2008/05/02 - 2008/05/11
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ishicameraさん
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3日目。今日は聖地シャンウルファを観光し、午後にはマルディンへ移動する予定。
まずは、朝七時前にホテルを出て朝のシャンウルファを散歩する。昨日暗くなって入り込めなかった路地を早速散歩。石造りの街並みに朝日が当たってとっても綺麗。やはり、ここはアラブの街並み。
次に、聖地へ。まずは”聖なる魚の池”そしてハリルラフマーン・ジャーミー、シャンウルファ城、最後にアブラハム生誕の洞窟へ。
丁度薔薇が満開。朝から観光客も多く、さすがトルコ随一の聖地だけはある。見事な美しさ。
城からの眺めは最高でしたぁ。
聖地を後に、スークへ。日曜の朝なのであまりお店は開いていない。なぜか鳩市に遭遇。子供達の写真を撮らせてもらう。トルコでは伝書鳩が盛んなようだ。
そして、このスークでいただいた初ドンドルマ。この後ヤミツキになりました。旨い。
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-
サライオニュ通り(メインストリート)沿いにあった水場。乾燥したこの地で、公共の水場があったというのは、街の豊かさの証。
なかなか凝った造りの水場です。
早朝なので、誰もいません・・・ -
フセイン・パシャ・ジャミィ。こちらも同通り沿い。
メインストリートがジャミィみそって湾曲している。
なかなか堂々たる姿。
(夜の表紙はこちらのモスクです。) -
念願の路地散歩へ。
メインストリートを東側に入っていくと、古い家並みが続いています。
石造りの街並み。アラビア文化圏に来たなぁと実感です。
朝日が石にあたりほんのりピンク色。 -
こちらは鮮やかにペインティングされた壁。
なかなかビビットな色彩。
日本では感じられない風情。 -
さらに奥へ。
普通の民家でも、かなり凝った装飾がなされている家もあった。トルコ風の2階が張り出し家。 -
ふと見上げるとドームが。
流石イスラム圏。 -
道はバザールに突き当たります。
ここからバザールの中を右に進むと聖地へ。
日曜日の朝、バザールはひっそりとしていました。 -
じゃじゃーーん。
朝日に輝く”聖なる魚の池”。
手前には薔薇満開の公園、その奥に”聖なる魚の池”、その右側に”ルドヴァニエ・ジャミィ”、おくには丘にへばりつくように建つ家並みがぁ・・・
全ての石が朝日にオレンジ色に輝いている。
感動した〜。
思ったより壮大な風景でしたぁ。 -
こちらがお池です。
朝7時だというのに、たくさんの人が。
さすがトルコ随一の聖地である。
みんな魚に餌あげてます。 -
手前に見える黒い影が聖なるお魚達です。
預言者アブラハムがアッシリア王によって火炙りの刑に処せられたとき、神がその火を水に、熱い石炭を魚に変えたと言う。
と、言うことはこのお魚達は石炭の末裔と言うことか・・・。
見えなくもない。 -
この池はなかなか絵になる池でした。
-
さて、私が写真を撮っていると、一人のおじさんがなにやら話しかけてくる。
トルコ語で何やら言っているが、どうやら”こっちゃきてこれ撮れ”と言っているらしい。
そこを覗くと・・・魚が死んでいる。
う〜ん、兎に角撮ってみる。
画像を見せるとおじさんは非常に満足げである。
なぜ?
ついでなので、おじさんの写真も撮られてもらっちゃいました。ひと編をご参照ください。
どうも調べてみると
”白い魚を見たものは天国に行けるという言い伝えもある”そうな。
そうか、確かに白い。。。
でも、死んでいる。。。。
天国・・・行けるかな??? -
こちらはアブラハム生誕の地に隣接する、メヴリディ・ハリル・ジャーミィ。1986年に建てられた新しいモスクです。
オスマン様式の立派なモスク。
有名ガイドブックではどうも名前の表記が違っているみたいです・・・ -
巡礼者が増えて入りきらなくなったために、建てられた新しいモスク。
これだけ大きいモスクを造ったらしばらく大丈夫だろうか・・・ -
中庭より。
中庭には幾つか部屋があって、どうも巡礼者の方が休息をとっているようでした。
お祈りの時間ではなかったので、ひっそり。 -
-
ウルファ城跡へ向いながら裏山へ登る。
なかなか良い眺め。 -
-
モスク越しにウルファの街が見渡せます。
-
どうやら私は間違った道を登ってしまったようだ。
上まで登ったが城への入り口がない。
私は東側を登りすぎたようだ・・・
戻るのも嫌だし、城壁沿いに堀を進むことに。
多分、堀は城を一周し、入り口に続いているはず、はず。
もくもくと、一人堀を進む。
なんと、ここがゴミだらけ。
オムツ、空き缶、片方だけの靴・・・臭い。
しかしひるまず進む、きっと入り口に通じているはず。 -
”インシャアッラー”
私は無事城の入り口にたどり着いた。
途中で堀が途絶えていたら・・・かなり悲しい。
ゴミの道を越えてきて、良かった。
神に感謝です。
そして、待ち受けていたのはこの景色。
う〜ん絶景かな。 -
アッバース朝時代814年に建てられた要塞を元にしたお城とのこと。
今では石柱は落書きだらけ・・・ -
アバヤを着た女性が通り過ぎていきます。
-
-
再びメヴリディ・ハリル・ジャーミィへ。
左側がアブラハム生誕の地の入り口、奥がモスク。
丁度お掃除中でした。 -
交差ヴォールトの屋根。美しいアーチが続く回廊。
素朴なデザインもなかなか素敵。 -
