アマルフィへ

2008/07/20 - 2008/07/22

イタリア旅行８日目

アマルフィでは２泊しました。











※以前ＵＰした旅行記ですが、
今回写真を少しだけ追加しました。
よろしかったらお付き合いください。

エリア アマルフィ(イタリア)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス

ポジターノからバスでアマルフィへ。


ビーチのすぐそばにバス停があります。



バス停を降りて予約してあるホテルに向かう途中、
すれちがったイタリア人男性に声を掛けられました。

いや・・・ナンパじゃなくって、
明らかに私の名前を呼びかけたんです。

？

なんで私の名前知ってるんだろう？？

やや警戒しながら話を聞いてみたところ、
どうやら私の予約していたホテルにトラブルがあって、
私たちは他のホテルに振り分けられたよう。

それにしても、ホテルに向かう途中で出会うなんて
すごい偶然。

その男性はホテル関係の人ではなかったのだけれど、
とにかく旅行関連の仕事をしているらしい。
この付近一帯のホテルを取り仕切っているみたいだけど、
マフィアだったらどうしよう、ドキドキ・・・



彼に案内されるまま、
私たちが泊まるホテルに連れて行かれる。



「ビーチも町の中心地からもすぐ近くて、
おまけに部屋はジュニアスイートだよ。
もちろん値段は据え置きだからね。」



ブラボー！

バルコンに出ると、
左には海が。

右にはドゥオモの前の広場が見渡せた。



そしてお風呂はジェットバス。



最初に予約していたホテルは
シービューだった。

こちらのホテルの方が
窓からの眺めはそれなりとしても、
総合的にはグレードＵＰしている模様。
（実際正規の値段はこちらの方が高かった）

何より立地が抜群にいい。

ホテルで一休みした後、
お昼ご飯を食べるレストランを探しに出掛ける。


ホテルはビーチの本当に正面だった。

交通整理なのか警備中なのか
いつもこの場所にいたお巡りさん。

勤務中でも、
顔見知りの人たちとの会話に余念がなかった。

海岸通りを歩く。

坂の下に見えるパラソルを覗きながら・・・

人があんなに小さくなってしまった。

坂の途中にあるレストランでランチ。
味はもちろんのこと、
景色が何よりのご馳走。

アマルフィは小さな街なので
半日もあれば充分廻れる広さかもしれない。

アマルフィの街を見下ろす大聖堂

入場料を払って
天国の回廊へ・・・

こじんまりとしているけれど、
厳かな雰囲気が漂う。

昔は墓地だったらしい。

白い回廊に
南国調の植物が調和していて美しい。


時間の流れが止まってしまった感覚に陥る。

次はスーパーへ買出し。

スーパーの昼休みが終了する
１７時に時間を合わせてやって来たのに、
１５分過ぎても一向に店が開かない・・・


店の前には開店を待って人が集まっていく・・・・



皆慣れっこらしく不平1つ言わない。

しかし、予想以上に
南イタリア住人は働かない（苦笑）

この時期、イタリアの日の入りは
夜８時３０分頃だった。

お夕飯が美味しく食べられるように、
もう少し体を動かさなければ・・・

ということで
細い路地を散歩してみる。

歩いている最中、
何匹もの猫に出会った。

歩きつかれたので、
夜ご飯を食べに海沿いのレストランへ。



写真は、他のテーブルで食事していた少年。
身を乗り出して水中の魚を見ていたところを一枚。

ゆっくり食事を取っていたら、
段々と日が暮れだして、
街が色付き始めた。

日中は陽射しが突き刺すような暑さだけれど、
夜はひんやり涼しくなる。

海風が心地いい・・・

思えば毎日のように
海の幸を食べてたなぁ・・・

タコさんとエビさんがとても恋しい。

私の定番
（作るほうじゃなくて食べるの専門ですが）

手長海老のトマトソースパスタ



どこで食べても外れがなく美味なのです。

この旅行記へのコメント （4）

• ishicameraさん 2008/08/21 00:36:34

  夏

  表紙の写真、ポスターにしてPCの前に貼りたいくらい素敵。
  
  夏ですね。
  
