2008/09/23 - 2008/09/23
1020位(同エリア14072件中)
るりさん
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが本当に過ごしやすくなってきました。
秋の気配に誘われて福岡県八女市の福島八幡宮で奉納される「八女福島の燈籠人形」を見に行ってきました。
途中、大分道の杷木I.Cで降りて,「ひまわりフェア in 杷木(はき)」のひまわりを見学、次に浮羽町で開催されている「棚田inうきは彼岸花めぐり」に寄り道、さらに星野村の棚田に立ち寄り八女へ向かいました。
八女燈籠人形が奉納される八幡宮一帯には、明治時代の町屋の白壁が多く残っており、多くの屋台が出て大変賑わっていました。
写真は八女福島燈籠人形「春景色筑紫潟名島詣」の一場面、弁才天です。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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八女市にある八女中央大茶園です。(見学は自由です)
見渡す限りお茶畑が広がっています。 -
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茶園の頂上には展望所があり、晴れた日には遠く有明海や島原半島をも望むことができるそうです。
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八女の町が見えています。
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福島八幡宮の境内。
すごい人出で賑わっています。 -
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福島八幡宮
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福島八幡宮の拝殿
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八女福島燈籠人形屋台
八女の伝統文化「八女福島燈籠人形」は250年の歴史を持つ国指定重要無形民族文化財です
毎年秋分の日をはさんで3日間公演・奉納されます。(ことしは9月21・22・23日)
3層2階建の釘や鎹を1本も使用しない屋台が期間中だけ組み立てられます。
浄瑠璃の囃子で地唄を唄いそれにあわせてからくり人形芝居が上演されます。
燈籠人形の舞台は、高さ8m、巾14m、奥行6m、下づかい場、横づかい場、囃子場の三層(2階建て)になっています。 -
開演を待つ見物客。
八幡宮の鳥居と拝殿の間の参道に屋台が建っているので公演中でも参拝客が前を通って行きます。 -
今年の芸題は「春景色筑紫潟名島詣」(はるげしきつくしがたなじまもうで)
あらすじ
弁財天をあつく信仰する大名主従が、筑前名島神社にお参りしました。
らんまんと咲き誇る桜の花は、名島の御社を薄紅に染めあげ、筑紫の国はいま春たけなわです。
とある茶店で盃を傾けていた大名主従は、あまりの春の美景に思わず盃が重なり、うとうととまどろむのでした・・・・・・・・。 -
夢の中・・・・・・舞姫姿の弁財天が現れます。
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舞姫姿の弁財天が女中と側近十五童子のひとり金財童子をひきつれて、どこからともなく現れます。
そして、西公園、箱崎八幡宮、千代の松原・・・・
最後に名島の御社に舞い降りて、散りしきる桜吹雪の中で、弁財天と金財童子は心ゆくまで舞い遊ぶという情緒あふれる夢物語りが主題になっています。
(パンフレットより)(作者・製作者不詳) -
アッと言う間に衣装が替りました。(衣装の早抜きというそうです)
衣装は早替りをやるため紐をつけてこれを引き抜くようになっているそうです。 -
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燈籠人形屋台の遠景。
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終わり
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終了後の様子です。
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提灯飾り 子供たちの作品が飾られています。
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八女福島伝統的建造物群保存地区になっています。
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民家の軒周りには紅白の幕が張られ、提灯が吊るされ、祭りムードを盛り上げています。
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入母屋瓦葺き2階建で白壁漆喰造りのどっしりとした町屋が軒を連ねています。
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懐かしいラムネもあります。
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横づかい場(楽屋裏)
舞台の横から8本の細木を操作して人形を操ります。 -
人形は、細木によって作られており、体の関節部分は鯨の髭をバネとして利用し、それぞれに結び付けられた糸を屈伸させ自由に動くようになっています。
(横町町屋交流館で実際に操作することができました) -
八女ちょうちん。
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あかりとちゃっぽんぽんのポスター
「あかり」というのは"ちょうちん"のことで、「ちゃっぽんぽん」というのは福島八幡宮で行われる放生会(ほうじょうや)のことだそうです。
八女福島の白壁の町並みや八女の古き良き伝統芸能も見ることができ、とても満足な一日でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- はなかみno王子さん 2008/09/28 18:23:13
- 王子もこんな夢が見てみたい!
- るりさま
酔っ払って舞姫と戯れる夢がみてみたいものです。
まるで竜宮城のような。。。
でもどうして「燈篭芝居」と名付けられたのでしょうかね。
はなかみno王子
- るりさん からの返信 2008/09/28 22:04:37
- 王子もこんな夢が見てみたい!
- はなかみno王子さん こんばんは。
パンフレットには以下のように書いてあります。
はじめは放生会に各家ごとに御神燈を飾っていましたが、やがて人形の燈籠を奉納するようになったそうです。
まだ動かなかったのですが、これが「燈籠人形」の始まりだそうです。
大庄屋松延甚左衛門が大阪に行き「人形じょうるり」の脚本作家になり、からくりの技術を見聞して、福島に伝えたそうです。
これはまだ「からくり人形」でしたが工夫をこらして燈籠人形へとなったそうです。
幕末のからくり儀右衛門も「燈籠人形」に知恵を貸したそうです。
答えになっていませんがこのようなことが書かれています。
乙姫さまと弁才天、似ていますね。 るり
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