2008/08/30 - 2008/08/30
140位(同エリア194件中)
Mikaさん
エペルネー(Epernay)から 電車で22分。シャンパーニュ地方の中心都市、ランス(Reims)に着いた。
駅から とりあえず、賑やかな方面へと思って歩いていると、フランス人のおじさんに 日本語で 声をかけられる。おじさんの持っていた、紙袋には 日本のお菓子が 入っていた。(相当日本好き?)地元の人らしく、手ごろな価格で おいしいお店のある場所を教えてもらう。
本日のランチ、ワインも含めて15ユーロ。パリと比べると やっぱり 安い。
さて、ランスと言えば 世界遺産にも認定されている ノートルダム大聖堂。
ゴシック建築の建物で、パリのノートルダム寺院や、ブリュッセルの 聖ミッシェル教会と ファサード(外観)が似ている。その中でもランスの大聖堂が1番豪華な印象。彫刻も有名。
中に入ってみる。内部天井の高さは フランス一。
入ってすぐのところにあるステンドグラス、日本のテレビ番組で世界一美しいステンドグラスとして紹介されていた。入ってすぐ、薔薇窓と呼ばれるステンドグラスには圧巻だ。下段のステンドグラスには 物語が 細かに描かれていた。
他にも いくつか ステンドグラスがあったけど、 大聖堂の1番奥にあった シャガールのステンドグラスが あたしたちのお気に入り。聖母マリアの色、青が主体のステンドグラスで 他の宗教画のステンドグラスとは 少し違った作品だ。きれいで 思わず そこで 少しみとれてしまった。
大聖堂を出た 真横には これも世界遺産に登録されているトー宮殿。時間がないので ここには 入らず、広場にあった お土産物やさんでお買い物。
次の目的地はフジタ礼拝堂。
人に道を尋ねつつ、住宅地を抜け、けっこうな距離を歩く。(遠回りしただけかも?)その名にもあるフジタ礼拝堂は、パリで成功した画家の藤田嗣治さんが装飾画を描いた。大分 歳をとってからの作品だけれど、力強くて とても おじいちゃんといえる年代の人が 描いた作品とは思えない。そんなに大きな礼拝堂では ないけれど、見に来てよかった、と思った。
ランスには サン・レミ教会や シャンパンのMUMMのワインセラーなんかもあって、まだまだ 見たいところがたくさんある。今回は 時間がないので 駅に向かう。広場や公園を抜けて、駅まで徒歩10分ほど。
あまり 大きすぎず、小さすぎずの街のサイズが あたしには ぴったりで、フランスの中で住んでみたい街の一つになった。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
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-
ランスは ほどよい 大きさで すごく住みやすそうな街だった。
駅は 意外と大きいのに ビックリ。 -
LE LION
「東京」という名の日本食屋さんを横目に なかなか雰囲気のいいフランス料理店を発見。
店員さんが不足しているのか、ウェイターのお兄さんは 走り回っていた。
本日のメニューは3種類。
メニュー:メイン+デザート または 前菜+メインで 13ユーロ -
メニューの中から、5人全員 魚のメニューを選ぶ。(誰か 違うもの頼めばいいのに・・・笑)
わりと珍しい2種類の白身の魚に ソースが かかったもの。
せっかく シャンパーニュ地方に来ているのに、シャンパンは高くて注文できず、マスカデの白ワインを頼む。(シャンパン 1杯8ユーロ、って パリと あんまり値段変わらないし!!!)
デザートは 定番のクリームブリュレ。フランスに来てから 大好きになりました☆ -
丸い噴水。なんだか 涼しげ。
今日は 久々に いいお天気で 暑いぐらいだった。 -
薄い壁・・・。
歩いていたら見かけた教会の入り口。 -
わりと賑わっている メインストリート。
レストランが いぱい並んでいました。 -
Cathedrale Notre-Dame de Reims (ノートルダム大聖堂)
ノートルダムは フランス語で「私たちの貴婦人」つまり、聖母マリアの意味。フランスのあちこちに 同じ名前の教会が たくさんあります。
フランス歴代の王26人の戴冠式が 行われてきた。(ちゃんと世界史の本にも 書いてあった!)