  色調がすこし寂しげなところが、また素敵ですね。
  流石、彼の写真屋さん！！！この現像センス、Lahiriさん写真とバッチリ合ってます。
  
  映画を観ているようです。
  
  途中の鞄を持った女性の写真も、私の好きなアドモドバルの映画のワンシーンみたい。
  
  感動の１票です。
  
  また、素敵な写真観にやってきますねぇ。
  
  
  ishi

  Lahiriさん からの返信 2008/08/21 17:58:56

  RE: 夏

  ishiさん、こんにちは。
  
  
  > 表紙の写真、ポスターにしてPCの前に貼りたいくらい素敵。
  
  
  いつもステキな写真で楽しませてくれる
  ishiさんに褒められると照れちゃいますね。
  木に登っちゃいそうです。
  
  
  写真が出来上がってみると確かに少し寂しげな色調でした。
  実際は暑くて暑くて、写真の下の部分に自分の影が写り込んでる
  ことすら気付かないくらい明るい真夏の光景だったんですけどね。
  
  でも、この方が雰囲気があっていいや（笑）
  
  
  写真屋さんに感謝しないと・・・ですね。
  
  
  
  
  
  
  アルモドバル、
  私は２本の映画しか観てないけど、
  私も好きですよ。
  （ishiさんのオススメは、どれですか？）
  
  画面から伝わってくる気だるい熱気と
  アクの強い色合いがそう見えるのかな。
  
  
  Lahiri

  ishicameraさん からの返信 2008/08/21 21:32:12

  アルモドバル

  Lahiriさん　こんばんは。
  
  アルモドバルご覧になられてましたか！！！
  嬉しい。
  
  この監督の映画は、色使いがとっても繊細で、壁紙から洋服まで、計算されたシーン造りにいつも見とれています。
  Lahiriさんの写真を観ていたら、思い出しましたぁ。
  インパクトのある色使いなんだけど、絶妙に全体が調和していて、共通していると思うなぁ。
  
  私のお勧めは、やっぱり"Talk to her"です！！！
  あとは、古いものですが、"グロリアの憂鬱"とかも、その後の作品のエッセンスが詰まった素敵な映画です。
  
  ご覧になったのは"Talk to her"かな？？？
  よい映画ですよねぇ。
  
  次の旅行記も楽しみにしてます。
  
  次回はどんな物語に出会えるか。
  Lahiriさんの写真は、絵そのものが物語っている気がします。
  
  
  ishi

  Lahiriさん からの返信 2008/08/22 15:52:55

  RE: アルモドバル

  ishiさん
  
  「talk　to　her」
  私も観ました！
  （あともう１本は「オールアバウト・・・」です）
  
  色使いにまで特別な印象は持っていなかったのですが、
  確かに言われてみると映画を思い返してみると
  まず色から記憶に蘇ってくる感じがします。
  ishiさん、すごい観察眼ですね。
  
  
  この映画は、内容もさることながら
  （すごいシナリオですよね・・・
  あと、あの途中で挿入されていた無声映画もすごい。
  あの発想がスゴイ・・・）
  冒頭と最後のピナ・バウシュの舞台に魅せられてしまった
  思い入れの深い映画です。
  
  特に冒頭の「カフェ・ミュラー」、
  映画で観なかったら、実際ピナの舞台を観ることはなかっただろうと
  思ってます。
  
  パリでも彼女は大人気ですが、
  きっとスペインでも同じなんでしょう。
  
  映画を２本しか観ていないので監督の人となりをよく知らないのですが、
  繊細そうな人ですよね（内面は）。
  この監督、もちろんパリでも人気で
  DVDもBOXで売ってます。
  どこに行っても必ず見かけるのですが、
  どうせフラ語だし・・・と思って避けてました・・・が、
  ishiさんのお話を聞いていたら、
  映像だけでも観たいな、買っちゃおうかな・・・と
  朝から悩んでしまいました。
  
  またishiさんオススメの映画があったら
  教えてくださいね　＾＾
  
  
  
  Lahiri