2005/08/23 - 2005/08/26
1371位(同エリア1830件中)
アリヤンさん
モスクワ経由で行った極東ロシアのウラジオストックから約10時間のフライトでヨーロッパ側のモスクワに帰って来た。
約9000キロメートル。
今回は2005モスクワ・モーターショーを見にやって来ました。
ロシア中の自動車関連企業がブースを出しており、新規開拓や既存優良取引先と商談を進めるには最適なチャンス。
今回の仕事はモーターショー会場に2日間通い、済ませてしまいました。
最後の日はサンクト・ペテルブルグへの移動日だが、夜のフライト。
半日空いているので、同行した友人とモスクワ川クルーズを楽しむことにしました。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 船 タクシー
- 航空会社
- ウラジオストク航空
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-
イチオシ
典型的なソビエト・ゴチック建築のウクライナ・ホテル。
モスクワ・モーターショーがあると言うので、市内の主要なホテルは早くからフル・ブッキングとなり、行きつけだった巨大なロシア・ホテル(赤の広場のすぐ隣りでネギ坊主のワシリー聖堂が部屋からみえる)でさえ早くから一杯だった。
ホテル・ブッキングに苦労してやっとこのウクライナ・ホテルを予約した。
大したことのない設備で確か25,000円/1泊くらいはしたと思う。
モスクワ川のほとりだが市内中心部へのアクセスは不便で、急ぎの場合はホテル前にたむろしているクモ助タクシーを利用するしか無い。
クモスケ達のタクシー代は通常の何倍もする。
でも、こちとらもナニワのアキンドです。
過当競争気味に集まるクモ助と毎回渡り合い、通常価格に近い価格に叩きまくって毎日利用していました。 -
モーターショーの会場である、ワールド・トレード・センターはウクライナホテルのトイ面、モスクワ川をはさんで向こう側にあった。
対岸への渡し舟が無いので、タクシーでグルッと回って会場に行くことになる。
でも今日は、もう仕事もパーフェクトに終った最終日なので、モスクワ川沿いの遊歩道にあった水上観光バスで、モスクワの街並みを水上から見て楽しむ事になりました。
水上バス一人200ルーブルだった。
乗り場にチケット売り場があった。 -
モスクワ水上めぐりの紙芝居を理解していただく為に特別に作成した(モスクワのキオスクで購入した地図をパクッたものですけど・・・)この地図を拡大してご覧下さい。
ロシア料理は良く分かラン、と仰る御仁には;
赤の広場を抜けて続くメインストリートのツベルスカヤ通りにはセルフサービス・レストランがあって、ロシア料理を目で確かめながら選んで食べられます。
値段は重量制でキャッシャーで秤にのせて精算します。
しっとりした古いモスクワ風情を楽しみたい方;
クレムリンのいり口前から伸びているアルバート通り(新ではなく旧アルバート通り)を歩いてみてください。
アムステルダムの古い町並みの中を歩いているようです。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/A.jpg -
さて、水上バスはこのような船です。
デッキにベンチが並んでいて、それに座ってモスクワの街並みをめでるのです。
今日は、夏のさわやかな風を受けながらのスタートです。 -
これは大学?病院?政府官庁?
あちこちにこのようなソビエチック建築が見られます。 -
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ロシア正教寺院。
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クレムリン宮殿の壁が見えてきました。
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クレムリン宮殿。
かつてはロシア帝国、ソビエト連邦、今ロシア共和国の中枢がここに集まっているはずです。 -
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クレムリンの向こうにはおそらく世界一巨大な「ホテル・ロシア」がどっかと座っている。
確か2006年ころからこのホテルは解体されたか、半分だけホテルとして残ったか?で兎に角、今(2008年)はもうホテル・ロシアは無いものと思います。
確か6千室くらいあって「産気づいた女性が医者に行こうとして出口を探しているうちに子供が生まれてしまった」とまで言われていたほど巨大で、上層階に宿泊すれば表に出るのに苦労したのは確かでした。
朝食レストランから、聖ワシリー寺院が真近かに望められるのがすばらしい点だった。
また歩いてすぐ赤の広場に出られ、クレムリン見学にはベストポジションだった。
このホテルで一泊1万円強だった。
*旧ホテル・ロシアは現在その半分くらいの規模になってホテル・ベスト・エースタウン・ロシアという名前の3つ星ホテルに変わったようです。
場所は同じです。 -
イチオシ
赤の広場が見えてきます。
シンボルの聖ワシリー寺院です。 -
別の機会に陸上で撮った赤の広場とワシリー聖堂。
この広場、落し物サギに気を付けて下さい。
落し物サギとは?
