1999/08 - 1999/08
62位(同エリア66件中)
みどりのくつしたさん
- みどりのくつしたさんTOP
- 旅行記306冊
- クチコミ3件
- Q&A回答2件
- 450,686アクセス
- フォロワー10人
1999年8月、僕は「アジア横断旅行(1999)」の途中でシラーズから、ペルセポリス遺跡へとやってきた。
しかしまあ、ペルセポリスほど見所のない遺跡は珍しい(涙)。
とにかく写真に撮るようなものがないんだから…。
ペルセポリス遺跡のもともとは、この場所に、建物の残骸の石材があったのだろうと想像できる。
その石材は量も少なく、建物は何も存在しなかった。
それを、努力して修復しようとしているのがはっきりとわかる。
でも、いかにも新しく建て直した柱があるだけでは、面白くないよ。
だから、まずペルセポリスの全景写真を撮った。
そのあと、細かく写真を撮るのに悩んだ。
正直言うと、写真に撮るだけの遺跡がないんだ。
めぼしい遺跡といえば、クセルクス門の像がある。
これはこれで立派なものなので、まず写真に撮る。
あと興味があったのが、遺跡に書かれた、昔の落書きだ。
年号と名前が彫ってある。
僕が見つけたのでは、1912年というのがあった。
落書きも年月を経れば、遺跡と一体化するものだね。
正直言うと、他に撮るものがない。
そこで、クセルクス門を斜め後方からまた撮った。
奇妙な動物の像があったが、それを適当な柱の上に置いてあるだけ。
これは双頭鷲の像で、イラン航空のシンボルになっているとか。
遺跡は修復されているが、修復部分がはっきりとわかる。
でも、ある程度修復しても、もともとの石材がないので、限界があるのでは?
修復跡や照明など、目障りなものを避けて写真を撮ろうとした。
するとほとんど撮れるところがなくて、階段を撮りました。
百柱の間自体は、新しく修復して、手を入れているようだ。
百柱の間の入り口の柱も、無理に建て直したのだろうと予想できる。
トルコのエフェス遺跡は、ほとんどそのまま遺跡が残っている。
シリアのパルミラ遺跡は、各種建築物が広大な地域に存在する。
レバノンのバールベック神殿は、規模は大きくないが、建物自体はほとんど手付かずに存在する。
ヨルダンのペトラ遺跡は、もともと岩山を彫って町を作ったので、そのまま残っている。
それに比べると、ペルセポリス遺跡は残っている石材自体が少なすぎるんだよ。
だから、修復しようとしても、無理なのではないかな。
このまま修復を続けていくと、下手すると、昔の宮殿を新しく再建することにもなりかねない。
これはこれとして、何も手を付けず、放っておいた方がいいのではないかな?
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/across_asia/persepolis2.htm
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ペルセポリス(イラン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
3