いの長時間停車も残念ながら
なかった。 -
定刻より30分ほど遅れて津和野駅到着。駅名標も
レトロ風。でも、「乃」だけ仮名じゃないっぽいん
ですが。 -
雨はまだそれなりに降っているけれど、小京都と
言われた町へ。まず最初は「鯉の米屋」こと吉永米店。
看板・大八車に積まれた米。由緒正しき、米屋らしい
米屋だ。 -
鯉はどこにいるのかと思いきや、奥に中庭へと
通じる通路があって、そこの池には色とりどりの
錦鯉が。 -
何も買わずに申し訳ないけれど、鯉だけ見せて
もらって店を出る。
次に現れたのは蔵造り、杉玉を吊している造り
酒屋。 -
昼下がりになり、おなかがすいた。Cちゃんが
持っていたガイドブックに出ていた「松韻亭」に
入ってみる。 -
玄関を入ると美しく整えられた中庭が。
-
ほんとはもっと安価な食事にするつもりだった
けれど、お手ごろ価格の食事は別の入口からで
ないといただけないようだ。Cちゃんに申し訳
ないなぁと思いつつ、覚悟を決めて、ちょっと
贅沢な鮎つきのお弁当をいただく。
まずはとろろそばと刺身こんにゃく、つわぶき。 -
つづいてかやくごはんと天ぷらと煮物。とても
上品な感じ。 -
そしてメインは鮎の塩焼き。ひさびさに食べると
やっぱりおいしい。 -
日帰りのCちゃんとはここでお別れ。自分は
短縮コースで見て回る。
小京都の中にある西洋文化・津和野カトリック
教会。でも、教会の中は実は畳敷きだったりする。 -
堀割のアヤメ。旅先の雨はうっとうしいけれど、
こういうシーンならば悪くはないかな。 -
こちらは津和野藩大岡家の家老門。中は
津和野町役場になっている。 -
たばこやさん?
-
「新酒・しぼりたて」いいなぁ。先があるので、
今は呑めない。 -
こちらは薬屋さん。
-
さて、駅に戻らねば。D51も寒そうだ。
列車はさらにべた遅れで、益田行き鈍行は約
1時間遅れ。長年会っていなかった友達が
100kmくらい車を運転して益田駅で待っていて
くれたのに、ほんの5分しか話ができなかった。
駅に着いた直後に遅れていた特急が入ってきて
いたのに、そうと気づかずダッシュできなかった
のが悔やまれた。 -
益田からは鈍行で東萩へ。萩も長州藩士縁の
地で、観光資源も十分。しかし、自分にとっては
観光よりもうし。ジロさんから教えてもらった
日本の和牛のルーツ見島牛の交配種・見蘭牛を
いただかなければならない。
タクシーに乗ってやってきたのはその名も
「見蘭」。見蘭牛を食べさせてくれるお店だ。
この日は食べ放題感謝デーだったけれど、それが
災いして、予約していない、しかも1人客は断り
たそうな応対だった。
(最低でも1時間以上はお待ち頂くことになります
と言われた)。 -
店の方からみれば1人で来られても採算なんか
取れないから、しかたないことなのかなとは思う。
おなかも空いているし、タクシーにのってまで
来たのだからくやしいけれど、玉江駅までとぼとぼ
戻る。そんな自分を不憫に想ったのか、お天道様が
水墨画のような景色を見せてくれ、思わず立ち止まり
見とれてしまった。 -
早月城の山も空中に浮かんでいる。
-
東萩に戻って、ジロさんの旅行記で拝見した
居酒屋「MARU」に行ってみる。まずは
ヱビスビールをぐっと。 -
萩の瀬付きアジの刺身。
-
焼肉は食べられないけれど、やっぱり見蘭牛は
食べたい。ということで、見蘭牛のにぎり寿司。
赤身の肉の旨味がなかなかよい。とはいえ、やはり
がっつりいけなかったことがちょっと残念。
というわけで、「うしくいがゆく」シリーズの
1回に数えるのは今回は見送ることにしました。 -
日本海のうにはやはり捨てがたい。うにぎりで
いただいてしまう。 -
〆は三獣MARU餃子。三獣とは見蘭牛、鹿野
高原豚、長州鶏で、この3つの肉を使った自家製
餃子である。これが肉肉しくて、たいへんけっこう
でした。おすすめです。
…翌日へ続く。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ジロさん 2008/10/23 06:38:58
- うしくい♪
- おはようでありますなのだ♪
およっ、、、6月はやっぱりジロ方面に飛んできていたのか。。。
貴婦人に乗ってうし喰いとはオシャレな感じでござるのだ♪
でも見蘭牛のステーキ喰えなくて残念でござったなぁ。。。ジロも喰ってない☆
あのレストランは少し高慢でちゃんと一匹対応もしてほしいと思うのだ☆
ジロと同じMARUで見蘭牛のすしを喰ったのだな。。。小さすぎたかなぁ。。。
けど見蘭牛は喰ったのでうしくいシリーズ入りでも良いのでは。。。
なんだかめもるさんのうし喰いのレベルの高さを感じたジロなのだ
うしじゃないけどMARUでアジさんは正解と思ったりしたのだ
牛喰い修行不足のジロ
- めもるさん からの返信 2008/10/23 23:34:26
- うしくいのこころは1日にしてならずなのだ♪
- こんばんはなのだ♪
ジロさんの旅行記を見て、貴婦人を堪能する
つもりだったのだが、天気には勝てなかったのだ。
乗車時間は増えて、堪能したことになるのだろか…。
焼肉レストランに行ったタイミングも悪かった
ので仕方ないのだが、やっぱり残念だったのだ。
いつかはかならず見蘭牛を喰らってやるのだ。
がっつりいけなかったので、自称うしうし倶楽部
部長としては1つに数えるのはためらわれたのだが、
ジロさんの紹介のおかげでお味見ができて感謝
感謝なのだ。
瀬付きアジがブランドものだということを知った
のは帰ってからだったのだが、うまかったのだ。
三獣MARU餃子といい、この店のレベルの高さを
感じ、ジロさんの嗅覚に感服なのだ。
肉汁プリーズ めもる
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