2008/07/11 - 2008/07/11
40位(同エリア55件中)
まさたびさん
二日目 7月11日
二日目は7:30起床。とりあえず、宿泊しているホテルから近いLake Mary湖沼群へ。実は、ここはほとんど期待していなかったのですが、山の中にある静かな雰囲気のところでした。訪れている人たちも、釣りをしたり、ボートに乗ったり、キャンプしたりと思い思いの一日を楽しんでいるようです。
湖沼群の奥、Horseshoe Lakeに行くと、花崗岩の岩山をバックに立ち枯れた木々が並ぶ奇妙な風景になりました。「Danger : CO2 Hazard Area」と書かれている看板があったりします。ここでもたくさんの人たちがハイキングに向かうようです。自分も歩いてみたいところですが時間が無いし。。。
色々と名残惜しい気持ちでしたが、Lake Mary湖沼群を後に、US395の南下を始めることにします。
別名シェラハイウェイと呼ばれるUS395は「絶景の続くルート」との情報を入手していたので、このルートは結構期待していました。南下すると右側にシェラネバダ山脈の山並みがずっとみえるらしいと。しかし、、、今日は雨とか曇りとかではないものの、何故か空気が濁っているというか、靄のようなものが周囲にあるためか、視界が悪く、遠景がほとんど効きませんでした。シェラネバダの山並みも目を良く凝らせば、霞かに輪郭が認識できるといった程度です。まあ、天候は自分ではどうしようもないので仕方ないですが。。。
それでもUS395のルートは広い道路に交通量も少なく、ストレス解消にはもってこいのルートでした。
Bishopのマックでブランチを摂り、US395のドライブを続けます。
途中、マンザナール収容所跡に寄りました。ここは、第二次世界大戦で日本が真珠湾攻撃をした後、アメリカ在住の日系人1万人以上が強制的に収容されたキャンプ跡地です。ほとんどの財産を奪われ、ほとんど体一つでこの何も無い場所に連れてこられたようです。デスバレーに近いこの場所は、夏暑く、冬は寒く、ずっと強風が吹いていて気候的にも厳しいところです。戦争後も、日系人は各地で迫害を受けたようです。慰霊碑には千羽鶴がいくつもかけてありました。
この跡地には、資料館のようなものもあり、展示や映像等で当時の様子を伝えようとしてありました。コメントを書けるノートが置いてあり、日本語で「絶対に戦争をしてはいけない」と書いている日本人もいました。
マンザナール収容所跡で、重い気持ちになってしまいましたが、気を取り直して、ドライブを続行。しかし、既にカムリの室外気温計は華氏100度(38℃)を超えており、今日もむちゃくちゃ暑い。
Lone Pineの街に着くと東に折れ、Whitney Potal Roadを進みます。この道を進む目的はアメリカ48州の最高峰Mt Whitneyを見ること。視界がよければ既に見えているはずでしたが、より近くに行って最高峰を見ようという思惑です。
視界の悪さと逆光とが重なってしまったため、期待したほどではなかったですが、それでもMt. Whitneyの姿を拝むことが出来きました。実は旅計画の当初、Mt. Whitney登頂も画策していたのですが、標高4418mの登山は、お気楽な観光がてらにできるものではなかったのでした。
Mt. Whitneyを後に再び南下を続けます。取水のため干上がってしまい、真っ白な大地となったOwens Lakeなどを通って、CA-178、CA-155と進みます。CA-155の嫌になるくらいの峠道を超えると、本日の宿泊地Dalanoの街へ。
今日宿泊するHoliday Inn Express Delanoには、19:30頃チェックイン。ここも広い部屋に無料のハイスピードインターネットで使い勝手は良好です。
明日はこの旅のメインテーマの一つ、「現存する地上最大の生物」を見る予定です。
本日の走行距離:約330マイル(〜528km)
本日の最高気温:華氏104度(約40℃)
- 交通手段
- レンタカー
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二日目は宿泊するHoliday Inn Mammoth LakeからすぐのところにあるLake Mary湖沼群へ。
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山の中にある静かな雰囲気のところで、訪れている人たちも、釣りをしたり、ボートに乗ったり、キャンプしたりと思い思いの一日を楽しんでいるようです。
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ここにはたくさんの湖があり、奥のHorseshoe Lakeに行くと、花崗岩の岩山をバックに立ち枯れた木々が並ぶ奇妙な風景が広がります。
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Lake MaryとHorseshoe Lakeの間にあるLake Mamie。
ちょうど釣りをしている親子がレインボーを釣り上げたところでした。 -
