2007/12/02 - 2007/12/02
88位(同エリア147件中)
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今日はアテネを去って、ギリシャ北西部のテッサリア地方にあるメテオラへ向かう日。
メテオラは奇岩群の上に建てられたギリシャ正教の修道院文化が文化と自然の複合遺産に指定された土地。
その途中で、またデルフィに寄ってみようか。
1990年にバイクでギリシャ旅行した時にはペロポネソス半島を回った後、デルフィ経由でメテオラに行こうと思っていたのに、デルフィのあとで気が変わってミコノス島に行っちゃったんだよね。
そのデルフィは、パルナッソス連峰の南麓にあって、アポロンの神託が行なわれた≪世界のへそ≫とも呼ばれる土地。
メテオラを見に行く途中で、そのデルフィにまたちょっと寄ってみるのも悪くない。
それにあの時は、デルフィ遺跡そばにある博物館が閉まっていたのかどうか、≪青銅の御者像≫を見ていなかった…。
18年ぶりのデルフィ、そして18年前には行かなかったメテオラを今日訪れるSUR SHANGHAIとその旦那。
表紙の画像は、デルフィに向かう途中の道筋の先に立ちはだかる岩山。
- 同行者
- カップル・夫婦
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- レンタカー
-
今日はデルフィとメテオラを目指してアテネを午前9時過ぎに出発。
注: カメラの時間設定の変更をし忘れたので、画像データの時刻は現地時刻+6時間になっています。
18年前に泊まったプラカ地区の安宿も、今回泊まったシンタグマ広場そばのホテル・グランド・ブルターニュもそれぞれに想い出に残る宿。
昔はバイクで通った道を、今度は車でスウ〜ッと通り過ぎる。
窓からは衛兵さんが持ち場に向かう姿が一瞬見えた。 -
アテネから最初にデルフィを目指すSUR SHANGHAIとその旦那が取ったのは1号線(E75号線)の高速道路。
この1号線はギリシャの南北を結ぶ幹線道路。
この標識に出ているLAMIA(ラミア、中央ギリシャ地方の首府)への途中にあるKASTRO(カストロ)で高速道路を下り、あとは国道でデルフィへ向かおうと思います。
今回はナビゲーター無しなので、これがベストの道かどうかは分からないながら、昔のドライブ旅に戻ったようでワクワク。
地図を見ながらああだこうだと言い合うのもまた一興。
−−大きく迷った時には真っ青だったりしますが。(^○^) -
アテネから1号線(E75号線)を北西に小1時間。
片側3車線で快適快適。
料金所が見えてきた。
ギリシャ語だけだと「???」の標識も、ちゃんと英語でCASHと併記されているのがありがたい。
この標識を見ると、Eカード用ブースもあるみたい。
この先はあんまり高速道路を通る予定の無いSUR SHANGHAIたちはカード無し。現金支払いのブースへ。
ブースは有人で、普通車料金は2ユーロ。 -
上の画像の料金所を過ぎてちょっと行った所に、マクドナルドが入ったbpのサービス・エリアがあった。
「ちょっとだけ食べていこうか。」
「うん、いいけど。」
で、旦那が頼んだ≪ちょっと≫は、ビッグマックのセットだった…。^^ゞ
SUR SHANGHAIは久々にアップル・パイ、それにコーヒー。
〆て8.30ユーロ也。
この画像はその後にあった2回目の料金所。
ここでもブースは有人で、料金は2ユーロ。
ここを通過したのは午前10時半。 -
これまで1号線(E75号線)の高速道路をLAMIA(ラミア)方向にやって来たSUR SHANGHAIとその旦那。
このKASTRO(カストロ)で高速道路を下りて、今度は国道でデルフィを目指します。
これが午前11時頃で、アテネから2時間の計算。 -
上の画像の分岐点から2,3分行くと、今度はデルフィに向かう国道への分岐点。
あ、綴りは英語名のDELPHIとは違うDELFIで出ているね。右折して、あと90kmだって。
−−と思っていたら、次の分岐点ではデルフィのギリシャ語名デルフォイ(DELFOI)で表記されていた。^^ゞ
アルファベットでの地名表記が統一されていないようなので、自分で車を運転していく人は要注意。
それに地方道だと、国道でも番号が出ている所が少なかったので要注意。
地図にも標識にも見当たりませんでした。
この画像の標識にも番号がありません。
ギリシャの地方道には番号が無いんだろうか? −まさか。 -
イチオシ
デルフィがある中央ギリシャ地方は山地が占める割合が多い土地柄なのだそう。
なるほど、道の行く手には大きな岩山がよく見えたっけ。 -
塗り壁のように行く手に立ちはだかる岩山は大迫力。
ここも地中海性気候の土地独特の乾いた風景。 -
イチオシ
岩山の間を縫うように走る道。
地方道でも国道クラスの道は舗装も出来ていて快適。 -
あと10km位でデルフィの遺跡に着くね、という場所で見たのはARAHOVA(アラホバ)の町。
岩山の中腹に広がる町並みがきれい。
アラホバは、夏には避暑、冬にはスキー基地として人気のある場所だそう。
あとで町を通り抜けてみたら、大小の宿がたくさん。
泊りがけでデルフィに行くなら、ここに泊まってもいいなあと思った小洒落た町でした。
町を突き抜けて行った先にはスキー場への道もありましたよ。
ついでに言うと、アラホバ⇔テーベ⇔アテネを結ぶ道はアラホバ街道と呼ばれているんだそうです。 -
アラホバの町は通り抜けただけでデルフィに直行。
アラホバはリゾートっぽい小洒落た町なのに、1990年にバイクでデルフィに行った時の記憶には残っていない。おかしいね〜。
…と言っているうちにデルフィの入口。
ちょうど正午だから、アテネから3時間か〜。
あ! この道と遺跡の眺めには見覚えがある!
