越後雪割草街道と村上人形さま巡り（その３：与板）

2008/03/26 - 2008/03/26

新潟県観光協会主催のモニターツアー参加の際の旅行記です。

信濃川河畔の谷間に位置する城下町与板は良寛ともかかわりが深く、歴史的財産や古刹が残り越後の小京都とも呼ばれる落ち着いた古い街である。
テレビを見ない私は知らなかったが、与板城主だった直江兼続を主人公にしたＮＨＫ連続ドラマが来年放送されることに決まったとかで町は沸きかえっているようであった。民俗資料館の展示もこれに合わせて変えられたようだ。地元の喜びも分かるが、時流に流されて直江兼続だけを売り込むことなく、与板の良さを発信し続けて欲しいと思う。テレビを見た観光客で溢れる与板を想像したくない。今のしっとりとした与板がいつまでも見られることを期待したい。僅か１２名のツアー客のためにわざわざＢ４ ２枚の資料を自分で書いて用意してくれた資料館員の方もいる。

エリア 長岡・寺泊(新潟)

良寛とゆかりの深い徳昌寺、彼の歌碑もある

徳昌寺山門

まだ雪囲いのとれぬ徳昌寺

徳昌寺

与板歴史民俗資料館
ドラマの幟がはためいている。与板にまつわる多くのものが展示されている。土地の資料館としては止むを得ないのかもしれないが統一感には欠ける。