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 雨がじめじめ続く中、一日だけ晴れ渡った日がありました。朝は犬の散歩があったので、午後から自転車に乗って江戸川へふらふら。<br /> 「道祖神の招きにあいてとるものも手につかず」といった感じでしょうか。というわけで、今回は寺社仏閣がメインです。

新緑の風に吹かれて江戸川へ

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2008/05/28 - 2008/05/28

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Chumei

Chumeiさん

 雨がじめじめ続く中、一日だけ晴れ渡った日がありました。朝は犬の散歩があったので、午後から自転車に乗って江戸川へふらふら。
 「道祖神の招きにあいてとるものも手につかず」といった感じでしょうか。というわけで、今回は寺社仏閣がメインです。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
  •  冒頭は江戸川の写真です。千葉側から撮りました。向こう側が東京です。<br /> この写真は、東京は葛飾の水元公園です。おじいちゃんがお孫さんと何か網でとってます。釣りをしている人もチラホラ見えます。釣りをしてもいいですが、お魚さんはちゃんと行けに戻すように掲示板があります。

     冒頭は江戸川の写真です。千葉側から撮りました。向こう側が東京です。
     この写真は、東京は葛飾の水元公園です。おじいちゃんがお孫さんと何か網でとってます。釣りをしている人もチラホラ見えます。釣りをしてもいいですが、お魚さんはちゃんと行けに戻すように掲示板があります。

  •  アサザという植物らしいです。よくわかりませんが、都内で唯一自生している場所だとか。

     アサザという植物らしいです。よくわかりませんが、都内で唯一自生している場所だとか。

  •  あー、あった。見えますか?右斜め下のほうに菖蒲が一輪咲いています。もう少し遅いと、一面の菖蒲なのでしょうね。六月にまた来ようかしら。菖蒲祭りが開かれるそうなので、そのころにでも。

     あー、あった。見えますか?右斜め下のほうに菖蒲が一輪咲いています。もう少し遅いと、一面の菖蒲なのでしょうね。六月にまた来ようかしら。菖蒲祭りが開かれるそうなので、そのころにでも。

  •  松浦の鐘といいます。松浦という江戸時代の藩主が1757年に鋳造させた鐘だそうです。今は葛飾区所有だそうです。

     松浦の鐘といいます。松浦という江戸時代の藩主が1757年に鋳造させた鐘だそうです。今は葛飾区所有だそうです。

  •  お次は南蔵院という所です。

     お次は南蔵院という所です。

  •  メインはこのお地蔵様です。縛られ地蔵といいます。縄でぐるぐる巻き。これは、大岡越前のお裁きで用いられたお地蔵様だそうです。<br /> 私も願掛けに一本ぐるりと巻きました。<br /> この縄は正月に解くそうです。

     メインはこのお地蔵様です。縛られ地蔵といいます。縄でぐるぐる巻き。これは、大岡越前のお裁きで用いられたお地蔵様だそうです。
     私も願掛けに一本ぐるりと巻きました。
     この縄は正月に解くそうです。

  •  お隣には太子堂があります。法隆寺の夢殿と同じく六角形です。

     お隣には太子堂があります。法隆寺の夢殿と同じく六角形です。

  •  縛られだるま(笑)。売ってますよ。何でも縛ればいいってものではー…。

     縛られだるま(笑)。売ってますよ。何でも縛ればいいってものではー…。

  •  聖徳の松、というそうです。樹齢はおよそ250年。<br /><br /> お次はもう少し南下します。

     聖徳の松、というそうです。樹齢はおよそ250年。

     お次はもう少し南下します。

  •  チャー、チャララララララララー、チャララーラララーラララー。わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。<br /> おなじみの寅さんです。<br /> 銅像の下には、山田洋次監督の寅さんへの言葉がつづってあります。なかなかの名文なので、お立ち寄りの際には是非ご覧ください。

     チャー、チャララララララララー、チャララーラララーラララー。わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。
     おなじみの寅さんです。
     銅像の下には、山田洋次監督の寅さんへの言葉がつづってあります。なかなかの名文なので、お立ち寄りの際には是非ご覧ください。

