2008/07/11 - 2008/07/13
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gentlyさん
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グッドウッドには様々なジャンルのレーシングカーが参加するが、やはり一番の華形はグランプリ・レーシングマシンを中核とするフォーミュラーカーだろう。
今年はフォーミュラ5000の40周年ということで、5台のマシンがパドックに並んだ。日本でのF5000の知名度は低いが、ジェームス・ハントらF1ドライバーも多くエントリーしたことでイギリスでは根強い人気のあるカテゴリーだ。
画像は、特別展示されたフェラーリF2008。実際にヒルクライムに挑戦したのは、マルク・ジェネの乗るF2007。キミ・ライコネンがワールドチャンピオンを取ったマシンそのものである。
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戦前のグランプリレースで最強のマシンのひとつ、アウトウニオンDタイプ。ポルシェ博士設計のCタイプをベースに、エーベラン・フォン=エーベルホルスト博士が改修したスーパーチャージャー付V12ミドシップレーシングマシン。今回グッドウッドでDタイプのステアリングを握るのは、昨年と同じく元ピンクフロイドのドラマー、ニック・メイスン。
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アレーゼのアルファロメオ・ムゼオから参加したアルファロメオ512。戦前の1.5リッターフォーミュラ用に開発された、ツインスーパーチャージャー付き水平対抗12気筒エンジンをミドに積む革新的なマシンであったが、戦争のために結局走ることはなかった。このマシン開発の中心人物だったのは、エンツォ・フェラーリが自伝の中でボロクソに貶しているスペイン人、ウィフレート・リカルド。実際のリカルドは頭脳明晰なスポーツマンで、戦後は祖国でペガソを設立する立志伝中の人物だ。
そんな512のエンジン整備風景を見ることができるだけでも、今年のグッドウッドは非常に有意義である。 -
これは非常に珍しい、タスマンチャレンジに出場したフェラーリ246タスマン。元々F2マシンとして開発されたマシンにV6を積んだマシンで、クリス・エイモンの手によって68年のタスマンチャレンジに優勝した実車そのもの。
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F5000で活躍したマクレー・シボレーGM1。
マシンを設計したのは、あのレン・テリー。
72年のUSとタスマンタイトル、73年には再びUSタイトルを獲得したマシン。 -
非常に珍しい、グレアム・ヒルのエンバシー・ヒル・レーシングチームに供給されたシャドウDN1。
天才トニー・サウスゲートにより設計された革新的マシンではあったが信頼性が低く、グレアム・ヒルの操縦を持ってしても上位グリッドに並ぶことはなかった。 -
フェラーリ最後のV12マシン、412T2。フェラーリの暗黒時代と呼ばれた90年代初期のグランプリで、数少ない勝利をもたらした。
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フェラーリF92A。Aとはオートマチックを意味し、現在では当たり前となっているオートマチックトランスミッションを搭載した革新的なマシンだった。しかし、全く勝ち星には恵まれず、往年の312シリーズを意識した白と赤のカラーリングは、ティフォージの間では不吉なカラーリングとさえ呼ばれた。
この個体は、現在も現役時代のオリジナルエンジンを搭載し、ヒストリックカーレースで活躍している。 -
相変わらず結果を残せないトヨタのF1チームだが、イギリスでの人気は上々のようだ。今回ヒルクライムに挑むのは、なんとサードドライバーの小林可夢偉!
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