２度目のスイス　１９９９年（２）

1999/07/06 - 1999/07/17

ジュネーブ(その前にミュンヘン１泊が入ってしまいましたが)、シャモニーと来て、次はいよいよツェルマットへと向かいました。
マッターホルンの存在はもちろん知っておりましたが、あれほど存在感のある素晴らしい山だとは知りませんでした。こればかりは、行った人でないとわかりません。
帰国して、どれだけマッターホルンの話をしても、「へー。ふーん」程度の返事しか聞けません。話し手に問題があるのかもしれませんが、ぜひ、未体験の人は一度でいいですから行ってみてください。
そして、その後、グリンデルワルトに向かい（なんと、ツェルマット１日のみ。今じゃ考えられないスケジュールだ）、
そして、夢だった氷河急行に乗りました。コースは、アンデルマットからサンモリッツ。ガイドブックなどを見ると、このコースが見所も多いと書いてありますが、アルプスが徐々に低くなっていくため、個人的には逆方向が良かったなと、この時は思いました。

エリア スイス

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 観光バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

マッターホルン。
宿泊した、クリスチャーニアのベランダからの写真だったと思います。
この時の部屋は、角部屋の最上階近くと最高のビューポイントでした。更に、ホテルとしても素晴らしかったです。そして、この天気でしたので言うことなし。
ただし、スネガではちょっと雲にかかってしまい、完璧なマッターホルンは望めませんでした。
そうすると…次回、リベンジで絶対にまた来るぞと思ってしまうんですよねえ。で、ハマると。

モンテローザとリスカム。
はじめてのゴルナーグラートは、満足のいくものでした。セントバーナード犬との写真も、ツアーですから撮りました。
マッターホルンは、ちょうど胸のあたりに雲がかかっていましたが、天辺も見られましたし、良かったと思います。
前回、スイスを訪れたとき、ヨッホから見たアレッチ氷河は、霧に若干隠れていたこともあり、実感できるものではなかったので、シャモニーで見たボソン氷河そしてこのゴルナー氷河が最初に見たアルプス氷河でした。
日本では見られない景観ですので、ぜひどこかで、見てみることをお勧めです。
カナダ、ニュージーランド、北欧、アルプス（で見ました）。どこも素晴らしいですが、スイスには、ツェルマットの他にも氷河がたくさん見られます。
やはり、スイスがお勧めです。

ゴルナーグラートからのマッターホルン。
途中に雲がかかりましたが、逆に、その雲が良い雰囲気を醸し出してくれたと思います。
はじめてのゴルナーグラート・マッターホルンとしては良かったな。

この時は、ゴルナーグラートの次の駅、ローテンボーデンからリュフェルベルグまでのハイキングがツアーに組んであったのですが、その後自由行動だったこともあり、結局スネガまで歩きました。
結構、疲れました。
その途中、スネガ近くで見たねずみ返しの小屋です。

たった１泊のツェルマットを離れ、グリンデルワルトに向かう途中、ゴッペンスタインからカンデルシュテークまでバスに乗車したまま、列車に乗り、その後エッシネン湖に寄りました。
あまり、人も多くなく、静かでちょっと隠れ家的な雰囲気があったと思います。
そんなに、壮大な見どころがあるわけでもないのですが、エッシネン湖はきれいな湖でした。

エッシネン湖をもう一枚。

メンヒ下に広がる氷河。
アイガーグレチャー駅で下車して、もっと近づくと、もっともっと大きく見られます。

アイガー北壁を横から。
北壁って、だいたい雲が湧いているんですよねえ。
まあ、北壁なんだからあたりまえって言えばあたりまえなんですけどね。
今度、アイガートレイルに挑戦するつもりです。

ベッターホルン。
実は、この頃はまだ、ベッターホルンという名前を覚えてませんでした（妻はちゃーんと覚えてました）。
それでも、この鋭い表面は印象深いですね。

フィルストに登るゴンドラから下グリンデルワルト氷河。
このあと、フィルストに上がってバッハアルプゼーまで歩きました。しかし…雨がすごく、霧が深く、遭難するかと思いました。本当に少数ですが、人も歩いており、何とか不安を抑えつつ歩くことができました。
一応、バッハアルプゼーにたどり着いたのですが、何にも見えませんでした。

