2008/04/28 - 2008/04/28
118位(同エリア152件中)
マルオさん
ロケット旅の翌日、クルナからバゲルハットへ日帰り小旅行へ。バゲルハットはバングラで数少ない世界遺産の一つであり、熱帯雨林の中に15世紀頃に建造されたイスラム教のモスク群が点在しています。
バゲルハットに行くのはいいけども、深夜に着いたばかりのクルナの街が全然分からない。。。バングラ第4の都市にもかかわらず、「旅行人ウルトラガイド」にはクルナの地図が載っておらず、ちゃんとバゲルに辿り着けて、しかも今日中に帰ってこれるのかちと心配に……(汗)
早めに行動するに越した事はないと、朝8時に宿を出て、旅行人HPの掲示板で得た口コミ情報をもとに、リキシャでルプシャ・ガットへ。そこでぎゅうぎゅう詰めの渡し舟に乗り(笑)、対岸にあるバスターミナルへ。
そこからバゲル方面のバスは10分に1本と頻発しており、すぐさま乗車できました。車掌さんにバゲルハット寺院に着いた事を教えられ、そこで下車。まだ10時前。わりとあっさりとバゲルハットに辿り着く事ができました。
バゲルハットを建造した聖人カン・ジャハーンの聖者廟を見て、池の周りをぶらぶら歩いていると、地元の英語の話せる大学生と出会い、モスクの他にワニのいる池や(笑)魚採りをしている村や学校等に連れて行ってもらいました。(^^)
ぐるっと見てまわった後、彼の家に招待されました。彼はすごく親日家で、日本のカレンダーやポスターが部屋にペタペタ貼られてて、棚にはUSJとか愛・地球博の置物などが飾られてました。
なぜ日本グッズが多いのか訊ねると(笑)、実は、彼には日本人のガールフレンドがいて、毎週手紙のやり取りをしているそうです。彼の日記には3年前から、いつ手紙を出した、届いた、国際電話をかけた…等が記されてて、手紙や日本のパンフレットなど、こんなにたくさん送ってもらったよー!と、オノロケ話を聞かされました。ひゅ~ひゅ~!(^^)
彼女のほうもはるばる日本から4~5回も彼を訪れており、お互いに結婚を真剣に考えていました。ただし彼女はバングラに嫁ぐのを家族から反対されており、今彼女は彼が日本に来れるように、就労ビザを申請しているとの事でした。ただし、最近は外国人のビザ申請の門戸が狭くなってきており、日本に行けるかどうかの確証はとれません…。うーん、難しい…。
彼の家では長い間、恋のオノロケ話から(^^)、今後の人生設計について相談を受けていました…。
彼にはまず、日本語を勉強する事を薦めました。バゲルのような小さな町では日本語学校がないそうなので、ダッカの日本語学校で通信教育を受けるとか、私のようにバゲルに来た日本人観光客をつかまえて日本語会話の実践練習を積めば?と。
まさか、世界遺産をベタベタに観光する予定が(笑)、このような純愛話&人生相談を聞くことになろうとは…!!彼も彼女もお互いを一途に想っているので、日本で一緒になって欲しいと強く思いました。結婚式には、是非誘ってねとお願いしました。(^^)
バゲルハット小旅行では、このように世界遺産のモスク以上に、美しい農村風景と、バゲルハットのロミオとジュリエットが強く印象に残りました…。この意外性もまた、旅の面白さ!!
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クルナ中心部からリキシャで15分、ルプシャガットに到着!
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お、おい・・・この船に乗るんかいっ?!
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こんなにぎゅうぎゅう詰めで、よく対岸まで渡りきれるなー。
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しょうがない・・・覚悟を決めて渡し船に乗り込む。(爆)
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渡し船から来た道を振り返る。
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ふ〜っ、無事に渡りきった…(-_-;;
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次はバスに乗り込んでバゲルハットへ!
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車内はわりときれい。
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バスに乗って40分後、カン・ジャハン廟へ繋がる通りに到着。
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カン・ジャハン廟のモスク。
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この奥に聖者カン・ジャハンが眠っています。今も人々の祈りが絶えることはありません。
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バングラデシュ特有のカラフルな門とレンガで作られたモスク。
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カン・ジャハンモスク横の大きな池。ここで人々は体を洗ったり、洗濯したり、泳いだりしています。
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木の名前は分からないけど、赤い花の見事な咲きっぷりに、京都・上賀茂神社の枝垂れ桜を思い出しました。
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ズームするとこんな感じ。
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ジャックフルーツの木。ドリアンみたいだけど、味はドリアンよりもだいぶあっさりしているらしいです。
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カン・ジャハンモスクと池を見た後、大学生の青年に連れられて、ワニの棲む沼地へ…!!私も恐る恐るワニを見に丸太の橋を渡る…。川口浩探検隊の世界だなー(爆)
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沼から顔を出しているワニ発見!!!
地元の若者曰く、おとなしいワニらしいが、急に飛び出して噛み付かれたら、絶対アウチだな…(激汗) -
バングラのマンゴー。熟すまであと1ヶ月ほど。5〜6月がマンゴーのシーズンだそうです。
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みんなでナインドーム・モスジットへ!
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モスクの中。
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モスク内に飾られたエルサレムのカレンダー。イスラームの聖地・岩のドームに去年巡礼した事を話すと、同行していた人達に褒められました。(笑)バングラの人々にとっても、エルサレムは憧れの聖地なんですね!
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観光コースを外れて、池の魚を採っている現場に連れて行ってもらいました。池の水を抜いていき、どろんこになって魚を捕まえます。(^^)
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とったどーーー!!
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チビッ子達も池から流れてきた水で魚とりの練習?!
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池の周りにいた女性達。
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一見のどかなバゲルハットの村にも、昨年11月の巨大サイクロン「シドル」の爪あとが残っていました…。
洪水の被害はなかったものの、大木が何本も強風でこのように根こそぎ倒され、建物に被害が出たそうです。人的被害がなくて何よりでしたが…。 -
泥からレンガを作ってます。
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池には綺麗な花が咲いていました。
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マクロモードではこんな感じ。
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日本語ができるおじいちゃん。10年ほど前まで関東の工場に出稼ぎに来ていたそうです。横の商店でポテチを買っていただきました。m(_ _)m
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カン・ジャハンモスク横の学校に、お昼休みにお邪魔させていただきました…(^^;;
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この学校は小・中・高が全て入った、超エスカレーター式の学校です。(^^)大学生の青年も長くここに通っていたそうです。
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