  •  帝釈天の参道です。

     帝釈天の参道です。

  •  草団子の高木屋さんです。私はいつもここで買います。

     草団子の高木屋さんです。私はいつもここで買います。

  •  とらやさんです。ここも草団子やさんです。

     とらやさんです。ここも草団子やさんです。

  •  そして亀家さんです。<br /> この三件が特に目立ちます。どこも美味しそうなので、立ち寄って食べてみてください。

     そして亀家さんです。
     この三件が特に目立ちます。どこも美味しそうなので、立ち寄って食べてみてください。

  •  帝釈天の入り口です。

     帝釈天の入り口です。

  •  帝釈天の本堂です。左には立派な松がありますね。400円くらい払うと、彫刻ギャラリーなどがこの本堂の奥でみられます。

     帝釈天の本堂です。左には立派な松がありますね。400円くらい払うと、彫刻ギャラリーなどがこの本堂の奥でみられます。

  •  連れて逃げてよ…ついておいでよ。夕暮れの雨が降る矢切の渡し。<br /> というわけで、矢切の渡しです。

     連れて逃げてよ…ついておいでよ。夕暮れの雨が降る矢切の渡し。
     というわけで、矢切の渡しです。

  •  あちらは千葉の矢切です。乗船賃は片道100円です。柴又に行った観光客の方がよく乗るみたいです。ですから、往復で200円ですね。

     あちらは千葉の矢切です。乗船賃は片道100円です。柴又に行った観光客の方がよく乗るみたいです。ですから、往復で200円ですね。

  •  こうやって櫓でこぐんですね。でも、見えますか?エンジンが積んであるのを(笑)<br /> 矢切という地名は、戦闘の火ぶたが切って落とされる、のではなく、矢が切って落とされたからなんですね。ちなみに、戦争は、千葉側が里見氏、東京側が北条氏です。戦国時代の話ですね。

     こうやって櫓でこぐんですね。でも、見えますか?エンジンが積んであるのを(笑)
     矢切という地名は、戦闘の火ぶたが切って落とされる、のではなく、矢が切って落とされたからなんですね。ちなみに、戦争は、千葉側が里見氏、東京側が北条氏です。戦国時代の話ですね。

  •  場所は移って、善養寺という小岩にある寺院です。ここには影向の松という松があります。「影向の松」って読めますか?答えは「ようごうのまつ」です。

     場所は移って、善養寺という小岩にある寺院です。ここには影向の松という松があります。「影向の松」って読めますか?答えは「ようごうのまつ」です。

  •  これが影向の松です。みてください。一本ですよ!

     これが影向の松です。みてください。一本ですよ!

  •  根本はこんな感じです。樹齢は約650年だそうです。

     根本はこんな感じです。樹齢は約650年だそうです。

  •  式守伊三郎報恩の碑、というものがこの鐘の隣にあります。どうやら取り損ねたらしい…。<br /> 内容は以下の通りです。行司の六代目木村宗四郎が、苦労の甲斐あって三役格に登ったものの病に倒れてしまい、ひいき筋から軍配をもらったが、その軍配で役力士を裁けずに、他界したそうです。そして、その軍配は妻によってここ善養寺に安置されました。副立行司の式守伊三郎がしばらくの後、善養寺を訪れ、住職がこの話をしました。式守伊三郎は、木村宗四郎は自分の親方で、今日の自分があるのは、この親方が励ましてくれたからだということで、この軍配を譲り受け、役力士を裁こう、ということになりました。しかし、角界はしきたりの強いところゆえ、白木のままの軍配で果たして役力士を裁けるか、ということが問題となりました。しかし、式守伊三郎は見事くだんの白木の軍配で、豊山と貴ノ花の取り組みを裁いたということです。<br /> 人は自分のみの力では生きられない、ご恩は巡り巡って返すもの、という趣旨のことが、碑文に7・5調で書いてあります。なかなか名文です。

