2004/10/12 - 2004/10/15
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ギリシャ/スケッチ旅さん
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コス島はとても観光に力を入れている。コス・タウンを一応廻った翌日、ここでも私は島の観光パンフレットを見て西南の方に位置する場所を目指し、バスに乗って遠出をすることにした。
道程の途中に有名なアスクレピオスを祀る神殿のあるアスクレピオンの遺跡があることは知っていたが(コス・タウンからそこまではトロッコみたいな小さな観光列車が走っていた)訪れるには少なくとも半日かかり、今回は時間的余裕がなくパスすることにした。
コス島のホームページ
http://www.greekhotel.com/dodecane/kos/home.htm
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コス島では有名な「考古学博物館」中央ホールのモザイク。
医学の守護神アスクレピオスとコス島に生まれ活躍した医学の大成者ヒポクラテス、この時間・空間を超えた二人の出会いが描かれている。 -
以下は考古学博物館の大理石彫刻の一部。
ここには等身大の彫刻がしっかりと保存・展示されている。
この彫刻をよく見ると成人男性と少年の組み合わせ。
ギリシアにはこのような愛があったようだ。そしてこれら彫刻の多くは男性を称えたものが多いが、女性は影が薄く少ない。 -
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館内でパチパチ写真を撮っているおじさんがいたので、私も何気なく撮影したが、奥の部屋には「撮影禁止」の張り紙があった。
それにしても最近のデジカメ技術は素晴らしい。暗い部屋でも感度を上げることにより、心配なく美しい写真が撮れるようになった。 -
Kefalos のスケッチ。この景色を求めて、ホテルのあるコス・タウンから、バスで1時間ばかり掛けてやって来た。
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観光パンフレットの説明を読んで、バスで1時間ぐらい、ケファロスの町までやってくる。
目的の島のある場所はすでに通り過ぎていて、少し戻らなくてはならないことに気付く。
今乗って来たバスがコス・タウンに引き返すので、運転手にあの島の近くで降ろしてくれるようお願いする。 -
ケファロスの町は小高い丘の上にある。
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新しく建てられている家の姿も。
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バスはこの道を通って海の方へ引き返す。
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側には小さな教会が。ギリシアらしい特有の風景だ。
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目的の場所までやって来る。島全体が遺跡の中に埋もれているという感じだ。
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オートバイに乗って一人で島を廻っている青年に遭った。気持ちいいだろうな。
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あちらこちらに、このように遺跡物が満載である。そして、すぐ側には海水浴場が何事も無いように平然と隣り合っている。このあたりには美しい砂浜がずっと続き、10ヶ所ぐらいの素晴らしい海水浴場が顔を並べている。
そして夏になれば都会の喧噪を離れてのんびりと過ごしたいリゾート客たちが世界中からやってくる。 -
景色の良い場所を求めて浜辺から離れ、背後にある丘をあちこち廻ってやっと目的の場所を見つける。ここはあるリゾート・ホテルの前庭なのだがその片隅をお借りし、そこに椅子を置いてスケッチをさせてもらう。
背後の窓から宿泊客が時々顔を覗かしている。
なんて気持ちのいい風なんだろう。もし今夜コス・タウンに宿をとっていなければこのままここに停泊していただろうに。
この場所は私が次回にコス島に来たときの宿泊第一候補地となった。ここなら一週間ぐらいゆっくり過ごしてもいいな。砂浜もすぐ目の前、毎日往復することだろう。 -
翌朝
この日乗るフェリー船「マリーナ」は定刻9:50出航なので、早起きをしてチケットを買うために旅行社がドアを開く9時を待って出向くが、係員はパソコン画面をじっと眺めたままでなかなかチケットを出してくれない。しかたないなぁという風に。
説明によると遅航が出ているというのだ。3何とかというので30分の遅れかと訊くとそうじゃないという。聞き取れないので係員がメモ用紙に時刻を書いてくれた。
「13:40」
何と約4時間の遅れ! -
昨夜インターネットで調べたところによると、これから乗るフェリーはこの日が一年の航路初日、予想のつかないことが起こっているかも知れない。ぐるっとエーゲ海を3日間もかけて航行するのだからこういうことが起きるかも。それとも怠慢のせい?
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目的のシミ島までは2つの島を経て約5時間30分の就航時間。高速ジェットに乗れば直行1時間20分で到着するのだが、せっかくギリシャまで来たのだから2つの島「ニシロス島」「ティロス島」の顔もこの目で見てみたい。そのため、あえて時間のかかる大型フェリーに乗るのだ。
この調子だとシミ島に着くのは7時過ぎ。着いた頃には周りは暗くなっているかも知れない。 -
フェリー「マリーナ」は予定時間よりさらに遅れてやって来た。
船上には沢山の制服を着た若い兵士がずらっと顔を並べ、島の様子を見ていた。隊の移動らしい。
荷を満載した大型トラックの積込みにタップリと時間を費やし、「マリーナ」の出航はさらに大幅に遅れた。 -
船は左右に浮かぶ島々のパノラマ風景の中をゆっくりとエーゲ海を南下してゆく。まことに雄大な眺めだ。地球の大きさも感じる。
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