2008年7月　鹿児島グルメ旅行　後半

2008/07/05 - 2008/07/07

夏の初めに鹿児島にグルメ旅行に出かけました！

エリア 鹿児島市(鹿児島)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

城山公園からバス（鹿児島シティビュー）に乗ってやってきたのは、島津家の別荘、仙厳園（磯庭園）。ここは是非見てみたいと思っていた日本庭園の一つ。

仙厳園入り口の門。この門の特徴は屋根が錫で出来ていること！

そしてこれが仙厳園のメインの風景！桜島の景観を大胆に活かした、借景の傑作と言われる庭園風景です。

樹木類の配置も桜島の存在を考慮に入れたものになっています。

こちらは「千尋厳」と言う文字が刻まれた岩。島津斉彬の指示によるものだということですが、そもそも何故このようなものを書かせたのかは謎です。。書くのは相当骨が折れたと思うのですが。

島津家別邸の建物と桜島。この風景を見ながら島津斉彬は天下を憂いたんですね〜。いいアイディアが浮かびそうな眺めです。

こちらは庭園東部にある「曲水の庭」。この川を盃が流れてくるまでに歌を詠めなければ、その盃で酒を飲まねばならないというゲームが行われていた場所。優雅といえば優雅な遊びだったのかも知れませんが。。

売店には薩摩切子が売られていました。色鮮やかなショーケース。

同じく色とりどりの薩摩切子。この技術も素晴らしいものがあります。

そして仙厳園の隣にあるのがこちらの建物、尚古集成館。島津斉彬の指導により、ペリー来航よりも1年前にプロジェクトがスタートしていたと言われる日本最初の近代工場です。内部には鉄製の大砲等の展示があり、時代の最先端をいっていた薩摩の様子が偲ばれました。因みにオリジナルの建物は薩英戦争で破壊され、現在の建物は明治以降に建て直されたものだそうです。

仙厳園・尚古集成館の入り口付近から臨む桜島。城山からよりも遥かに距離が近く、迫力があります、手前の線路の裏側には何と海水浴場があり、この大迫力の風景の中、海水浴を楽しむ人たちがいました。

仙厳園からシティビューで市内中心部の天文館へ戻り、「白熊」で有名な喫茶店、天文館むじゃきへ向かいます。10分ほど並びましたが、無事座ることが出来ました。写真は上にソフトクリームが乗った、「ソフト白熊」。思ったほど練乳が濃くなく、甘くて食べやすい味でした。

乳製品が苦手な私が頼んだのはこちらの「黒熊」。たっぷりの黒蜜がかかっており、白熊とも甲乙つけがたい、おいしい味でした！

白熊を食べた後は町の銭湯（天然温泉です）で汗を流し、夕食は薩摩地鶏！こちらはたたきと塩ダレ焼き。

こちらはステーキ。

〆のまかない鶏丼。地鶏尽くしの、大満足な夕食でした！

その後、鹿児島ならではの芋焼酎を、ということで居酒屋さんに移動。写真では何が何やら・・・、という感じですが、「森伊蔵」「魔王」「佐藤」の、有名どころ3つの焼酎です。

3日目の朝は海の幸を味わいに中央卸売市場へと向かいます。市場の食堂で食べた海鮮定食。きびなごのつくりを始め、薩摩の海の幸を堪能しました！

その後はおみやげ物を探して天文館界隈をぶらぶら。写真はふらっと入った鹿児島商工会議所の1階に飾られていた薩摩の芋焼酎たち！酒好きにはたまらん！！っていう光景でしょうね〜。

前日に楽しんだ「森伊蔵」「佐藤」「魔王」の3点は、その中でも真ん中に並んでいました。

お土産もそろったので、天文館から歩いていける観光名所、島津斉彬が祀られている照国神社へ向かいます。

社殿の隣の広場には島津斉彬の像が建っています。

その照国神社から西へ300mほど歩いたところには薩摩の英雄、西郷隆盛の銅像が建っています。道路の反対側に写真撮影台がある充実振りです。

そしてその西郷さんからさらに300mほど西（暑かった！）ところにあるのが鶴丸城跡。今では本当に何も残っていない、がっかりスポットでしたが・・・。

お昼ごはんは鹿児島中央駅近くのとんかつ屋さんでロースカツ定食。メニューを見てるとカツカレーなんかもかなりおいしそうでした〜。

そこからまた1時間近くバスに乗って空港へ。空港のレストランには紫芋のビールがありました。味はかなり微妙でしたが・・・。

こちらは紫芋アイス。多分おいしかった、、と思うんですが、ブルーベリーソースの味がきつすぎて、アイスクリームの味がよくわからなかった。。。というのが本音。

まだまだ食べたらないのか？？と思うなかれ、帰りの飛行機の中で、先ほどのとんかつ屋で買ったかつサンドを食べて、今回のグルメ旅行は終了です。

鹿児島、おいしいもの多すぎ！！って感じです。また行きたいなぁ〜。