     式守伊三郎報恩の碑、というものがこの鐘の隣にあります。どうやら取り損ねたらしい…。
     内容は以下の通りです。行司の六代目木村宗四郎が、苦労の甲斐あって三役格に登ったものの病に倒れてしまい、ひいき筋から軍配をもらったが、その軍配で役力士を裁けずに、他界したそうです。そして、その軍配は妻によってここ善養寺に安置されました。副立行司の式守伊三郎がしばらくの後、善養寺を訪れ、住職がこの話をしました。式守伊三郎は、木村宗四郎は自分の親方で、今日の自分があるのは、この親方が励ましてくれたからだということで、この軍配を譲り受け、役力士を裁こう、ということになりました。しかし、角界はしきたりの強いところゆえ、白木のままの軍配で果たして役力士を裁けるか、ということが問題となりました。しかし、式守伊三郎は見事くだんの白木の軍配で、豊山と貴ノ花の取り組みを裁いたということです。
     人は自分のみの力では生きられない、ご恩は巡り巡って返すもの、という趣旨のことが、碑文に7・5調で書いてあります。なかなか名文です。

  •  これは「横綱山」というそうです。なぜ横綱山か。それは、44代目横綱栃錦が影響しているそうです。小岩出身の栃錦は、この善養寺で子ども相撲をしたそうです。その時の土俵の土を使ったから、横綱山だそうです。<br /> 栃錦の像は、善養寺の門柱の中にあったのですが、位置が高すぎてうまく写真に撮れませんでした。ちなみに栃錦の像は、小岩駅にもおいてあります。

     これは「横綱山」というそうです。なぜ横綱山か。それは、44代目横綱栃錦が影響しているそうです。小岩出身の栃錦は、この善養寺で子ども相撲をしたそうです。その時の土俵の土を使ったから、横綱山だそうです。
     栃錦の像は、善養寺の門柱の中にあったのですが、位置が高すぎてうまく写真に撮れませんでした。ちなみに栃錦の像は、小岩駅にもおいてあります。

  •  善養寺を後にして、千葉に帰還します。<br /> これは小岩の対岸にある市川の関跡地です。今は昔あった場所がどこだかよくわからなくなってしまったそうです。

     善養寺を後にして、千葉に帰還します。
     これは小岩の対岸にある市川の関跡地です。今は昔あった場所がどこだかよくわからなくなってしまったそうです。

  •  しょぼいな…。<br /><br /> 今回の旅行はこれにて終了です。

     しょぼいな…。

     今回の旅行はこれにて終了です。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 白い華さん 2008/05/29 23:00:04
    江戸川も 水元公園も・・・。
    初めまして。
    江戸川は ワタシ・・千葉県・市川市 在住!なので ホント サイクリング!や お散歩!の コース!です。
    東京 側!の 川堤を 水元公園に 向かってみたり、
    葛西臨海公園に サイクリング!に 行ってみたり・・・。

    江戸川はーーー何処に 行くにも・・・、まずは 通って行かねば ならない! ルート。
     
    ワタシも 先日 水元公園に 行ってみました。
    お天気が 良くて・・・、 メタセコイアの 森!の 休憩も いい 気持ち〜〜っ。

    東京でも 水の 豊か!な ヨーロッパを 感じさせる! 充実の 公園!ですよね〜。

    Chuumeiさんの 「江戸川の 風景」
    ポイント!を しっかり 押さえて、旅行記を 見た 人!が、「行く時の 参考」に なることでしょう。と 思いました。

      これからも ヨロシク お願いします。

    Chumei

    Chumeiさん からの返信 2008/05/30 11:38:00
    RE: 江戸川も 水元公園も・・・。
     白い華さん、初めまして。
     市川市に住んでいらっしゃるのに、葛西臨海公園までサイクリングですか。私は松戸市のそれも江戸川に出るまで、自転車でがんばって15分くらいのところに住んでいるので、ちょっと尻込みしてしまいます(笑) 水元公園くらいならば、どうにかこうにか行ってみようかなーという感じです。

     白い華さんの水元公園の旅行記を拝見しました。水元は結構広いので、先日はほんの少ししか回れませんでした。今度は、ゆっくり回ろうかと思います。水元は、本当に水が一杯で気持ちのいい公園ですよね。里見公園は、今回はパスしたので、また機会があったら行ってみようと思います。
     「江戸川の風景」はポイントが押さえられていましたか?気の向くままに、自転車を走らせただけなので、どうかと思ったのですが、合格点をいただけたみたいで、嬉しいです。

     同じ江戸川沿いの千葉県民どうしなので、これからもよろしくお願いします。

Chumeiさんのトラベラーページ

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