2008/08/13 - 2008/08/13
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どんぴさん
いよいよお待ちかね!カッパドキアであこがれの気球ツアーに参加しました!
ところがどっこい。気球が着地に失敗して地面に激突する事故が発生!負傷者も出るほどの事故で、地面が目の前に迫ってくる光景は今思い出しても冷や汗が出ます…。
それでは気球事故の一部始終、ついでにウフララ渓谷とデリンクユ地下都市のまわったカッパドキア2日目、スタートです。
□8/8(金) 成田空港出発(12:00)、モスクワ経由・イスタンブール着(25:05)
□8/9(土) →(空路)→イズミル→セルチュク(エフェス遺跡)
□8/10(日) セルチュク→パムッカレ
□8/11(月) パムッカレ→(深夜バス移動)
□8/12(火) カッパドキア
■8/13(水) カッパドキア→(深夜バス移動)
□8/14(木) アンカラ→サフランボル
□8/15(金) サフランボル→イスタンブール
□8/16(土) イスタンブール
□8/17(日) イスタンブール発(12:55)、モスクワ経由
□8/18(月) 成田空港到着(10:00)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
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-
6:20、バルーンツアーの会社がホテルの前にピックアップしに来るはずが…来ない。朝の寒さに震えながら待ちぼうけ。
6:50、やっと迎えが来た。30分も遅刻したのに謝る気配なし(-_-;)
気球ツアーの会社の名前は「KAYA BALLOONING」。この会社の名前、覚えておいてください(笑) -
7:00、どっかに到着。ここで時間調整するらしい。
今日は曇り空で風が少し強い。気球ツアーが中止になるんじゃないかと思った。実際、飛んでいる気球は他に2〜3機だけだった。 -
7:30、気球のところにやって来た。
今回の気球ツアーは日本人宿「travelers」で手配してもらった。130ユーロ。他の相場よりだいぶ安いようで、他の人には150ユーロだったと言えとtravelersの日本人女性スタッフにきつく言われる。この話は決して他言しないで下さい(笑) -
1本目の気球ツアーが終わった直後で、お客さんがカゴから降りてくる。それにしても人口密度が高い…。
-
7:40、バーナーが炎を吹き上げ、いよいよ気球が飛び立つ!
お客さんは全部で12人。ギュウギュウ詰めです…。安ツアーだから客をいっぱい乗せようとしてるんだろう。 -
レッツ出発進行!
離陸の時はかなり不安だったけど、宙に浮かんだ後はゆったりとした動きが気持ちいい。隣にいる日本人女性のKさん(昨日もツアーで一緒だった)と2人でキャッキャと大喜び。
すっげぇ楽しかったなぁ〜。この時は(笑)。 -
バスと通行人がいる。文字通りの上から目線。
-
少し空が明るくなってきた。ちょっとだけ青空が見てた。
-
奇岩の上をのんびり飛んで行きま〜す。
風が強いからか、ずーっと低空飛行でした。 -
パイロットの腕の見せ場?
でっかい岩山の手前でバーナーを噴かし、岩山の真上を飛び越えます。 -
遠くに街が見える。街の中心に岩山があって、昨日行ったウチヒサルに似た雰囲気。
-
8:20、他の気球が撤収作業をしているのが見える。この気球もあの広場に着地するのかな…?
-
と思ったら気球は別の方向へ。どこに着地するんだろう?と少し不安…。
眼下には昨日ピジョンバレーで見たのと同じシャンプーハットみたいな岩。 -
カッパドキアらしいキノコ岩が見えてきた。
-
「もうすぐ着陸するよ!」とパイロット。
前を見ると、ほとんど平地が無い場所で地上のスタッフが手を振ってる。あそこに着陸するの?マジですか!!(0_0;)
(写真は着地の1分くらい前の風景。着地したとこも同じような感じです) -
ここからは図解で説明します。
気球は地上スタッフによってキャッチされ、一度は着地に成功! -
…と思ったら、直後に風にあおられ気球は浮き上がり、横に飛ばされて隣の斜面に激突!そして横転!ちょうど自分が乗っている側がぶつかったので、目の前に地面が迫ってきて…クラッシュ!
