2008/04/09 - 2008/04/13
32603位(同エリア33395件中)
かたまねさん
車で箱根・強羅から伊豆高原へまわり、温泉堪能しました。
箱根では芦ノ湖畔、正月恒例大学駅伝の終点へ。
それから完全修復なった箱根の関所見学。
伊豆へは、
十国峠を越えて静岡県へ移動。
県境の観光案内板に、「静岡県へようこそ」と4ヶ国語で表示してある。中国語?2種。
かなり前、ここら辺を訪れたが時には気が付かなかった。
最近、東京の繁華街でも
アジア系の観光客をよく見かけるようになったが、
伊豆、箱根あたりも人気なのかしら?
近くの河津七滝へぶらりと気軽に出かけ、
短時間で期待以上の素晴らしい景観に満足。
ついでに 旧天城トンネルへ足をのばして帰京。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
河津七滝へは国道414号、巨大な東日本唯一の二重ループ橋=道路の高低差45m解消の為、二重の螺旋で継いだ高架橋=を通って行った。
「天城越えの見所」とパンフレットにあったがそのとおり!
グルグルと総距離1046mも回って上がれば、眺望がドンドンよくなりワクワク。
行きは窓外の変化に夢中で、,帰途はスピード出し転がり(@0@;)!?!下りたのでひどい写真しか撮れず。
観光協会の宣伝用を拝借。
この撮影スポットに行って見たい。 -
七滝への入口にはお土産屋が並んでいるが
その先は片側は山で、河津川沿い遊歩道が続く。
とてもきれいに整備されていて歩き易い。 -
平日で,朝方雨模様だったせいか観光客は少ない。
川の流れる音も、気持ちよく耳に響く。
木製のガードレールがずっと続きしっとりした雰囲気。 -
七つの滝の案内板を見ていると、
全部見て回るのは大変な予感。
気軽にちょっと立ち寄り程度の関心で来たので
さあて、どの位の距離を歩くのか心配になってきた。
後刻、一周してここに戻ってきて、改めてこの看板をよぉ〜く見ると、次ぎの滝までのそれぞれの徒歩時間が書いてあるのに気が付いた(・∇・)
あぁら意外と〜〜。 -
流れる川面の青、岸の緑、散り遅れた花の色と風情がいい。遊歩道を歩く人の目を楽しませてくれる。
やわらかい自然を感じる。 -
大岩上受=大きい岩の上で受ける(ジョウジュ)する=→大岩成就→大願成就ヽ(^。^)ノやったー!!
川の中に注連縄のかかった大きな岩があった。
説明板によると、
この岩は何百年も川の流れや風雨に耐えて、動かず。
あるとき村人が川の中からこの岩を眺めてたら、人の手が拝む形に見えたとか。
そこで、、、。 -
大願成就の続き〜願い石。
そこで、、、
いつしか、「3個の小石を投げて、ひとつでもその岩の上に乗ったら、
必ず望みが叶う」と、信じられるようになったとか。
大岩の上に石が受けられる=大岩上受→大願成就となる。
小石3個で100円也。へぇ〜。 -
どの滝の脇にも滝のサイズを大きく説明した立て看板あり。
形、色目が周囲と合っていて、目立たなくていい。
河津では「七滝」を「ななだる」と言う。滝を「タル」と呼ぶのは、平安時代から続いている貴重な民俗語で、水が「垂れる」と言う意味の「垂水」(たるみ)がそのルーツとか。
だから「かに滝」は、「かにだる」と読む。
"かにだる"の音のほうが耳に心地いいナ。
ちなみに、
ここ七滝観光中、最上流の「釜滝」から入るルートの最寄のバス停の名は「水垂(みずたれ)」。 -
「カニ滝」
落差2m。幅1m。約15mに渡って岩肌を滑る様に
流れる滝なので、注意してみないと見過ごしてしまいそう。 -
「蛇滝」
落差3m。幅2m。
18mにわたり滑り落ちる様子と岸壁が蛇のウロコのように見える。 -
「蛇滝」
そう言われてみると蛇のウロコみたい。 -
伊豆の踊り子の二人が佇んでいる。
ほぼ等身大。何やら案内?看板が横に。 -
映画化された「伊豆の踊り子」の歴代主役が
出ている。 -
「初景滝」
落差10m。幅7m。滝祭りのメイン会場になっている滝。
ここの「踊り子と私」のブロンズ像は旅行写真撮影のポイント。
こちらは腰かける二人。 -
石段のぼれば釜滝へ。
左へ進めばえび滝へ。
先ずは「えびだる」から。
この案内板、「かまだる」への→は書き直してあるように↑が正しい(^_^)。ふふッ。
後で気づいたが、
山への階段の手すりは緑色だった。