初めて訪れたトゥリュンメルバッハの滝です。
今まで訪れた中で、１度目が最も水量が多かったと思います。
まさか、こんなところにも温暖化が？

多分、前日に降った雨が多かったので、水量も増えていたんでしょうね。

グリムゼル峠。
まだ、氷が残っているようです。
グリンデルワルトを出発し、これからローヌ氷河へ寄ってアンデルマット、そして氷河急行に乗ります。
もう少し、晴れていると良かったんですけどね。残念。

はじめてのローヌ氷河です。

ローヌ氷河をもう一枚。

氷河急行です。
これから、サンモリッツに向かいます。

ランドバッサー橋です。
手がいっぱい。
写真を撮るなら、クールあたりから普通列車に乗ることをお勧めします!!

ベルギュンの町、もしくはプレダかな。
一度は泊まりたいなと思っている町です。

ムオタス・ムラーユから見た、サンモリッツ湖。
この、厚い雲のせいで、サンモリッツが魅力ない町と思い込んでしまいました。
実は、この雲の上には、素晴らしい山々があったんですね。再度訪ねるまで知りませんでした。

サンモリッツ湖を、少しアップで。
今見ると、良いですね。景色。思い込みは恐ろしい。

ムオタス・ムラーユから見た、ポントレッジーナ駅。
奥に、ロゼック氷河が見えるはずなんですね。
この時は、氷河があるなんて、気付かなかったなあ。確か。

アルプ・ラングアルトからのリフトでポントレッジーナ駅まで降ります。
今回は、ムオタス・ムラーユから、平坦コースをツアーで歩きました。
今度は、ぜひ、セガンティーニ小屋まで行きたいです。

サンモリッツを離れ、チューリッヒに向かう途中寄ったマインフェルト近辺。
雨が降っていて、ハイジの銅像もちょっと不気味でした。晴れていれば、ハイキングに良い風景です。

シャフハウゼン。ラインの滝観光。
意外と迫力ありました。
一見の価値ありです。

ラインの滝。

ラインの滝。

チューリッヒ駅構内で見つけたオブジェ。
スイスコムの宣伝ですね。
ちょっと気になったので撮りました。

チューリッヒ駅舎。
どこいっても、東京駅のような駅舎が、どかっと建ってますね。

チューリッヒ、聖母聖堂。
スイスの都会は、被写体が多い。
チューリッヒ、ベルン、ルツェルン、ジュネーブ。
歴史的建造物も多いですしね。
まだ、バーゼルには行ったことがないのですが、やはり、そういった建造物がたくさんあるんでしょうね。

聖ペーター教会。

聖母聖堂をもう一枚。

すばらしい建造物です。
郵便局のようですね。

グロスミュンスター。
凄い。

グロスミュンスターをもう一枚。

グロスミュンスターの内部。

この旅行記へのコメント （2）

• ニコイチさん 2008/07/03 23:41:06

  クリスチャニア

  温泉スイスさん、こんばんは。
  私も以前ツアーでこのホテルを利用しました。
  枕を足の方に置き変えて上下逆になりベッドに転がって
  モルゲンロートを見ました。
  夜部屋に戻ると「また横になって見て」という感じに
  枕の位置を反対にしてきれいにベッドメイクしてくれていました。
  少し駅から離れていたけれど良いホテルでしたね。
  
  　　　　　　　ニコイチ
  

  温泉スイスさん からの返信 2008/07/04 21:48:36

  RE: クリスチャニア

  ニコイチさん
  こんにちわ。
  確かに駅からは離れていて、中心街に行くのは大変でした。
  スネガには行きやすかったですよね。
  今、妻に聞くと最上階角部屋だった。ですって。
  ツアーだったので、人によっては、まるっきり見えない部屋もあったみたいです。ラッキーでした。
  
  今年は、アイガーがよく見えるアルペンホフとメンリッヒェンに泊まります。
  ニコイチさんみたいに、ベッドに寝そべってモルゲンロートが見られるかも。楽しみです。