-
さらに気球は半回転のひねりが加わって上側へ。さらに激しく揺さぶられ谷底に落ちそうになりながら、全員がカゴにしがみついて耐える。
1〜2分後、やっと落ち着いた。 -
これが脱出直前に撮った写真。
私とKさんは地面が迫るのを見れたから体勢を整えることができて怪我もなかった。でも、反対側に乗っていた人たちは不意に衝撃に襲われてかなり危険だったと思う。 -
写真右側の白い服を着たおばさんの鼻から口にかけて顔が血で真っ赤になっている。歯が折れたようだ。KAYA BALLOONING社のスタッフも動揺していて、携帯でどこかに連絡している。
私とKさんは意外と落ち着いていた。けど、怪我人を見て事件の重大さに気付いたKさんはショックを受けて顔面蒼白に。話しかけて気を落ち着かせる。
しばらくして来た車で白い服のおばさんは搬送されていった。 -
ここが最初に着陸を試みた場所。狭い!水平じゃない!
悪天候でのフライト、大勢の客を詰め込み、無茶な場所での着陸など、安全性を軽視しために起きた事故だと思う。はっきり言って人災。
しかもツアー会社は謝罪もせず責任も取ろうとしない。他の人の旅行記を呼んでも、やっぱり気球事故の責任をとろうとしなかったと書いてあり、今回だけではない様子。
さらに「travelers」の日本人女性スタッフに事故の事を言っても「よくある事ですよ」と他人事のように言う始末。
カッパドキアで気球に乗る時は、こういう人たちがツアー運営していることをよく理解し、何が起こっても自分の責任だと覚悟しましょう。特に安いツアーの場合。 -
私とKさんは次に来た車に乗って事故現場を後にした。この車がまたスピード過剰の危険運転!こいつら頭おかしいんじゃないのか?
その後、欧米人の客がスタッフに猛抗議してオフィスに連れてけと要求。オフィスは「travelers」のすぐそばだった。
しかし、次のツアーの集合時間が迫っている。しかもまだホテルのチェックアウトを済ませていない。欧米客に「ツアー料金を取り返さなくていいのか?」と言われるが、ホテルにダッシュした。 -
結局、次のツアーの集合時間には10分の遅刻。KさんとYさんに合流し、気を取り直してカッパドキア南部を巡る「グリーンツアー」に出発!
まずは昨日行けなかった「ギョレメパノラマ」へ。 -
谷間に見える細い道をが昨日歩いた道かな?すごい距離を歩いたんだな…
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左側の岩、アサリみたい(^_^)
きっと調理前にアサリを水に入れて砂だししてるところだねーと3人で笑う。 -
グラビアポーズでセクシーにキメキメ♪
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世界で転ぶシリーズ。
Kさんに「この写真で大笑いしたおかげで気球事故のショックから立ち直れた。ありがとう!」と言われる。
こんなので人の役に立っちゃった(笑) -
続いて「デリンクユ地下都市」へ。
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地下都市は前後左右だけじゃなく上下にも通路がいっぱいあって三次元的な構造。足元に穴もあちこちに開いてる。落ちたら大怪我しそう。
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写真左に写っているのは石器時代のお金じゃありません。敵が攻めてき時に通路をふさぐためのもの。
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人の背より狭い道を進みます。これも敵が侵入しにくくするための工夫でしょう、たぶん。ここでオナラをしたら後ろの人に刺される殺されること間違いナシ。
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かつては罪人をこの柱に縛り付けたりしていたらしい。
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地上に戻る。休憩時間にお土産屋を見て回る。
この男の子の写真を撮ったあと、お礼だけ言って何も買わなかったら「チッ!」と舌打ちした(笑) -
続いて「ウフララ渓谷」へ。
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ここウフララ渓谷にも洞窟教会が点在している。
ここのフレスコに描かれている人は全て黒目が描かれていない。当選できなかった人のダルマみたいだ。 -
ウフララ渓谷を流れる小川に沿って歩く。日陰が多いので意外と暑くない。あの人たち、気持ち良さそうだな〜(^_^)
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そこらへんでパンを焼いていた家族。素敵な笑顔いただきました〜
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この岩の右上のほう。奇跡のバランスです!
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ゴール地点にあるレストランに到着。ウフララ渓谷ウォーキングもおしまい。
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昼食のメインディッシュは5つのメニューの中から好きなものを選べます。
何の味だから分からない謎のスープもつきます。
ご飯を食べながら他の日本人客と談笑。OL2人組は明日KAYA BALLOONING社の気球ツアーに参加するそうで、俺の話を聞いてかなりテンション下がってた。ご愁傷様… -
続いて、よく分からないけど大きな岩山に到着。
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ここも無数の穴が掘られています。
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岩山の中の聖堂。二階建てになっていて、かなり広い!