典型的なゴシック建築。
この左右対称の形をシンメトリーと言う。
バランスのいい3つのアーチで 入り口ができている。 -
残念ながら 「微笑む天使」(L'ange au sourire)で有名な彫刻は、工事中のため 見れなかった。
かわりに 写真が 貼ってあったよ。 -
工事中の カバーの中から 突き出すように飛び出ていた彫刻。
思わず笑ってしまった。 -
いざ、大聖堂の中に入ってみる。
たしかに 天井が高い! -
この大聖堂、扉が開けっ放しになっていたので、下からの光が 強くて、ステンドグラスの光が 少し 目立たなくなっていたのが 残念。
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聖書のストーリーが描かれたステンドグラス。
真ん中には聖母マリア。
ステンドグラスは 綺麗なほど 神様に守られる、と言われていたらしい。 -
ランスの大聖堂は 2300体以上もの彫像が 壁を埋め尽くす。
大聖堂内にも 展示してあった。戦争中で 壊れてしまったものも 多くあるという。 -
世界一の名に ふさわしい、優美な薔薇窓。
入ってすぐのステンドグラス。 -
ステンドグラスの数は そんなに多くなかったけど、素晴らしい作品が多い。
シャンパンの製造の手順を示したステンドグラスなんかもあった。 -
このノートルダム大聖堂は 3大聖堂の一つ。
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あたしたちをとりこにした シャガールのステンドグラス。
他の宗教ステンドグラスとは 少し雰囲気が違っていた。その青い光に しばらく見入ってしまった。
このまわりには 観光客もたくさん。 -
個人的には こういうのも 好き。
光が入ったときに 浮かび上がって見えて 神秘的な感じ。 -
Palais du Tau (トー宮殿)
これも 世界遺産の1つ。
平面図が T字型(ギリシア語のトゥ)をしていたから その名前がついたらしい。
今では 戴冠式で使われた品を展示している 国立博物館になっている -
フランスのあちこちで見かける、ジャンヌダルクの像。
ジャンヌダルクが シャルル7世を戴冠させたのも ランスのこの大聖堂。
広場は 感じがよく オープンな感じ。 -
シャンパンを売っているお店も多いけど、フランスのお菓子 マカロンや フランボワーズのピンク色のビスケットもいっぱい おいてあった。どうやら この地域で有名らしい。
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ランスの裁判所。
フランスの公の建物は 造りが立派! -
街の中には 小さなパティセリーのお店が 多かった。
かわいいけど、これで 53ユーロも するなんて・・・。(気軽には 買えません) -
街のあちこちに 遺跡と思われるようなものを見かけた。
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シャンパンのワインセラー。
ランスにも たくさんあります。
これは JACQUARTのメゾン。 -
Chapelle Foujita (フジタ礼拝堂)
お客さんがあたしたちだけだったので 礼拝堂のおばちゃんが 色々説明してくれた。
このフジタ礼拝堂。なぜか 夏の期間5月から10月までの午後2時から6時までだけオープン。
入場料は 普段は3ユーロらしいんだけど、土曜日だったので無料だった。 -
館内は 写真撮影禁止だったのに なぜか おばちゃんが 1枚だけ館内の写真を撮ってくれた。暇だったからか??
ステンドグラスも フジタさんが自分でデザインしたらしい。フラスコ画にはフジタさん本人と、4番目の奥さんも その絵の中に描かれていた。 -
F1でもよく見かける シャンパンのMUMM
今度は ここのワインセラーを見学してみたい。 -
記念碑。
真ん中の人、考える人と 同じポーズ? -
Porte Mars (マルス門・凱旋門)
3世紀に建造されて 現存するローマ時代の凱旋門としては、世界最大級のものらしい。 -
駅まで 並木道を歩く。
天気がよくて ほんとに気持ちいい。 -
帰りはパリまで直通がなかったので Champagne-Ardenne駅 で乗り換える。
少し時間があったので 外に出てみると、周りは何もない!!!バス乗り場もタクシーもないし、街まで 相当遠いし、車がないと 生活は大変そうだ。 -
この電車の駅は 新しくて、お洒落。
このデザインは きっと シャンパンのバブル? -
駅の中。
夜にはライトアップされて シャンパンのバブルみたいに キラキラするみたい。
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