セドナ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2日目。<br />セドナでは気球に乗れるツアーもあるということで、事前に申し込む。<br /><br />朝6時前に集合し、マイクロバスに8人乗り込み20分ほど走った。<br />工事現場のようなところに到着。<br />もうすでに気球に空気を入れる作業をしていた。想像していたよりずっとデカイ。<br />朝日を見ながら気球に乗るというこのプランはかなりお高めだが、価値はありそう。<br />ただ着いた頃には辺りはすでに明るくなり始めていてちょっと焦った。<br /><br />かなり膨らんだところでみんな乗り込む。<br />中は3つに仕切られていて4人、4人と操縦者のキャプテンマイク。<br /><br />「ボッ」という大きな音とともに気球に熱が送られ、膨らみも増す。<br />朝6時のセドナはかなり寒いのだけど、この熱気球の炎が時折暖めてくれた。<br />いよいよ気球が浮き始める。<br />9人も乗せた大きな籠は浮くんだろうかという不安はよそに、どんどん浮く気球。<br />いよいよ空の飛行の始まりらしい。<br /><br />ふわ〜っとした感覚が伝わって来る。<br />気球の中ではなるべくじっとしているように言われ、籠のふちに立つ。<br />しばらく低空をしながらどんどん上昇する気球。<br />時折、耳の鼓膜が変になるということは気圧も上がっている証拠だろう。<br />何もない草原から民家のすぐ上を飛んでいる。<br />犬が吠え、馬が興奮し、家からは人が顔を出し、手を振ってくれた。<br />なんとも「ピースフル」な時間。<br /><br />民家を超え、また草原の上空を飛ぶ。時折送る熱の「ボッ」という音以外何もない。<br />セドナの朝は気流が落ち着いていて気球向きなのだそうだ。<br />これが午後になると一気に気流が乱れるらしく、午前中にしか飛ばないらしい。<br />しばらく乗客は言葉もなく、静寂した空気を感じながらの飛行に浸っていた。<br />気がつくと朝日はバックになっていた。<br /><br />このままどこまでも行くんじゃないかと思っていた頃、気球が下降。<br />いよいよこの度も終わりに近づいているらしい。<br />すぐ向こうに広場があるのが見えた。<br />と思ったと同時に目の前に木が立ちはだかり、気球は木を目がけ突進。<br />かなりのスピードに感じた。<br />木にぶつかり、木はメキメキと音をたて倒れた。<br />気球は斜めになりながら再浮上。<br />何が起きたか理解できていない。<br />お腹が痛み、息ができず、籠の中で座り込む私。あ、帽子がない。<br />とうとう気球は横倒しになってしまった。<br /><br />「はっはっは〜!私たちは助かったぞ!」キャプテンマイク。<br />乗客もそれにつられて笑っているが私は笑えない。<br />衝撃で籠のふちにみぞおちが当たり、息ができなかったし、帽子がなくなった。<br />気づけばおでこもひりひりするじゃないか!<br />相方に見てもらうと、すりむいていた。<br /><br />気球は想像以上にハードな乗り物だった。<br />あれはどうやら着陸だったらしいんだけど、私にはどうも落下したとしか思えない。<br />無事に着陸したお祝いとしてシャンパンと朝ご飯がふるまわれたが<br />お祝いなんて気持ちになれなかった私はやけ酒と称してシャンパンを飲み干した。<br /><br />飛行時間約1時間ほどでシャンパンや飲み物、軽い朝ご飯がついて約180ドル。<br />こんな体験はなかなかできないであろうからおススメするが、<br />着陸についてはかなりの覚悟が必要かもしれない。<br /><br />まだ午前10時。午後からはカセドラルロックに登るつもりだがこの先が思いやられそうな思いだった。

vortexの旅 セドナ3

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2008/03/29 - 2008/04/02

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sprout28

sprout28さん

2日目。
セドナでは気球に乗れるツアーもあるということで、事前に申し込む。

朝6時前に集合し、マイクロバスに8人乗り込み20分ほど走った。
工事現場のようなところに到着。
もうすでに気球に空気を入れる作業をしていた。想像していたよりずっとデカイ。
朝日を見ながら気球に乗るというこのプランはかなりお高めだが、価値はありそう。
ただ着いた頃には辺りはすでに明るくなり始めていてちょっと焦った。