湖沼群の入り口に位置するTwin Lakes
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本当はもう少しゆっくりしたかったのですが、時間がなく、Lake Mary湖沼群を後に、US395の南下を始めることにします。
別名シェラハイウェイと呼ばれるUS395は、絶景の続くルートらしいのですが、何故か空気が濁っているというか、靄のようなものが周囲にあるため、視界が悪く、遠景がほとんど効きませんでした。残念。
それでもUS395のルートは広い道路に交通量も少なく、ストレス解消にはもってこいのルートでした。 -
途中、マンザナール収容所跡に寄りました。ここは、第二次世界大戦で日本が真珠湾攻撃をした後、アメリカ在住の日系人1万人以上が強制的に収容されたキャンプ跡地です。ほとんどの財産を奪われ、ほとんど体一つでこの何も無い場所に連れてこられたようです。
日系人は戦後もジャップと呼ばれ、各地で迫害を受けたようです。 -
慰霊碑には千羽鶴がいくつもかけてありました。
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デスバレーに近いこの場所は、夏暑く、冬は寒く、ずっと強風が吹いていて気候的にも厳しいところです。
訪問したときも、華氏99度(〜37℃)でした。 -
マンザナール収容所跡で、重い気持ちになってしまいましたが、気を取り直して、ドライブを続行。
Lone Pineの街に着くと西に折れ、Whitney Portal Roadを進みます。この道を進む目的はアメリカ48州の最高峰Mt Whitneyを見ること。 -
実は旅計画の当初、Mt. Whitney登頂も画策していたのですが、標高4418mの登山は、お気楽な観光がてらにできるものではなかったのでした。
下界から眺めるだけにします。 -
Whitney Portal Roadを進むと岩山が眼前に迫ります。
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Whitney Portal Road脇にはこういった花も咲いていました。
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できれば、ここでも少し歩きたかったのですが、時間がなく断念。
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Whitney Portal Roadから見下ろすAlabama Hill。まさに砂漠の大地といった感じです。
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48州最高峰を眺めた後は、再びUS395を南下。
取水のため干上がってしまい、真っ白な大地となったOwens Lake脇を通って、CA-178、CA-155と進みます。 -
CA-155の嫌になるくらいの峠道を超えて、本日宿泊するHoliday Inn Express Delanoには、19:30頃チェックイン。ここも広い部屋に無料のハイスピードインターネットで使い勝手は良好でした。
明日はこの旅のメインテーマの一つ、「現存する地上最大の生物」を見る予定です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Guavalomilomiさん 2009/11/29 22:24:40
- あまりの暑さにビックリ!
- まさたびさん、はじめまして!
マンザナール収容所、ひどい所だとは聞いてましたけど、
37℃ですか!でもって、冬は底冷えしたんでしょうね。
以前にハワイに住んでたのですが、ハワイの元州知事だった
有吉さんも、確か、ここか、どこかわかりませんが、
アメリカ本土の日系人収容所にいたそうです。
場所によって、同じ日系人でも扱いが違ってた様で、
東部にいた人達は、収容所には行かなくて良かったみたいですね。
ハワイも日系人が多すぎる為か、スパイ容疑の人のみ
収容されたみたいです。
また、続きを時間のある時に、読ませていただきますね。
グアバ
- まさたびさん からの返信 2009/12/01 00:09:17
- RE: あまりの暑さにビックリ!
- グアバさん、こんばんわ。
訪問ありがとうございます。
マンザナール収容所、ちょうど訪れた時期は夏でしたが、車の外に出ると、
暑くて息がつまりそうな感じでした。
東西に山に囲まれた砂漠のようなところなので、冬も厳しい環境なんでしょうね。
収容所に流れていた音声で、今でも印象に残っている言葉があります。
幼子と母親の会話で、
幼子「どうして収容所に行かなければならないの?」
母親「それは私たちが日本人だから。。。」
国外に出て初めて知った日本の歴史でした。
ハワイの元州知事さんは日系人収容所にいたんですね。
まさにアメリカという感じがします。
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