ティロス島

2004/10/15 - 2004/10/15

　コスからの乗船客の中に甲板で私と同じようにあたりを眺めている初老の紳士の存在が気になっていたが、いつの間にかお互いに声を掛け合うようになっていた。長身でジーパンに身を包んだ彼の自己紹介によると彼はドイツ人、世界中を一人であちこち廻っていると言う。アジア、日本にも行ったことがあり、色々と今まで体験した事を話してくれて興味深かった。
　彼は住人が200人だというここティロス島で降りたが、別れる前に自分のアーチスト名を書いた名刺を私に渡してくれた。そこには密教的な図柄が描かれていた。別れる時はとても名残惜しかった。
（以下、写真は編集中）

エリア その他の観光地(ギリシャ)

　ティロス島にはそれほど高い山はなく、稜線も小刻みにに変化しているという感じだ。
　空はまだ明るいが、島影からは段々と光量が少なくなってきて夕方が近づいているのが分かった。

　Tilos島の港に入って行く。
　港の所在地はLivadia である。

　中央に写っているのが、会話を交して旅を楽しくしてくれたドイツ人の彼。彼にはこの島内に行く目的地を持っていそうだった。

港近くには割合に高級なリゾート・ホテルが何軒か建っていることが分かった。
http://www.greekhotel.com/dodecane/tilos/faros/home.htm



ティロス島のホームページは
http://www.greekhotel.com/dodecane/tilos/info/home.htm

　ティロス島の港を出ると、あたりは急速に暗くなって行った。

　フェリーは遅れに遅れ、目的のシミ島にはいったい何時に到着するのか全く予想がつかなかった。

　どんどんと暗くなってゆく。

　目的のシミ島に着く少し前には完全に真っ暗になっていた。