かなり膨らんだところでみんな乗り込む。
中は3つに仕切られていて4人、4人と操縦者のキャプテンマイク。

「ボッ」という大きな音とともに気球に熱が送られ、膨らみも増す。
朝6時のセドナはかなり寒いのだけど、この熱気球の炎が時折暖めてくれた。
いよいよ気球が浮き始める。
9人も乗せた大きな籠は浮くんだろうかという不安はよそに、どんどん浮く気球。
いよいよ空の飛行の始まりらしい。

ふわ〜っとした感覚が伝わって来る。
気球の中ではなるべくじっとしているように言われ、籠のふちに立つ。
しばらく低空をしながらどんどん上昇する気球。
時折、耳の鼓膜が変になるということは気圧も上がっている証拠だろう。
何もない草原から民家のすぐ上を飛んでいる。
犬が吠え、馬が興奮し、家からは人が顔を出し、手を振ってくれた。
なんとも「ピースフル」な時間。

民家を超え、また草原の上空を飛ぶ。時折送る熱の「ボッ」という音以外何もない。
セドナの朝は気流が落ち着いていて気球向きなのだそうだ。
これが午後になると一気に気流が乱れるらしく、午前中にしか飛ばないらしい。
しばらく乗客は言葉もなく、静寂した空気を感じながらの飛行に浸っていた。
気がつくと朝日はバックになっていた。

このままどこまでも行くんじゃないかと思っていた頃、気球が下降。
いよいよこの度も終わりに近づいているらしい。
すぐ向こうに広場があるのが見えた。
と思ったと同時に目の前に木が立ちはだかり、気球は木を目がけ突進。
かなりのスピードに感じた。
木にぶつかり、木はメキメキと音をたて倒れた。
気球は斜めになりながら再浮上。
何が起きたか理解できていない。
お腹が痛み、息ができず、籠の中で座り込む私。あ、帽子がない。
とうとう気球は横倒しになってしまった。

「はっはっは〜!私たちは助かったぞ!」キャプテンマイク。
乗客もそれにつられて笑っているが私は笑えない。
衝撃で籠のふちにみぞおちが当たり、息ができなかったし、帽子がなくなった。
気づけばおでこもひりひりするじゃないか!
相方に見てもらうと、すりむいていた。

気球は想像以上にハードな乗り物だった。
あれはどうやら着陸だったらしいんだけど、私にはどうも落下したとしか思えない。
無事に着陸したお祝いとしてシャンパンと朝ご飯がふるまわれたが
お祝いなんて気持ちになれなかった私はやけ酒と称してシャンパンを飲み干した。

飛行時間約1時間ほどでシャンパンや飲み物、軽い朝ご飯がついて約180ドル。
こんな体験はなかなかできないであろうからおススメするが、
着陸についてはかなりの覚悟が必要かもしれない。

まだ午前10時。午後からはカセドラルロックに登るつもりだがこの先が思いやられそうな思いだった。

同行者
カップル・夫婦
航空会社
ユナイテッド航空
  • 朝焼けとともに膨らます熱気球。<br />想像以上に大きい。

    朝焼けとともに膨らます熱気球。
    想像以上に大きい。

  • 気球も膨らみいよいよ乗り込む。

    気球も膨らみいよいよ乗り込む。

  • 静かな上空を楽しむ乗客。

    静かな上空を楽しむ乗客。

  • 民家上空。

    民家上空。

  • 横倒しになった気球。

    横倒しになった気球。

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