サザンクロス急行　７　【ウルル／カタ・ジュタ七変化２】

2008/05/24 - 2008/05/24

カタ・ジュタは、アボリジニの言葉で『多くの頭』という意味だ。
それは、３６もの巨石群からなる。

かつて一枚岩だったのが、風雨による侵食で約４００万年前に現在の姿になったと言われている。
岩の高さは、５４６ｍ。
それは、時間と見る位置により表情が変わる。

彼らの聖地であるこの岩は、さまざまな神話に登場する。
巨石には登れないが、周囲を散策できる。
時間があれば、オルガ渓谷・風の谷などを歩いてみよう。

☆★☆サザン・クロス：上部の三方向をケンタウルス座に囲まれている。
大航海時代から、天の南極を測る星として使われた。
γ星（十字の上の星）からα星（十字の下の星）の長さを４.５倍したところが、天の南極になる。
また、オーストラリアの国旗にも五つの星からなる「みなみじゅうじ座」が描かれている☆★☆

エリア エアーズロック(オーストラリア)

エアーズロック・リゾートからカタ・ジュタへは、バスで移動しましょう。

周りには、潅木が生い茂ります。

自然による火災を防ぐために、ブッシュは焼かれています。

カタ・ジュタが見えてきました。

遠くにウルルが見えます。

空が高く、流れる雲がキレイですね。

カタ・ジュタに到着しました。

近くで見ると、とても大きな岩です。

さあ、歩いてみましょう。

オルガ渓谷の岩の高さは、５４６ｍもある。

ゴロゴロとした岩のカケラが、ころがっている。

さらに奥へ進むと「風の谷」へ続く。

ウルルは、世界で２番目に大きい一枚岩だ。
（世界一の１枚岩は、西オーストラリア州にあるマウント・オーガスタスらしい）


時間と共に七色に変わるウルルをお楽しみ下さい^^
（時刻：１７時１３分）

エアーズロックの周囲は９.４ｋｍ、標高は８６８ｍもある。
その２／３は、まだ地中の中だ。


やがて、金色に輝く。

しばらくすると赤みを帯びてきた。

時がゆっくりと流れる。

“自然の芸術”を存分に楽しもう。

やがて、南の大地にも夕闇が迫ってきた。

空は、夕焼けに染まります。

自然の偉大さに「乾杯！」

今日の夕食です♪
上側には、オージービーフ、ソーセージを挟んで下の串刺しは、カンガルー肉です。
（意外と、柔らかく美味でした）

リゾートでは、賑やかな夜が続く。

天空には　満天の星、星、星！


（PENTAX K10D ：焦点距離28mm、露出時間55S）

時間が止まったようだ。
何も言葉は要らない。


（PENTAX K10D ：焦点距離28mm、露出時間270S）

ミルキーウエイから、それがこぼれ落ちそうだ。



（PENTAX K10D ：焦点距離28mm、露出時間261S）

サザン･クロスが瞬きはじめる。
今宵は、夜空を見上げながらグラスを傾けよう♪


◇みなみじゅうじ座（中央やや左寄りの右に斜めに傾いて、十字に交わる４つの星）
右上にケンタウルス座、十字に掛かる星雲は天の川。


（PENTAX K10D ：焦点距離28mm、露出時間63S）