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とっても不安な気分にさせられる柱。
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もう1つの聖堂。柱の上にはフレスコ画が残っている。
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時間が来たので、天然のトンネルを通ってバスに戻ります。
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続いて宝石や彫刻を売る店に到着。石製の壺を作る実演つき。ツアーはこういうのがウザくて嫌だな…
全く興味が無いので外で景色を眺める。遠くに昨日行ったウチヒサルが見えた。
Yさんはお母さんへのお土産に1万5千円くらいのトルコ石を買っていた。 -
ピジョンバレーのクリーム岩もここからだととても綺麗だ。
-
19:00、ツアー終了。Kさんとはここでお別れ。同じ気球事故にあった者同士、妙な仲間意識が芽生えた。彼女が世界一周旅行から帰る10月に日本での再開を誓い、彼女が乗るクシャダス行きのバスを見送った。
その後、Yさんとその他の人々、計4人で夕食へ。ケバブ、ピザ、トルコ風ピザなどを注文。 -
24:00発のアンマン行き深夜バスにYさんと2人で乗る。この旅2回目の深夜バス。
アンマンには05:00くらいに到着し、朝一のバスで次の目的地・世界遺産サフランボルへ向かう。
《夏休みトルコ旅行記:サフランボル編へつづく》
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ぶーぶーさん 2008/10/11 18:17:16
- 気球事故!!
- どんぴさん、こんばんはー。
…これですね! 気球事故!! よくわかる図解つきで。
ご無事でなによりです。
歯が折れるなんて一大事ですよね。しかも旅先で。
あこがれのトルコ、あこがれの気球。
いつか乗ることがあったときのために、受け身の練習しておきます…。
旅行会社名、よーく覚えておこ。
それにしても、どんぴさんて旅先で出会った人と
すぐに仲良くなっちゃうんですね。
きっとお人柄ですねぇ。
わたしも「世界夜景遺産」と「こけるシリーズ」のファンです♪
これからもたくさんこけてくださいね〜。
ぶーぶー
- どんぴさん からの返信 2008/10/12 23:31:12
- RE: 気球事故!!
- どもども(^~^)γ
乗ってみて思いましたけど、気球って着地のときちょっとしたミスですぐに
事故につながる乗り物なんだなぁ、と思いました。
基本的にゆっくり墜落してるようなもんですから。加減を間違えてちょっと
速度が速いと事故になる、と(笑)
>それにしても、どんぴさんて旅先で出会った人と
>すぐに仲良くなっちゃうんですね。
>きっとお人柄ですねぇ。
今回のトルコはずーっと誰かと一緒に行動していたような気がします。
一人旅中の女性も多かったですけど、たぶん体格がいいからボディガード
がわりにちょうど良かったんじゃないかと思ってます(笑)
ではまた〜
-
- がんもさん 2008/10/03 23:55:08
- これ!これ!!
- もう、これが“毎度”の楽しみです♪
でも、最初の写真は気球がこけててビックリしました・・・
それにしても旅行会社もひどいですねぇ!
お国柄の違いとは言え、怪我をされた方のことを思うと。
どんぴさんもお気をつけくださいね。
あまり、こけすぎないように(笑)
がんもより
- どんぴさん からの返信 2008/10/04 23:33:48
- RE: これ!これ!!
- 今回のトルコ旅行ではあちこちで転ぶシリーズを撮りました。
カッパドキアまでくると慣れてきて、転び方がだんだん派手になっちゃって…(^_^;)
前にがんもさんに「世界でこけても人生こけるな」という金言を頂きましたが、
気球もこけて欲しくないもんです(笑)
-
- まもちんさん 2008/09/30 23:37:55
- 気球で・・
- どんぴさん、こにちは〜
不幸中の幸いってことで、怪我が無くてなによりです〜。後ろの方は、背中から倒れる感じだったとおもうので、やっぱ怖かったでしょうね(;´_`;)
あ、あと、上の事故とは別の「世界で転ぶシリーズ」の隠れファンなので、これからも楽しみにしております(^o^)/
まもちん
- どんぴさん からの返信 2008/10/01 01:56:11
- RE: 気球で・・
- まもちんさん初めまして(^~^)γ
世界で転ぶシリーズにファンがいたとは…感激です(笑)
事故のあと、気球事故で怪我をしたら海外旅行保険の対象になるのかな?と
心配しちゃいました。
無傷だったので保険のお世話にはなりませんでしたが…。地面が迫ってくる
のが見てて両手両足で踏ん張ることができたので、とてもラッキーだったと
思います。一歩間違えば白い服のおばさんみたいに顔面血まみれになっていた
かと思うと…おそろしや(~_~;)
今後もよろしくです!
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