貴方がカメラ片手にブラブラとこの広場を散策していると、あるロシア青年が足早に貴方のそばを通りすぎます。
輪ゴムで束ねたドル紙幣をポトっと落とします(お金ではなく財布の場合もあります)。
アッっと思い、親切にそれを拾って青年に声を掛けようとするも青年は既に結構遠くに行ってしまっています。
すかさずどこかから違う青年が近寄ってきます。
そして貴方に話しかけ「もらっておきなさい」やら「山分けしましょう」とか何とか言って(ロシア語がワカランけど想像です)貴方の財布を出させます。
お人好しの日本人はつい財布を渡したりしてしまいます。
そこがヤツらの目の付け所です。
貴方の財布からお金を抜き取るのです。
もしくは財布を持って逃げる?
この手の話をガイドブックで読んだことがあります。
初めてこの手の芝居に出くわしたのは、ドストエフスキーの銅像のある国立図書館近くでした。
真冬でした。
つい落とし主に声を掛けたのがまずかった。
すぐに2番目の登場者が現れ落し物を拾って(ワタクシはその時お金は拾わずに指を指して落とし主に声をかけた)当方になにやら話しかけて来た。
はっとガイドブックのことを思い出し、こりゃあ、あのサギだ!っとピンときたので、第2登場者を無視して無言で足早に通り過ぎようとしたのでした。
しかし、ヤツはしつこくしゃべりかけながら付いてくるのです。
ヤバイので、クルっと向きを正反対方向に変えて足早やに逃げると、さすが、もう付いて来なかった。
この手のサギ師グループがこの赤の広場では多いのです。
皆さん、決して相手にしないようにしましょう。 -
イチオシ
このネギ坊主のお寺はディズニーランドにある白雪姫のお城の元祖だと思います。
なんとも不思議なお寺です。
しかも見ていてなにやら楽しくなります。
これを考え出した建築士の悲劇的な末路は悲しいものですが、、、
(二度とこんな素晴らしいデザインが出来ないように、両目をくりぬかれた、らしい。) -
さて、水上に戻ります。
いきなり、意味不明だが、ガリバーが船に登っている大きな塔が中の島の突端にありました。 -
水上観光バスはこんなに郊外までは行きませんが、モスクワ川が一番美しく見える郊外の一風景です。
会社社長のモスクワの高級マンションの窓から見えた光景が素晴らしかったので、一枚パチリ。 -
水上観光とは関係ありませんが、モスクワの外環状道路の東西南北の各出口にはこのような原子力発電所にあるような巨大エントツがあります。
初めて見た時は、さすがにビックリしました。
19990年台初頭、ウラジオストック軍港で原子力潜水艦放棄などというニュースを知っていたので、「原子力に無頓着なロシア」っというイメージがあった。
このエントツを見たときは逃げ出そうかと思いました。
モスクワっ子に聞いたところ、これは火力発電所のエントツだ、ということでした。
でも実際、真近かに見るとビビりますよ。 -
2本もあるのですから、、、
-
さて、水上ボートは終点に止まって乗客は全員降りました。
元に戻ろうと思えば、また200ルーブル支払って同じコースを逆に遡ることになります。
終点近くにメトロがあったので、メトロで赤の広場に帰る事にしました。
モスクワの地下鉄は非常に深く、核戦争時には放射能を避ける防空壕にもなる、との話を聞いていたので、興味深々でした。
さっそく構内の長いなが〜いエスカレーターでパチリ。
エスカレーター降りきった所に監視所があってオバちゃんに「写真はとったらイカンよ!」っと怒られました。
どうも写真撮影禁止のようです。 -
どうしても赤の広場に戻ってしまいます。
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心置きなくネギ坊主教会を堪能して、今日のモスクワ観光を終えました。
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