2003/04/02 - 2003/04/04
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チューぱぱさん
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韓国ソウル旅行時に板門店ツアーに参加しました
地雷原と鉄条網、そしてイムジン河に遮られた1つの民族2つの国です。
そして・・まだにらみ合いが続いてます。
もう勝負は付いてるはずなのに(-.-)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス
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-
板門店に向かう途中で統一展望台からの眺めです
「ヨンナマ〜〜 オンモワッタ!」とお婆さんが叫んだ場所です。
韓国版「岸壁の母」でしょうか。
-
ロッテホテルに泊まってましたので、ホテルの2階の大韓旅行社へ集合しバスで出発し、途中ガイドから歴史や道に仕掛けられたコンクリート製道路遮断装置による戦車止めなどの仕掛けの説明がありました。また、川沿いには延々と鉄条網の壁が続き、戦いが続いていることが実感できました。
でも写真は撮るなと言われ、戦争中である現実を知らされました。 -
イムジン河 by フォーク・クルセイダーズ
♪イムジン河 水清く とうとうと流る
水鳥 自由に 群がり 飛び交うよ
♪♪♪
誰が祖国を分けてしまったの ♪
高校生時代にコンサートで聴いた曲です。
今も、耳に残ってます。 -
漢字では「臨津江」です。
放送禁止曲になりましたが・・
悲しみだけが心に沁みます (-_-;) -
内部には北産品の売り場もありました。
-
外に出ますと大きなスピーカーがありました。
定期的に呼びかけ、宣伝合戦をするそうです。 -
ブリーティング室
キャンプ・ボニファスに到着し、パスポートのチェックを受け国連のバスに乗り換えます。
この部屋で板門店に入るレクチャーを受け、「何が起こっても自分の責任であり命の保証は無い」との宣誓書にサインをします。 -
ブリーティング室
レクチャーを受ける順番待ちです。 -
服装にも制限があり、ジーンズ・サンダルなどは履き替えさせられます。
特に女性のスタイルについては細かい制限があり、チェックに引っかかると国連軍が用意した替えの服に着替えなければならないそうです。
これはタイでも同じでした。軍隊は若い男の集団ですから、挑発気味のミニスカートなどは男の本能が暴発し不測の事態が起こりかねません。(^。^) -
自由の村を抜け板門店に差し掛かります。
自由の村は韓国一の危険な村・・、そして韓国一の裕福な村です。
彼らはこの地で農業を営んでいますが、納税・兵役の義務は無いそうで、
でも、地雷と銃に囲まれ自由に外出も出来ない生活なんだそうです。
バスも途中で一度止まり、ガイドの軍人が外に出てピストルに実弾を込めます。
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自由の家から板門店が一望できます。
自由の家から見た軍事停戦委員会本会議場です。
国連軍兵士は建物に半身で北の兵士を監視してます。
得も知れぬ緊迫感が伝わってくる光景です
北側の建物は板門閣と言うとか
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軍事停戦委員会会議場
会議場は思ったより狭かったです。 -
同行ツアー客で溢れ、思うように写真が撮れません。
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UN軍の兵士が護衛についてます。
国連の旗が見えます。
室内での国境線でしょうか? -
北側の入り口を警護する兵士です。
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ドブ板みたいに見えるのが国境線です。
会議場内部のみ北の領土へ立ち入ることができます。
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境界線上に立つ家内です(^。^)
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北へ合法侵入した家内です。(^。^)
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北側から南の国連軍兵士を見ます。
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平和の家
隣に建ってますが・・何に使われてるのか記憶がありません。 -
自由の家 展望台からです。
敵? の監視所です
銃を持った北の兵隊がこちらを見てました。
ここ以外の屋外では絶対に写真を撮ってはいけないそうです。ここでも挑発的行為や指差す事は禁止されてます。相手側から見るとカメラやビデオは武器に見えるそうで、偶発的事故が起こりかねないそうです。
言葉にならない緊張感が溢れてます。 -
帰らずの橋です
南北の捕虜交換でどちらの国を選択するかで、一度渡ったら二度と戻れない橋です。
まさにイムジン河の歌のとおりで、同じ言葉を話す同胞たちがケンカを始めたとき、どちらを選ぶか選択に困ります。そして、その選択できる機会はただの一度だけ・・
北か?南か? 一度渡ったら二度と戻れなかった悲哀の橋です。(._.)
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ポプラ事件の話を聞きながらガイドの兵隊たちと記念撮影です。
でも、一般兵隊へのむやみな話し掛けは禁止されてまして、国連軍車両も撮影禁止でした。この場所だけ緊迫感から開放されホッとした空気が流れてます。
ホッとしたのか?あまりの緊張感に耐えかねたのか?日本のギャルが馬鹿騒ぎを始めるありさま・・ 厳粛なムードが台無しでした。
でも、欧州系の一人旅してる人も、集団行動の習慣がないようで集合時間には来ないは、また兵隊たちや同国人を捕まえては長話をするなど、ガイドが顔をしかめてました。
彼らは戦争中の緊迫感は感じないのでしょうか? -
最後はキャンプ・ボニファスに戻り、昼食で兵隊と同じバイキングを頂きます。
たいした料理ではなかったけど、軍人の生活が少し見えます。
平和は誰かが守ってるから享受できるもの・・
今回の旅行でそんな感想を持ちました。
-
先日消失した南大門です。
韓国の国宝というばかりでなく人類の財産と言える建造物がたった一人の男のために焼失されたことは非常に残念です。
まさにバーミヤンの破壊と同じく心が痛みます。
築き上げるには膨大な努力が必要です。でも破壊するのはいとも簡単!
建物も平和も同じです。平和の大切さを感じさせられた旅行でした。
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