川側のほうは、地元の伐採残などの、自然のままの材木も利用とかで、こげ茶色だった。
だから何となく景色全体が落ち着いた感じにみえるのかな。 -
「えび滝」
落差5m。幅3m。えびの尾ひれに似ていることから名がついた。河津川にかかる吊橋からも眺められる。 -
えび滝を見てから、山側の小ぶりな階段〜坂道(振り返ればえび滝が上からのいい眺め)を上っていくと5〜6分で、今までで一番大きな、水の爆音が聞こえてくる。
今度は、木枠で土留めした狭い階段を降りて行くと、木々の間から素晴らしい光景が姿をあらわし、
「わぁ〜いいなぁ」と思わず声を上げた。 -
「釜滝」
落差22m。幅2m。豪快に水しぶきを上げ、
かっては「地獄谷」とも呼ばれた。
七滝の中で最奥にあって一番見ごたえあり。
他の滝(ほとんど川沿い)と違って、深山に入り込んだ風情。 -
「釜滝」
苔むした階段下りて水際まで。
風の向きでは細かいしぶきが顔にかかりそう。
しばらくここで山と川、滝を楽しむ。出会う人と互いに自然を愛で合って皆、いいお顔。
本当に心までリフレッシュする。あぁ気持ちのいいこと。
この釜滝が七滝の最上流ながら、まだ先の山へハイキング道が続いているよう。
でもわれ等は元、来た道へユーターン。 -
「出会滝」への案内
-
「出合滝」
落差2m。幅2m。2つ分かれた河津川が合流する地点なのでこの名がついた。 -
これも「出合滝」
白い水しぶきのとの色合いがなんともいい。 -
「大滝」への下り道
個人所有地=旅館=の側を通られせてもらうらしくて、滝の直ぐ際まで近づけないとか。 -
「大滝」
落差30m。幅7m。河津七滝の中で最大の落差を誇リ、垂直に切り立った壁から流れ落ちる。
滝を望む展望台も設置されている。
旅館の利用客は滝つぼ至近の露天風呂から大滝の雄姿を楽しめるそうである。 -
川端の鮮やかな黄色のお花、水色にも緑色にも映えそれぞれがよりきれいに見える。
ほんに自然は魔術師サン。
木香薔薇 かな?
やさしい香りが少しだけ。
河津七滝、七つの滝をゆっくりのんびり見て周り、どの滝も個性的でとてもよかった。
オゾンたっぷりの2時間ちょっと。
期待以上の、気持ちのいい満足の周遊ルートだった。
(ごみ一つ落ちていない。何気なくキチンと、でも歩きやすく整備された遊歩道に感心した。きっと地元の人たちの日々のお世話のお陰。感謝!) -
帰途のループ橋、上記の通り、この画像では全体像は掴めず螺旋状の素晴らしいループ橋の姿は分からない。
-
旧天城トンネルへ移動。
「天城山随道」(通称、旧天城トンネル)への案内板には
この道が
「日本の道100選」、
「日本の遊歩道100選」、
「「日本の100峠」になっていると紹介。 -
「旧天城トンネル」
標高711mの天城峠にあって、伊豆市(旧天城湯ケ島町)と河津町とをつなぐトンネルとして、明治38年(1905年)開通。幅4.1m、高さ4.2m。
「〜〜現代のトンネルから較べるとかなり小規模ながら、
国内で最長・最古の石造り道路隧道として、初めて平成12年に国の重要文化財に指定さる〜〜」と説明にはあるが、、、かなり暗いトンネルに入って行って、向こうの出口まで行き着くのには何となく勇気が要りそう。
でも、このトンネル、「切り石巻き工法」=良さそうな響きの工法名(^ - ^)=と言う手法で造られており、石は旧大仁町の吉田石が使用されているとか。
遠目でも整然とした手造りの趣きもある。苔がいい按配に生えて味を出しているが。
この写真は通り抜けた側からのショット。
頑張ってtryしたのは。
昔、読んだ本の記述に、、〜〜清朝の最後の皇帝の姪にあたる愛親覚羅彗生さんの(同じ学習院大学の学生との)ピストル心中事件があったのがこの先の辺りで〜〜があり、ずっとどんな場所か関心があったから。
彗生さんは立場上、将来は日中の架け橋となるべく勉学なさった優秀な女性だった由。周恩来とも文通。
志半ばで自死を選択された苦悩の選択を思った。
トンネルを徒歩で通り抜けて出てきた人達の表情もあまり楽しげでないように見たのも私の気分的なものか。 -
トンネルを抜けた向こうの案内板を読むと
ここから「踊り子歩道」が続く。
やはり、ここでは「伊豆の踊り子」が目玉のよう。
トンネル通過で気疲れ?したせいか、先へ行かずホテルに戻った。
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