2001/05/27 - 2001/05/27
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oiwasanさん
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<Pousadaの独占使用と金色の鷲> 5月27日 (Estremos)
絨毯の産地として知られているArraiolosへ行くためにEstremosで一泊した。 平野の中にポツンとそびえる丘の上の城がPousadaである。 Evoraから到着したバス・センターで親切な親父が宿を紹介してくれた。 スグ近くだと言うし、第一タクシーが見当たらないので、暑い日差しの中を荷物を転がしながら行く。
予想に反して遠い。 デカイ荷物を転がして歩く東洋人の夫婦は珍しいのだろう。 好奇の視線が集まるのを感ずるが、それほどしつこくないのが救い。 あるいは、こちらが気にしなくなったのか。
人に尋ねながら、やっとのことで、たどりついた。 親切さも半端ではなく、教えた角で曲がるかどうかをそれとなく見ていて、間違えると駆けつけて手を取るようにして、再度教えてくれる。 Muito sympatico !
ブザーを押せども応答は全然ない。 あちこち、見まわしながら、また押すがダメ。 向こうのバールに座っている人達の視線も気になる。
そうこうしているうちに、隣のドアーが開いた。 聞いてみると、仕事をサボって遊びに行ってるそうだ。 代わりの宿を紹介してくれる。 もともと、Pousadaへ泊まる積もりをしていたのが、人々の善意の積み重ねで、そこへ泊まることになる。
一休みしてから、そのPousadaまで散歩に行くことにする。 白壁の町並みも古くなるとどことなく貧民窟に見えて恐ろしげだ。 会う人ごとに、こちらから挨拶をして安心感を担保する。 笑顔を貰うことで、段段と溶け込める。
頂上までは意外と近かった。 広々としたバーでユックリトくつろぐ。
他に客はいないのか、我々だけだ。 コーフィーだけで専用の客間を使えるとは何とも優雅なことよ。 久々に英字新聞を見て世の動きを追うが、特段変わった記事もない。平原のかなたに太陽が落ちるのを見ながら帰途につく。
晩メシは "Aguias d'auro " というレストランでとった。 "aguias" なる言葉が判らないので、ボーイに聞いてみると、鷲のことだと言う。 金色の鷲とは素晴らしいと言うと、ポルトガルの代表的なサッカーチーム
も同じ名前で、そこにから日本へだれそれが行ったと言う。 それ以上は判らないので適当に相槌を打っておいた。 翌朝、ホテルの出がけに誰やら声をかける男がいた。 "Aguias d'auro. Japon" と言うので思いだした。 昨夜のボーイだ。 近くが彼の家らしい。
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