2008/07/10 - 2008/07/14
285位(同エリア597件中)
まさたびさん
一日目 7月10日
NW28便はほぼ定刻どおり10:00頃にサンフランシスコに到着。そこから入国審査、Air Trainでの移動等を経て、レンタカーを借りたのは11:00頃。 このレンタカー、受付のオバサンの勧めでUS$14アップをアクセプトし、一つ上のクラスのトヨタ・カムリにしたのですが、これがアタリでした。何と新品で、ODOメータも5マイルしかカウントされていません。Avisのアジア系のお兄ちゃんにも「Oh! Brand New! ヒュー!」とからかわれたりしましたが、そんなに悪い気はしませんでした。
サンフランシスコの空港を11:00頃出発。
今回、カーナビもレンタルしているので、あまり地図は準備していませんでしたが、やはりカーナビは便利です。一ヶ月前の出張でも利用しており、使い方をだいぶマスターしたことも良かったとようです。ただ、カーナビを使うと、どうしてもナビ情報に頼ってしまい、土地勘というか地図でどの辺りとか言う感覚がなくなってしまいます。
ヨセミテへは、サンフランシスコ湾に架かる長さ11kmにおよぶサンマテオブリッジを渡ったり、発電用風車がたくさん並んでいる砂漠地帯を通ったりする変化に富むコースです。カーナビに頼りすぎて道を間違えたり、ヨセミテの直前では、 カムリの室外温度計が華氏115°(換算すると46℃!)を示すなど、ちょっと異様な暑さにも見舞われましたが、それでも15:30にはUS$20払って無事ヨセミテ国立公園内へ。
ヨセミテというとヨセミテバレーが有名で、ほとんどの車はバレーのほうに行きますが、今回は、5年前に積雪のためロードクローズで行けなかったタイオガロードを進むことにします。
今日は300マイル走らないといけないのですが、タイオガロードは景色のいいところが多く、なかなか前に進みません。何度も車を停めてデジカメ写真を撮りながらのカタツムリ走行となります。それでも17:00にはメイレイクのトレッキング入り口へ。やはり、こういうところに来たら、少しでも歩かないと、という思いがあり、メイレイク往復コースのトレッキングを敢行。 既に17:00を過ぎていて、通常の登山であれば、決して開始してはいけない時間帯でしたが、初心者コースの3.8km、アップダウンも少ないとのことで、急ぎ足でメイレイクへ向けて歩きます。
途中、草陰から、30cm近くあるトカゲが飛び出して焦ったりしましたが、ゼーゼー言いながら17:45にメイレイク到着。ここに来るまで会ったのは数名と、静かな雰囲気を楽しめました。メイレイク湖畔にはキャンプサイトもあり、キャンプしている人もいました。 自分も時間があれば、こういったところでのんびりしたいものです。キャンパー達は湖畔のベンチに腰掛けて談笑したり、本を読んだりしてリラックスしているようでした。こういうところで談笑したり、本を読んだりしている欧米人は何故か賢そうに見えてしまいます。
時間がないので、メイレイクでは30分くらい雰囲気を楽しんで、すぐに山を下りることにします。しかし、このコースは良かった。今回、ヨセミテを無理やり旅程に入れたのは、ハイシェラと呼ばれる花崗岩で出来た山並みを見てみたいと思っていたからなのですが、標高が高くなるメイレイクのトレッキングルートから、期待していた花崗岩の山並みを見ることが出来たのでした。
メイレイクから下りてくると、既に時刻は19:00近く。これからまだ100kmくらい運転しないといけません。
しかし、タイオガロード沿いには、写真を撮るべきポイントが多く、依然としてなかなか前に進みません。オルムステッドポイントでは、短いトレッキングロードもあるのですが、時間の都合で展望台から眺めるだけにします。靄がかかっているような遠景が効かない天候でしたが、ハーフドーム等を見ることが出来きました。 ここではナキウサギを発見。ナキウサギは通常かなり警戒心が強く、人の近くには出てこないのですが、こんなに近くでナキウサギを見るのは初めてです。
その後、タナヤレイク、トゥオルミミドウ等を通って、公園の外へ。山に隠れてもう陽は見えなくなっています。この時点で華氏64度(18℃くらい)。今日は、華氏で50度近い温度差を体験したことになります。
公園の外に出ると、急な下り坂。ガードレールが無く、ハンドル操作を誤ると谷底へまっさかさまというようなルート。前の車がずっとブレーキを踏んでおり、ブレーキが利かなくなるんじゃないかと思ってちょっと心配になったりします。US395との分岐点モノレイクのガソリンスダンドでは大勢の人が夕方のひと時を楽しんでいました。皆、手にビンビールを持って楽しそうな雰囲気です。カントリーミュージックっぽい生演奏もありました。途中、酔っ払ったと思われる女性が、「I'm getting whisky!」と大声で外に向かって叫びながら去っていったりします。
さらにUS395を南下し、マンモスレイクへ。カーナビを使ってもホテルの場所がわからず、ガソリンスタンドで給油時に道を聞きます。ガソリンは、US$20でちょうど4ガロン。以前に比べると何倍にもなっていますが、それでも日本よりは安いようです。
宿泊するHoliday Inn Mammoth Lakeには、21時過ぎにチェックイン。かなり疲れていましたが、仕事メールを数件こなし、2:00近くに就寝。
本日の走行距離:約300マイル(約480km)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
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サンフランシスコ国際空港でレンタルしたのは、新品のカムリ。ODOメータも5マイルになっています。
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ヨセミテ国立公園までは5時間かかります。まずは、サンフランシスコ湾に架かる長さ11kmにおよぶサンマテオブリッジを渡ります。
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ヨセミテが近づくと、室外温度計は、華氏115度をさしています。摂氏46℃に相当します。
写真はちょっと遅れて撮った華氏113度のときのもの。 -
今回重宝したカーナビ。
ナショナルパーク内は一本道が多いので、あまり威力を発揮しませんが。 -
今回、ヨセミテバレーには向かわず、5年前の5月に積雪で通行止めだったタイオガロードを進みます。
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5月には咲いていなかった花も咲いています。
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この花、遠目にコマクサと間違ってしまいました。周りは花崗岩だし。
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メイレイクのトレッキング入口に着いたのは17:00頃。普通ならこの時間帯にトレッキング開始はしませんが、日も長いし、そんなにきついコースではなさそうなので、強引にトレッキング敢行。
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コースの途中、遠くにハーフドームが見えました。
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突然、草むらの中から出てきた巨大なトカゲ。30cmくらいありました。超びっくりした。
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メイレイクが見えた!
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メイレイク。
欧米人のキャンパー達が、のんびりしていました。
こんなに弾丸で訪れるのではなく、次はキャンプしたいところです。 -
花崗岩の山並み。
そう、これが見たかったんです。
写真では伝わらないかも。 -
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イチオシ
オルムステッドポイントから。
時間がなく、トレッキングは断念。 -
オルムステッドポイントの近くでは、ナキウサギが風に吹かれていました。
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山岳風景に突然現れたトゥオルミミドウ。
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リーバイニングに向かう途中の風景。
カナディアンロッキーを思い出します。 -
US395との分岐点にあるモノレイクでは、空が赤く染まりました。
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Holiday Inn Mammoth Lakeにチェックインしたのは、21:30。
本日の走行距離:300マイル
本日の最高気温:華氏115度(約46℃)
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