信州に着いたら梅雨が明けた～?安曇野編

2008/07/18 - 2008/07/19

他のトラベラーさん（すぅざんさん）の旅行記を見て、一目惚れしてしまった安曇野。どーしても夏休み前の空いているうちに行きたくて、7月の3連休の前日から休みを取って、梅雨明けを待たずに信州に向かいました。今回初めて、一眼レフが旅のお供です。
新宿7:50発高速バス→松本着11:02
松本駅～JR大糸線にて穂高駅へ

エリア 穂高・安曇野(長野)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄

高速バスは時間通りに松本に到着。残念ながら雨。大糸線に乗り換えて、まずは穂高へ向かいます。
リュックサックにスニーカーの私を見て、隣に乗り合わせた女性の方に「どちらからいらしたんですか？山にはよく行かれるんですか？」と声をかけられました。その方はよく近辺の山に登られるんだそう。私が明日上高地に行く予定であることを言うと、「いいところですよ〜、雨が降ってもいいところよ〜」と言って下さいました。心和むひとときです。

穂高到着。ガイドブックなどには、レンタサイクルがおすすめと書かれています。すっかりその気だったのに、雨なら別の方法を考えなければ…。まずは駅のホームで、持参のお弁当で腹ごしらえ。

駅前の観光案内所。軒下にツバメの巣があって、ピーピー可愛く鳴いていました。ここで地図を頂き、外へ出ると…。

何と！？青空になっているではありませんか！神様ありがとう！こうなったら、ちょっと恥ずかしいけど一人レンタサイクルしかないでしょう！レンタサイクル屋さんは駅前に数軒あります。そのうちの1軒で自転車を借りてGo！荷物も無料で預かってもらえますが、私は最初徒歩で回るつもりで、駅のコインロッカーに重いものは全部詰め込んでしまった後でした。

レンタサイクル屋のおじさんが「若い人にはこの自転車が乗りやすいよ」と言って貸してくれたマシーンは、ハンドルがまっすぐになっているタイプ。普通のママチャリの方がよかったかも…若くないからかな？
ナビのように、地図を洗濯ばさみで装着してくれます。

東光寺。
道路は車がバンバン走っていますが、観光客は誰もいません。そして、じりじりと暑くなってきました！

東光寺にいたアマガエル。この日、安曇野中のおたまじゃくしがカエルになったのでは？と思うほど、小さいカエルをたくさん見かけました。雨が上がったせいでしょう。

そして！この風景が見たかったので感激です。見渡す限りとはこのことでしょうか。しかし、本当に誰もいませんでした…炎天下の田んぼのど真ん中ですけど…。

大王わさび農場にやって来ました。延々と続く黒いシートは、わさび田の日よけです。ほんのりと甘いような、鼻につんとくるような匂いを感じたのは、気のせい？

日よけの下はこんな風になっています。じりじり照りつける暑さですが、水はひんやりしていていました。

農場内を流れる川。雨上がりでなみなみと流れる水の透明さに驚かされます。よく「安曇野の天然水」とか売っているけど、さもありなんという感じ。

この農場には、故黒澤明監督が映画で使用した水車小屋のセットがあります。

そろそろ、自転車を返しに駅方面へ戻りますか。空いっぱいに広がる雲を、空いっぱいに見渡せます。あの雲と共に梅雨は行っちゃったのです！

民家の軒先を普通に川が流れています。あじさいが映えて美しいです。昭和の風景って感じ。

最後にもう一度、あの見渡す限りの田んぼの風景を目に焼き付けたくて。

またこの景色を見に来たくなりそう。

おまけ：松本城。たどり着いた時には閉まる時間だったので、外から眺めてぼーっとするだけになってしまいました。
松本に宿泊して、明日はいよいよ上高地へ。