初つばさで山形へ。女性心をくすぐる宿と素朴な名物に大満足！（２）

2008/03/20 - 2008/03/21

かみのやま温泉で宿泊した「はたごの心　橋本屋」http://homepage2.nifty.com/hatagonokokoro/top.htmの食事を一挙に紹介します。

この宿は見る限り、以前は宴会中心の温泉宿だった様ですが、こういう文化が廃れつつある今、消費経済の中心を握っている女性をターゲットにした作りに作り替えたという印象があります。

食事どころはステージなどがあり、明らかに宴会用のだだっ広い部屋を区切ってあったし。

温泉も綺麗に改装し、資生堂のツバキやパンテーンなどのブランドシャンプーをおいたり、売店はウサギをテーマにしたかわいい小物を取りそろえたり、完全に女性を意識してますね。

もっとも女性が喜ぶのがその食事！
宿の方には申し訳ないような気もしますが全部撮ってしまったので
一気にアップします。（だって、食事のためにまた行きたいと思うモン）

エリア かみのやま温泉(山形)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー 新幹線

今日のめにゅー

食前酒：梅ワイン
前菜：新孟宗香焼、赤梅黄身衣揚げ、菜の花、銀ムツ照り焼き、むきそば仕立て、地豆豆腐

左の鍋は米沢牛のしゃぶしゃぶです。

おしのぎ：山形名物いもっこ煮

って、なんだか上品な芋煮ですね。

海鮮サラダ仕立て梅ドレッシング

そして、刺身

米沢牛ひれステーキ。

これでもかっていうくらいに次々おかずが出てきます。

ご飯と吸い物、そして右上が漬け物（旨い）。

ご飯ははえぬき。
そしてご飯の上に乗っているのが「あけがらし」という名のおみそです。米麹、芥子、麻の実、生絞り醤油、三温糖が原材料。ほどよくぴりっとしてご飯にぴったり！


ご飯の後ろにあるものが何かというと。。。

旬味三重奏という名ですが、

だだちゃ豆のムースの上にズワイガニ香茸風味茶碗蒸しが乗り、その上にすくい湯葉という。

不思議な蒸し物です。

素材のほのかな甘みが混ざり合って、すーーっと口の中で溶けていくような味。

デザートです。

これだけ一杯ご飯がでても食べられる。しかも量もちょうど良いし、１種類だけじゃないところが憎い！

無花果の赤ワイン煮、白ワインゼリー
豆腐のチーズケーキイチゴ添えです。

甘すぎずしつこくないので、食事の〆にちょうどいいですね。

で、食事が終わるときにこの籠を渡されました。

じゃん。

「夜食にどうぞ」

って、一口サイズの焼きおにぎりです。


小さいので食べられないことはありませんが、これだけ夕食がでてもうくえんがな。

朝食です。私が感激したのがこの朝食です。

旅館の朝食でこんなに凝った食事が出てくることに感激しました。特に左のミルク鍋で頂く野菜が美味しかった〜♪

蔵王の樹氷に見立てたあったかスープだそうです。

こちらは山形の後藤牧場の牛乳。
幻の牛乳と言われるほど濃い味で香りがいいのが特徴だそうです。

私は冷たい牛乳を飲みたくなかったので飲みませんでしたが、お鍋に使ってある牛乳もここの牛乳です。

ごはん。

これはもういいでしょう。

サラダです。

しゃきしゃきのところを・・・という心遣いでしょうか？後から運ばれてきました。

お豆腐と水菜？のサラダを２種類の自家製ドレッシングでどうぞ。

サラダと卵焼きです。

これも席に着いてから焼いてほかほかのところを持ってきてくれました。

新鮮な卵でちょっぴり甘いお焦げの着いた卵焼きを・・・というコンセプトです。

お弁当に入ってましたね。こういうの。

漬け物です。

特筆すべきは長芋のみそ漬け。

宿場町「楢下宿」にある丹野醤油店のみそをつかったみそ漬けだそうで、ええっと、たまたま昨日そこいったんですよ〜。と偶然ながら親近感。

そしてこんにゃく番所でここのおみそが売っていたので買っていたのでした。偶然だわ。

最後はフルーツサラダです。ヨーグルトソースがけ。
朝食っぽいデザートですね。


ところでこの宿の食事は基本的に地産地消を目指しているようです（既に地産地消になっていたかもしれません）。

この後、山形市をぶらぶら歩いていたら、町中に
「地産地消！」
とかかれた横断幕がありました。

今燃料費の高騰などで大騒ぎしていますが、私は基本的にこれが大事だと思います。
わざわざ遠くから取り寄せたりするから燃料代がかかる。
東京でも農地は余っているんですから、ちゃんと農業で生活できるような、若者が農業に就きたくなるようなそういう取り組みを行政がきちっとやるべきだと思います。

そして今は４０％という食糧自給率が少しでも上がるように。