昔来た事のある場所に戻って来た!という実感。 -
この日は日曜日だったので、デルフィの遺跡も博物館も見学無料。
この時に出ていたチケット料金表だと、遺跡が6ユーロ、博物館が3ユーロになってました。
二人合わせて20ユーロ近くも節約できてラッキー!
車道脇のチケット・ブースから歩道と階段を上って見に行くデルフィの遺跡。
普通の体力がある方なら、ゆっくり歩けば無理なく見て回れると思います。
崩れた石組みの合間には、モザイクで埋め尽くされていたらしい床の一部なども残っていました。
1990年にも訪れたデルフィの遺跡。
懐かしいなあ。 -
イチオシ
デルフィは、パルナッソス連峰の南麓とプレイストス川の谷の間に造られた聖域。
アポロン神殿では神託が行われ、デルフィは≪世界のへそ≫とも呼ばれて世界の中心とみなされていたらしい。
今では世界遺産の文化遺産として登録されています。
登録されたのは1987年っていうから、前回1990年に来た時にはもう世界遺産だったんだ。
あの頃は世界遺産っていう言葉もまだ聞いた事がなかったと思うけど…。
これは、神託が行われたというアポロン神殿。
何度も再建され、今見られるこの姿は4世紀のものだそうです。
何世紀もの時を経た石柱が残るその風情。 -
アポロン神殿の遠景。
この遺跡が完全な形をしていた頃の様子が今ひとつ想像できない…。
ここで行われていたアポロンの神託というのは、アポロン神殿の地下から吹き出る霊気を吸い込んでトランス状態になった巫女(ピュティア)が語る言葉だったようです。
そんな遠い昔の出来事も、今は崩れ去った石積みの中。 -
アポロン神殿からさらに斜面を上った所にある半円形の劇場。これはローマ時代に再建されたようです。
この上まで行くと、劇場だけではなくアポロン神殿やプレイストス川の谷も見下ろせますよ。
乾いた風土の中の、乾いた石組みのデルフィの遺跡。
後に控えるパルナッソス連峰は、その歴史の変遷も見てきたんだろうな。 -
イチオシ
古代の人も眺めたに違いないパルナッソス連峰。
デルフィが栄えていた昔からこんなに乾いた岩山だったのかな。
月夜に見たら、もっと神秘さを漂わせている眺めかも。
この岩山とプレイストス川の谷に挟まれたデルフィの地を聖域に選んだ理由が見えてきそう。 -
斜面を下りてまた車道に戻る歩道。
これはアポロン神殿の下の方にある部分。
この道筋は、昔は≪聖なる道≫と呼ばれ、あちこちのポリス(都市国家)からの奉納品を納める宝庫が並んでいたんだそうです。今はそのパーツだった石材がゴロゴロ。
向こうに見えるのはそのうちの一つ≪アテネの宝庫≫。
今見られるのはは20世紀はじめに復元された姿だそうです。 -
デルフィの遺跡に隣接しているデルフィの博物館。
ここは1990年に来た時には、どういうわけだったのか見ていなかった。
見学は3ユーロなんですが、この時は日曜日だったので無料。
小ぢんまりとした新しい博物館。
ここには≪世界のへそ(デルフィ)≫の≪大地のへそ(オンファロス)≫が置いてあるんですが、SUR SHANGHAIには壊れた土器を貼り合わせただけの物体にしか見えなかった…。
罰当たりで申し訳ありません。m(__)m
レプリカがデルフィの遺跡の方に置いてありましたよ。
そのほかにも彫像などが並んでいますが、SUR SHANGHAIが見たかったのはこれ! −−青銅の御者像。紀元前478年頃の作品。やっと会えたね。
端正な表情と、アンバランスなほど長く引き伸ばされた下半身。 -
デルフィの博物館脇にはカフェも設置されてあった。
ちょっと休憩しようと思っていたのに、お天気のいい日曜日のせいか超満員。
仕方ない、この先どこかのカフェで停まる事にしよう。
そのカフェ前のスペースには猫がたくさん!
