2008/05/24 - 2008/05/24
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レモンパパさん
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5月24日【ウルル、七変化】
時計の針は、6時を指した。
まだ眠い。
目をこする。
これからサンライズと登山に挑戦しよう。
ウルルは、時間とともに、その陽の当たり方で七色に変わる。
それは砂岩のウルルが、鉄分を含んでいるからだ。
表面は、ノッチと呼ばれる風の浸食で複雑な表情に変わった。
その色や窪みなどはアボリジニにとって重要で、それぞれに精霊が宿っている。
その場所での写真撮影は、今も出来ない。
さらに『聖地』である為、彼らは観光客が登ることを好まない。
しかし、公園の入園料の一部が彼らに還元されているのも事実だ。
いつの間にか、太陽は頭上に高く昇っている。
空が高い。
そして青い。
白い雲が流れる。
心地よい風が体を通り抜ける。
しかし、心は晴れない。
後味が悪い。
「何だろう、この居心地の悪さは?」
心に引っ掛かっているものがある。
登山口には、看板がある。
『・・・この場所の本当の意義は、登ることではありません。
本当の意義は、すべてのことに耳を傾けることです・・・』
先住民の『聖地』に土足で入った自分がいる。
私の心の中には、黒い点がシミの様に広がっていった...
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これから、サンライズ・ビューポイントに行きましょう。
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暗闇の中に月明かりのウルルが浮かびます。
(PENTAX K10D 焦点距離46mm、露出時間1/8S) -
辺りは、まだ暗闇の中です。
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東の空が明るくなりました。
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時刻は7時を回り、少しずつ姿を現しました。
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巨大な1枚岩は、刻々と変化します。
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時間を忘れてしまいます。
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だいぶ明るくなってきました。
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空の色とともに、表情を変える『聖地』に言葉を失う。
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月とウルル
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やがて、それは荘厳に赤く、さらに赤く 私達の体を染めていった。
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サン・ライズの後は、登山口まで移動します。
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バスは、エアーズロックの周回路、サーキット・ドライブを半周します。
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それにしても、ウルルは複雑な表情ですね。
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登山口が見えてきました。
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別の角度から見ると、結構キツそう・・・
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登る前に、注意書きを読みましょう。
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旅行社からもらったパンフレットには、『水1リッター以上を持参する事』とある。
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デイパックの中には、デジ一眼と交換レンズ、コンパクトデジ、タオル、軍手、日焼け止めクリーム、ガイドブックと水を1.5リッター(多いぞ?)入れた。
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少し登ると、鎖がある。
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途中、白人女性が諦めた。
日本人の家族4人組と新婚夫婦もリタイア。 -
元気だったのは、最初の頃だけ。
手をついて、四つん這いになる。 -
帽子とサングラスをバッグに入れる。
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一歩一歩登るたびに、背中のカメラがバッグの中でゴロゴロ動く。
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遠くにカタ・ジュタが見える。
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いつの間にか、太陽は頭上に高く昇っている。
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空が高い。
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そして青い。
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地平線が見渡せる。
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何処までも続く大地。
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