IRAN - TURKEY - GEORGIA 国境地帯

2006/08 - 2006/08

Turkey の東部国境地帯と
その Iran 側、Georgia 側の写真です。
トルコの東部国境は、政情不安定な地域がありますが、
この時は問題ありませんでした。

イランからトルコへはアジア横断のルートで、
乾燥〜半乾燥、一部には雨の多い地方もあり、
風景に変化が多いところです。
トルコ−イラン国境は、安全な地域です。

トルコからグルジアに入ると、
経済的な格差が目につきます。
政情不安が戦闘に至ったときもあり、注意を要します。

エリア その他の観光地(ジョージア (グルジア))

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

イラン北部の草原地帯
草原の中を走り、トルコ国境に向かう。
国境が近いあたりは草が目立つ。

イランは砂漠の国と思われているが、
カビール砂漠のように乾燥が厳しい地方がある一方、
北部のカスピ海沿岸のあたりは、
雨量がやや多く、米作が行われている。
この付近は、ステップ気候(BS)が見られる。

イランの農村

石油とは縁のないように思える。

トルコへ

イラン-トルコ国境のイラン側の町 Maku
谷合いの とても小さな町だった。
国境がなければ、
訪れる人もほとんどいないと思われる。

Maku は、岩山に囲われている。

Maku の住宅街

アララト山
トルコ側国境の近くからアララト山を見る。
国境のトルコ側はイミグレーションの他なにもなく、
国境の町ドゥバヤジットまで草原の中を走る。

トルコの子ども
ドゥバヤジットの町外れで

トルコの東部国境地帯

草原が続く。
アナトリアの大地も東の果てに来ると、
夏でも涼しい。

トルコの東北部辺境地帯をグルジアに向かう。

遊牧民のテントを時折り見るほかは 人がいない。

見ての通り、草原のほか何もない。
トルコ東部の内陸部は半乾燥地帯が多く、
都市もなく、人口も少ない。

一般に低開発地域では、
自家用車が普及していないため、
バスの路線と本数が多く、交通は便利で、
この時もバスを乗り継ぎながら、
思いのほか早く目的地に着いた。

ここも草原だけ

トルコの国境の町 Posof からグルジア方面を見る。
標高が高く、黒海に近いためか 山は木が多い。

山岳路をグルジアに向けて下る。

グルジアの国境の町 Achaltsiche の駅前
天気のせいもあるが、どこか暗い感じがする。

Achaltsiche は駅前が街の中心になっている。
が、ショッピング･センターがあるわけではなく、
ただ人がやや多い一角というだけ。
時どき出発するバスは、
ベトナムやラオスの山岳地帯で見るバスと同じだった。

出発を待つ乗り合いバス
バスも車も古い。
東ヨーロッパの開発途上国に共通する光景でもある。

住宅街
旧社会主義圏では、
やや暗い感じのするアパート群をよく見る。

黒海に抜ける途中の町 Ku taisi
一般に Georgia のような途上国では、
バスが各地を頻繁に走っているという勘を頼りに、
交通や宿泊の事情を知らず、
しかも地図すら持たずに入国した。

国境の Achaltsiche には泊まれないと思い、
英語もドイツ語も完全に通じないなか、
黒海方面に向うらしきバスに飛び乗り、
着いたのがこの町だった。
アジアの町に着いたような感覚がする。

Ku taisi の市バス
ソ連製と思われるが、やはり古い。

市外に向かうバスのターミナル
内陸部から黒海に抜ける途上の町だからか、
けっこう賑わっていた。
雑然としていて、アジア的な感じがする。
ここからトルコ国境に向かう。

バスターミナルの売店
店先に置かれているものは、
アジアの町の方が豊富だった。