2008/09/20 - 2008/09/20
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yukibxさん
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9月20日と21日の週末は、ヨーロッパの全都市で毎年恒例の「文化遺産の日」が開催された。
普段見られないパリのエリゼ宮など、無料で見学できる。
ボルドーの今年のプログラムは特に盛り沢山で、選択に困った。
私は、土曜日には、彫刻家の庭で開かれた若者たちのオーケストラによるコンサートへ、
そして日曜日には、ボルドーの主な噴水の見学、というコースを選ぶ。噴水の見学は、噴水の専門家の説明で、地下に降りてそのメカニズムを見ることができた。
運良く、二日間、全くの快晴で、真っ青な初秋の空のもと、大勢の人々が街へとくりだして盛況を極めた。
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ローマ帝国に支配されていた紀元270年頃に建立された野外劇場、ガリアン宮通りに面した彫刻家の家の庭で、今夜(9月20日土曜日)のコンサートが開催される。
開演は夕方の7時。私は1時間前に着いてしまった。
入り口に市役所からの担当者たちがいて、裏にローマ帝国の遺跡があるから見ていらっしゃい、という。 -
成る程、すぐ裏の道の突き当たりに、その遺跡はあった。
こういう光景はローマによくある。紀元前の建物が突然顔をだしている感じで、ドキッとさせられる。 -
270年頃に建てられたこの野外劇場、6年後にはゲルマンによって、破壊され、石の壁のみが残っている。
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今はボルドーの中心にあるこのエリア、昔は周囲は一面のぶどう畑だったときく。
( この先は徐々に仕上げます。お楽しみに!!) -
遺跡をみてから、コンサートが行われる庭に戻った。
入り口で写真の切符を見せる。
これは観光局でもらったもの。 -
入り口が狭くて、奥行きが広い。
全く知らない人の家に入るので、好奇心いっぱいだった。
入り口をはいるとすぐに庭があった。 -
写真がぶれていて残念だったが、これは歩きながら撮ったため。
ボルドーの本当に中心にあるのに、木々が鬱蒼としているのには、びっくり。 -
既に数人の人々がすわって、室内楽団のコンサート直前の練習を楽しんでいた。
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プログラムにはこのコンサートについて、詳細は全くなく、演奏曲目も知らされていなかった。
指揮者がミシェル・ムロー氏、彼の室内楽団のみ。
実際には、15才から20才までの若者達の楽団だった。 -
コンサート前なのに、みんなリラックスしている。
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バイオリン奏者の少女。16才位だろうか。
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もうひとりのバイオリン奏者。
彼らは一週間に一度、練習をするそう。ひとりで楽器を学のはいいけれど、まだ若いし、普通の学校の生徒なのに、オーケストラの一員になって演奏できるなんて、いいなあと思う。 -
チェロ奏者。彼は20才。音楽の道を歩むことに決め、今年の秋から、バスク地方のバイヨンヌの音楽院に入るのだそうだ。
後で、彼はバッハの息子のヨハン・クリストフ・バッハのチェロのコンチェルトを聴かせてくれた。 -
指揮者でこの若者の室内楽団を10年以来育ててきたミシェル・ムロー氏。かなりのお年だけれど、演奏前のスピーチもユーモアたっぷり。
彼の生徒と音楽を愛していることが、感じられる。 -
さあ、演奏会が始まる。
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ベンジャミン・ブリテンのシンプル・シンフォニーが最初の曲。
指揮者のムロー氏は、指揮をしている間、ほほえみを絶やさない。
指導している生徒達にいろいろなことを教えてあげているけれど、彼自身も若者たちから、エネルギーとかいろんなものを受け取って、とてもしあわせそうだ。 -
初秋の夕べ。夕日がきれいな光線をおくってくれる。
なんか祝福されているようだと感じた。
しあわせ感いっぱい。こんなシーンは一生忘れられないと
思う。 -
隣の家々の人々もきっと楽しんでいるのだろう。
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シンプル・シンフォニーの後は、バーバーのアダージオ、
そして J.C.バッハのチェロコンチェルト。
先ほどの青年が黒のジャケットを着て、チェロを弾く。
すごくいい音を出してくれる。彼の名前はジェレミー・ジュネ。5年後には、名が知られるようになっているかもしれない!
(それにすごくハンサム。) -
1週間後の9月27日には、教会でのコンサートが予定されていた。
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1時間ほどでコンサートは終了した。
勿論、音色はまだまだだったけれど、爽やかな充実した時がもてて、とても満足した。
すべての人がそう感じたと思う。 -
最後にこの庭園を開放してくれた彫刻家のピエショー氏。
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庭園を出た時は、8時になっていた。9月の20日だが、まだまだ明るい。
この辺の古いエリアには、写真のような18世紀の住居が軒を並べている。 -
間口は決して広くないけれど、中に入るとさっきのように
広い庭園があるに違いない。
写真の住居の建物は、地味だけれど、バランスのとれた品のある家だ。 -
トラムで帰宅する途中、何軒かのウインドーショッピングをする。
写真はファブリスという高級花店のウインドー。 -
秋になって、ひまわりを見ることもなくなってしまうのだろう。
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トラムの駅はボルドーの象徴、ジロンダンの塔の横にある。
夕方の光にてらされたジロンダンの塔が美しかった。
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この旅行記へのコメント (2)
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- planetgingaさん 2008/10/04 17:50:57
- 庭園でのコンサート、そのゆとりの時間がいいですね。
- yukibxさん今日は、おじゃまします。
彫刻家の個人の庭で室内楽のコンサートなんて、素敵ですね。
日本では屋外でクラシック音楽を聴く機会なんて殆んどないと思います。
優雅でゴージャスな感じがし、それに歴史と文化の香りもしてきます。
私も音楽が好きですので、是非側で聴いてみたかったです。
野外音楽と言えば若かりし頃、キャンプファイヤーを囲み、フォークギターを弾きながら、皆でフォークソングを歌っていた頃を思い出します。
楽しそうな写真ありがとうございます。
- yukibxさん からの返信 2008/10/06 18:48:05
- RE: 庭園でのコンサート、そのゆとりの時間がいいですね。
- planetgingaさん、メッセージをありがとうございます。
今回の庭でのコンサートはとてもよかったです。お城などでの庭園コンサートは
ときどき催されているのですが、普通の人の庭でのコンサートなんてめったに
ないし、誰でも入れる、というところが素晴らしいと思いました。
毎年9月にはフランス各地で「文化遺産の日」が2日間にわたって開催され、
多分、来年もこんなコンサートがいくつか開かれると思いますし、
パリなんかではもっとバラエテイーにとんだ企画があると思います。
音楽好きなplanetgingaさん、要注意!です。
北海道の旅行記、planetさんの写真の技がますますさえていますね!
また、ぜひ、寄らせていただきます。
yukibx
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