*Sat**ヘルシンキ一人旅*　静かなスオメンリンナ要塞

2008/08 - 2008/08

旅行記『*Sat*　理想のスローライフ』のスオメンリンナ編。

ちなみに本編→http://4travel.jp/traveler/koyuki/album/10266608/
ハッスルしすぎて思いのほか長くなったので、分割しました。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

と、いうことで。
スオメンリンナ要塞へGO!!
世界遺産だよ、世界遺産。
(1991年、ユネスコ世界遺産に登録)

マーケット広場から、定期フェリーが出ています。
これもTourist Ticketで乗り放題なんだから、行かないテはない。ちなみに、TTで乗れるフェリーは限られてるので、乗り間違いに注意が必要です。フェリーによっては、向こうでも発着点が違います。

朝早かったからか(つっても8時過ぎ)チケット売ってるインフォセンター、閉まってました。

故にチケットチェックなし！！
ま、人手があってもチェックなし！！
…だったかもしれないケド。

で、フェリーへの乗船者もほっとんどいませんで。
この狭い船内で出会わないこと出会わないこと。

船待ち場でも、ほんっと人がいなくて、今日はフェリー出ないんじゃないかって本気で思った位。
ここホントに乗り場で合ってるの？まで妄想しました。

で、貸切状態ですーいすいっとリッチな船旅。
しかもこの快晴。

ビバへるしんき☆

静か。長閑。しかもこの天気。

最高ッッ！！

ここで泳いだら、超キモチイイー☆
だろうな。

まぶしッッ！！

太陽ってこんなデカかったっけ？北欧故？

到着！！

って…あれ？
乗客って、乗ってた人たちって、ここに住んでる人たちだったの！？

皆さん、各々マイカー的なものに乗ってサヨーナーラー。一気に閑散っすよ。

あれ？誰かの後について、すいすい見て回ろうー♪
な計画、既に計画倒れ？

無人島・・・？かと錯覚。

うん、でも、朝日の差す静かな朝。
なんて清清しい！

今回、きっと観光客がたくさん居るだろうし、流れに乗ろうって、あまりに安易でしたか。そうですか。

とうことで、唯一の知識・キングズゲート、目指すことにしました。
運命に身を委ねて〜みよか〜♪
(行き当たりばったりとも言う。)

で、とりあえず冴えわたるカンで歩く。

…と。と！！

あー！！あの人は、数少ない乗客のおにーさん！
先の方にちっさく見える一つの影。

何で覚えてたかって？
フフ、それは、おにーさんが身長を越すデッカーい竿を持ってたから。

めしあ〜〜っ！！

ということで、付いてくことに。
断じてすとー○ーじゃないわ！！(笑)
と一人で言い訳しつつ、頼もしいナイトを発見。

さあ、どこへ行くかは、おにーさんの手腕にかかってるわよ！！わくわく。

と、既にきんぐずげーと＜＜＜＜面白そうなおにーさんに傾いた私の安い好奇心メーター。

うわー。。なんて平和な朝の1コマ。


---「北のジブラルタル」


その昔、色々なことを経験して、250年以上もの歴史刻んできたスオメンリンナ。


・・・なんて思いを馳せてる間におにーさんドコイッタノオオオ！！！


リーチ違いすぎだし！！
と、カモの傍らを必死に走る、変なあじあ人、小雪。

でも、ちゃっかり写真は撮るの。

おにーさんに着いて観光しちゃおー☆計画、既に破綻(笑)

いや、彼ほんと歩くの早過ぎて。
ム…リ…。

ちなみに、さよならの気持ちを込めた渾身の一枚。
ちなみにズーム機能を駆使しました。
おにーさんがちまっと米粒みたいに写ってます。

別れとは、思いがけず突然あるものね。しみじみ

あ〜いいわ〜

老後はこんな生活したいわ。

んで、おにーさんは跡形もなく見えなくなったので、当初の予定だった、キングズゲートを目指すことに。

ここまでに、インフォメーションセンターなるものを見かけたけれど。この際だから、スルー。

もう、いいでしょ。

勝手に、不思議の国の小雪☆第二弾！！(笑)

第一弾もあるところが、ネ。

個人的なアリスのイメージにドンピシャなんですもん。

そりゃ、ショップもまだ閉まっているよなー

ラン、ランララランランラン♪

な気がしません！？
なうしかがひょっこり出てきそう。

島民の方が住んでいらっしゃる家ではないか、と予想。

ここも人のお家でないかと。
話し相手がいないから、妄想妄想。

トイレも、入り口からして何だかステキな様子。
しかし中には入らず、迷いにGO!!