お客さんも寄ってきて撫でていきます。 -
さあ、そろそろ今日の目的地のメテオラに向かわないと、途中で暗くなってしまう。
車を停めた車道に戻る。
デルフィに着いた時に通った道の下の斜面には、デルフィの競技場も見えた。 -
デルフィからメテオラに向かって出発したのは午後の1時頃。そそくさとしたデルフィとの再会だった。
上の方で言ったように、地方道だと標識にも地図にも番号が見当たらない道をLAMIA(ラミア)に向かって北上。
行く手の道が、岩山の斜面に延々と伸びていく風景。
ちょっと峠になった所からはコリント湾も見えた道。 -
ああ、あんな所にも人の住む町がある。
乾いた山のあちこちに、人の住む場所を見つけて驚く。 -
デルフィを出て1時間。
EKOと名の出ているガソリン・スタンドで給油。
無鉛の95が、リットル1.16ユーロ。
付設の食堂があったので、地図を確認がてら軽食休憩。
SUR SHANGHAIが頼んだ豆のトマト味スープは、味はいいんだけどやたら脂っこくてギブアップ。
画像でも分厚い脂肪の層が写ってます。
口直しに頼んだギリシャ・コーヒーは合格。 -
その後もひたすら北上して、メテオラのあるテッサリア地方に突入寸前。
行くほどに、これまでの中央ギリシャ地方で見てきた岩山が低くなるのを実感。
ここは、テッサリア地方の首府LARISA(ラリサ)の街と、メテオラ方面の二つの町KARDITSA(カルディツァ)やTRIKALA(トリカラ)への分岐点。
まっすぐ行けばメテオラ方面。
ここを通過したのは午後3時を回った頃。 -
テッサリア地方に入った後は、緩やかな起伏に変わった道をひたすら突き進む。
いつのまにやら周りの山が全部無くなってまっ平らな道。
時は午後の4時を回った頃。
え〜、こんな所に本当に奇岩で有名なメテオラがあるの〜?
間違って他の所へ進んでるんじゃないの? -
こんなまっ平らな道の先にあのメテオラの奇岩群があるとは思えない。
とは言え道は間違っていないようだし…。
半分不安に思いつつ、更に進むこと1時間ほど。
5時を回って、夕暮れの空の中に見えてきた岩山らしき影。
あれがメテオラか!? -
行く手にぐんぐん近づいてくる岩山の影!
あれがメテオラだ! -
ああ、やっとメテオラに着いたね〜。
デルフィでの1時間の見学時間や途中の休憩を含めると8時間の道のりだった。
この画像の岩山の下に見えている町はカランバカ地区で、鉄道駅や大小の宿が揃っています。
SUR SHANGHAIとその旦那は、もっと鄙びた感じのカストラキ地区に宿泊希望。
この画像だと、左手の奇岩をぐるりと回り込んで行った側にカストラキ地区があります。 -
宿も探しつつぐるっと遠回りをして見えてきたのはカストラキ地区の町。
奇岩と奇岩の間に指を立てたような岩があるのが珍しい景色。
12月に入ったメテオラは、はっきり言ってオフ・シーズン。
冬季休業のホテルやレストランが多かった。
さてどうしようかと走っていた道沿いで見つけたのは…、 -
…このHOTEL KASTRAKI。
この画像は翌日の朝に撮ったもの。
修道院の一つ、聖大メテオラ方面へ行く時に通るカストラキ地区の外れにありました。
車道脇の白い2階建てなので見つけやすいのが○。
駐車スペースも宿の脇にあります。
シーズンにはよく小グループが利用するそうです。 -
HOTEL KASTRAKIは、奇岩が見える2階のツインが朝食込みで50ユーロ。ネット接続不可。
ベッドは硬めでよかったですが、シーツを通して伝わる毛布の肌触りがチクチク。
浴室もシンプルな造りでシャワーのみ。水圧がちょっと弱い感じでした。
朝食ブッフェはロビー脇の食事スペースで。
お客さんが少なかったせいか、品数が少なくてちょっと侘しすぎたかも。
所在地:カストラキ地区の外れ。番地は特にありません。聖大メテオラ方面へ行く時に通る車道脇にあるのですぐ分かります。
電話:+30 4320 75336
今日のとりあえずの宿も見つかってホッと一息ついたSUR SHANGHAIとその旦那。
明日はメテオラの奇岩群を見て回ります。
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