2008/07/11 - 2008/07/13
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gentlyさん
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世界最大級のモータースポーツの祭典、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードが今年も華々しく開催された。
フランスのルマンで二年に一度行なわれるイベント「ルマン・クラシック」が全く同じ日程で行なわれたためか、参加車両の数は例年に比べると少なめだった。
しかし、天候が安定しないことでも有名なこのイベントも、今年は三日間終日晴天に恵まれ、レーサーも参加者も存分にイベントを満喫することができたことだろう。
さて、メインゲートをくぐって最初に目につくのが、カルティエが主催するコンクール・デレガンスだ。ご存知の通りコンクール・デレガンスとは、クルマの造形の美しさを競うコンクールのことだが、ここグッドウッドのコンクールは、参加車両のレベルの高さに加え、毎回豪華な審査員が登場することでも大きな話題となっている。今年は、007映画「リビングデイライツ」でボンドガールを演じたマリアム・ダボ、元クィーンのドラマーのジョージ・テイラー、元ザ・フーのドラマーのケニー・ジョーンズ、日本でも人気のインダストリアルデザイナーのマーク・ニューソン、ウェンブリースタジアムを設計した建築家ノーマン・フォスターなど、錚々たる顔ぶれの審査員が会場を大いに盛り上げた。
画像中央は、ランチア・ストラトスのプロトタイプ。現在は有名なストラトスコレクターが所有する。
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こちらは今見ても全く古さを感じさせないデザインのAMC AMX/3。本来AMCのエクスペリメンタル・モデル計画の第三弾として市販化される予定だったが、残念ながら生産化されなかった悲運のモデル。グラスファイバーのボディは、ジオット・ビッザリーニの工房で製作された。このクルマは現在サンディエゴ自動車博物館に収蔵されている。
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今年の「ヴィラ・デステ」のコンクールで元ギアのデザイナー、トム・ジャーダが運転して大きな話題になった74年型パンテーラ2プロトタイプが、グッドウッドでもお披露目。デ・トマソ・パンテーラの二代目のプロトタイプとしてデザインされたが、結局は日の目を見ることがなかったクルマ。
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ジウジアーロのイタルデザイン初のコンセプトカー、ビッザリーニP538マンタ。今年の40周年を迎えるイタルデザインの記念モデル「クアランタ」のデザインモチーフとなったクルマでもある。
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エンツォ・フェラーリに反感を持つ人間によるフェラーリ一斉退社事件、通称「宮廷の叛乱」の中心人物だったカルロ・キティが、デ・ノーラなる富豪の資金バックアップで起こしたメーカー、ATS。レーシングカーを凌ぐスペックと設計を誇る革新的なGTだったが、商業的には大失敗に終わった。有名ではあるが、なかなかお目にかかれないクルマを見ることが出来て感激。
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86年のパリサロンで発表されたプジョーのコンセプトカー「プロキシマ」。プロキシマとは、ケンタウルス座の恒星のひとつで、同年発表されたクアザール、オクシアと共に星座をモチーフにした三部作を構成している。恐らくプジョー博物館からの出展。
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なんと、デザイナーのラルフ・ローレンが所有するメルセデス710SSK通称「トロッシ・ロードスター」がお目見え!ラルフ・ローレンは、自身の愛車を全て艶々のブラックで塗装させるのを好むが、このクルマの例外ではない。歴代メルセデスの中でも最も貴重なモデルのひとつであるこのクルマをこんなにも間近で見ることができるのも、このイベントの大きな魅力である。
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18.3リッターという暴力的排気量を誇るブガッティのスーパースポーツ「シロン」も登場。名前は戦前のGPブガッティのドライバー、ルイ・シロンに由来する。今回ブガッティS.A.Sからは、ヴェイロンやヴェイロンのハイエンドモデル「ペガソ」など数種類のモデルが持ち込まれ大きな話題となった。
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マツダのコンセプトカー「風来」もイギリス初登場。
後ろに立つレーシングスーツの男性は、レーサーのアラン・マクニッシュ。
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