うん。いいねー
人っ子一人いないよ。ほんと一人旅だよ。
しみじみ

うわあああｗ島民だ！島民！！
もはや全っく見知らぬ、通りすがりの人にさえ湧く親近感。

で、この現状。
昨日のどんちゃん騒ぎの名残？

昨日はほんと、凄かったもんなーヘルシンキ。
(その様子はコッチの旅行記にて→http://4travel.jp/traveler/koyuki/album/10266549/)

ここ、スオメンリンナでもはっちゃけてたの？
物言わぬゴミ達。ここまでの道すがら、ゴミ一つないステキな散歩道だったのに、ここだけわー☆な感じなのって、何だか不自然っ！

ああああ！やっと看板発見！
ふむふむ。キングズゲートまでもうちょいね。

鴨…

言い知れぬ違和感を感じるのは、私だけ？

あ！砲台だ！

ということで、標識通りの道を逸れ、わき道へ。

ちまっと砲台から発射される人。の図。

ここに来る為、階段を登って来た訳ですが、登り切ると、そこは一面の海。

一人の海。水面に浮かぶヨット。
こんな静かな気持ちで海を眺める日が来るなんて。

カモフラージュ。

ここらへんで、何故か蜂に追い回されていた私。
必っっ死で逃げ惑いながら見つけたかわゆい兎。


-------全っ然和まない！！
兎の手も借りたい心境。
で、激写。

って、蜂いいい!!!

何とか蜂を振り切った…

で、ふと思い当たる。
私が履いてるジーパン。

アイスしこたま零してたんだったーーー!!!!
そうなのか、そういうことなのか？
んまあ、振り切れたからいいや。

そういえば、走り回ってたから気づかなかったけど、もうここらへんでキングズゲートでないの？

標識は見当たらないけど、どこなんでしょ。

ヴァラアアア
アブナイヨ！！

って伝わりました。

あ！船だ。

人がたっくさん乗ってるんだろうねえ。
ここは人っ子一人いないってのに。

おおお。

あんな細い所を通るんですねえ。
舵取り大変そう。

ほほう。
何だか感慨深い。

さよーならー。
しみじみしますねえ。

と、ここで！！

------ダダダダダｄ！！！(足音)

『待ってえええええ』

『あああああ、間に合わなかったああああ！！！』

------

へ？

なんと大勢の日本人ツアーの方々が登場。
おいおい、私的にはもうそろそろエピローグさしかかったところだよ！！

…ところで、皆様何故に『間に合わなかった』と？
間に合わなかった…ってあの船の通過のコト？
そういや、私ってキングズゲート目指してた気がするんだけど…それって結局どこ…

ってまさかー！！？？

きんぐ＝船様
げーと＝あのほっそーい通り道

きんぐずげーと＝ほっそーい入江を大きな船が通過しちゃいますよー

ってこと？！え！名推理？！笑

なんて思ったけど、結局真実は闇の中・・・
とちょっと探偵ものぽくうやむやにする私。

ところで、大勢のツアーの皆様の中に、なんと昨日キアズマで出会ったおねーさんとおとーさんを発見！！

うわああ、凄い！！
一緒に写真撮影し、しばし歓談。

昨日はヘルシンキ、どんちゃん騒ぎだったねーという話になり、うんうん。びばへるしんきだよって合相槌を打ち、おねえさんによるトドメの一言。

『ああ、だってロックフェスティバルあってたもんね』

そーそー、ろっくふぇすてぃばるが。

…・・・

------ロックフェスティバルウwooooウ!!!???

なんと、あのぱんくな少年少女に冥土なおじさんはロッカーだった訳なんですね！！！
妙にスッキリ。心の底から納得です。

なるほどー。

なんでも、大聖堂で開催されてたらしく、その付近に宿を取っていたおねーさんは喧騒で全然眠れなかったのだとか。

そりゃ、あのビールでアハハ♪な状況から想像するに、容易い結果でしょうな。

ふむ。それじゃあ私がもし、トラムに乗り間違ずに目的地・大聖堂に辿り着いていたら、とんでもないことになっていたんでしょーね。

そうでなくとも、ちょっと外れのトラムの中でさえぎゅうぎゅうで、掲示板が見えずに一駅間違って降りた位だし。

うわー、なんだか不思議な采配。

個人的に、癒し系ショットです。

このベビーカーの女の子が！！！
悶絶する程かわいかった！！

私が後ろを歩いてたんですが、時々振り返って、手を振ってくれたんです！！花のような笑顔をふりまいて！！

キラースマイル！！
小雪は北欧の地にて、一人ニヤニヤする変態になりました。

もうこれは帰り道になります。
最初に通った『なうしかの散歩道』

勝手に命名。

一通りスオメンリンナを満喫後、トイレを借りにインフォメーションセンターへ。

けっこうお気に入りショット。
おばあちゃんと朝の小道。

船着場に帰る道すがら。

ようやく人を見かけるように！！
結局のところ、私が島に来るのが早かったのね。

船が来るまでにちょっと時間を持て余す。

あああ、平和だー

日本人の方を発見し、船をバックに写真を撮って貰い、少しおしゃべりをしました。

何でも、ヘルシンキ。
ここのところずっと雨続きだったようで、運のいいことに私がヘルシンキ観光する昨日と今日だけが晴れだったようなのです。(ちなみに明日も大雨でした)

もしや晴れ女なのね！

ヘルシンキに戻ってきました。
朝から、ステキな散歩ができました。