スカーフを被って、さぁ巡礼しましょう。
中は薄暗い洞窟。
滾々と聖水が沸いています。(ガラス張り)
病が治ると言われる場所。
みなさん、真剣に祈りを捧げている。
私も静かに正座してしばらく瞑想。。。 -
入り口はこんな感じ。
銭湯のような入り口で、服装チェックを受けてから、男女別々に入る。
洞窟があるとは思えない入り口です。
無料で入れます。 -
バザールへ。
この日は日曜日、ひっそりとしている。
出ているのは出店のみ、基本的に店舗はお休みのようす。 -
バザールの水場。
なかなか凝った造りです。 -
ミナレット???頂上に拡声器がついている。
アザーンを流しているかな。 -
壁に映る影もアーチ型。
-
そして、またサライオニュ通りへ。
石畳の道はやっぱり素敵。
さぁ、宿へ戻って荷物を背負って、ミディアットへ出発だぁ。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- こんぱすさん 2009/01/27 16:42:16
- 華麗な旅行スタイル 素晴らしい写真
- 「老人は思い出に生きるのみ」
もうこのような所へは行けませんが、素晴らしい写真で、もう一度行った気分にさせて頂きました。 当方もデヤルバクルが目標でしたが、日程が長くなりすぎて、行けませんでした。
若い人は、短い休暇でも、華麗な旅行ができるのだ、と感心しています。
− ブログを見たお礼のために書いているだけですので、返事はいりません。
- ishicameraさん からの返信 2009/01/27 22:24:29
- ありがとうございます。
- カキコミしていただいて、ありがとうございます。
”思い出に生きる”素敵な言葉ですね。
私も旅の思い出に浸ってばかり、時々ふと何処かの国の街角を非常にリアルに思い出すことがあります。
私もこんぱすさんの旅行記を拝見し、かつてドライブをしたアメリカを思い出しました。ありがとうございます。
素敵な旅のスタイル、と言っていただけて、すごく嬉しいです。
でも、カメラ用品がギッシリつまった、自分より大きくて重いバックパックをひたすら運び続けているのが私の旅。時々自分で情けなくなる時がありますよぉ〜(涙)。
トルコ24日間、とっても羨ましいです。
できることなら、私ものんびりトルコを周遊してみたいなぁ。
今度はこんぱすさんのように、トルコで青い海を見てみたくなってしまいました。
写真、見ていただいて、旅を思い出していただけたなんて、何だかすっごく嬉しいです!!!
ishi
-
- バートンさん 2008/05/18 00:06:29
- ここ、ここ!
- そっか〜、あの夜のモスクは道の真ん中にあったモスクだったんだ。
記憶では小さかったような気がするが。。。
やっぱり時間が経つと駄目ですね、細かいこと忘れちゃう。
で、ここなんだよね〜、ナンパされた所(笑)
そんなことはしっかり覚えてるなんて。。。(汗)
ばーとん@セクシーダイナマイトでもチカンに会わなかったよ
- ishicameraさん からの返信 2008/05/18 13:59:13
- おおここが噂の
- この写真の場所が!!!
噂のセクシーダイナマイト。
そしてもバートンさんもチカンに会わなかったんですね。
よかったです。
トルコでもエリアによるのかも。
アナトリア南東部は、人が良くて最高ですねぇ。
セクハラもなく満喫できましたよぉ。
イスタンブールのホテルのフロントマンに”なんでそんなに危ないところいったの?”って言われちゃいましたが・・・(~~|)
- バートンさん からの返信 2008/05/18 22:35:21
- RE: ここ、ここ!
- 言われてみれば南東部ではチカン&セクハラは無かったです。
地区によるのかも。南東部はクルド人が多いからかな?
>アナトリア南東部は、人が良くて最高ですねぇ。
>セクハラもなく満喫できましたよぉ。
人良いでしょ〜。素朴だし。お勧めしてよかったです。
危ない場所って、人種問題等で揉め事が多いからそう思われているのかも。
バスでイスタンブールへ戻る時、検問の数がとても多かったのです。
実際に行くとそんな気配全くないんだけどね。
改めて写真を見るとやっぱり行ってない場所沢山あります。
城にも行かなかったし路地も彷徨わなかった。。。何してたんだろ^_^;
あと、いしさんの旅行記を読んで「聖なる魚の池」の謎が解けました。
感謝です。
- ishicameraさん からの返信 2008/05/19 20:14:45
- そういえば・・・
- そういえば検問多かった。
路線バスは免除みたいで、一回もパスポートチェックは無かったけど。
あと国内線の警備がすごかった〜。
やっぱりまだまだ情勢は不安定なんですねぇ。
魚の秘密、そうらしいですよ。
わたしも帰国後知りました(~~|)。。。
-
- sunnyさん 2008/05/17 12:18:46
- 聖地いいですね。
- ishiちゃん、こんちは。
作成中にお邪魔してます。
前半部分の写真、静けさが伝わってきます。やっぱり聖地はいいですね。夜のシャンウルファ素敵でしたが、私は朝のほうが好みかな。
あ、けどマシュハドは夜に行ってね。ライトアップがそれはもう素敵だった。イマームレザーで嗚咽しながら感極まって涙を流しながら祈る人の姿を見て身震いしたよ。
私もイラン作りたいけど画像データがまだイエメンだから(爆)。明日、友達が持ち帰ってくれるから来週以降かな。
イケメンにもあえてよかったね♪
バートンさんみたいにセクシーダイナマイト発信した?
sunny
- ishicameraさん からの返信 2008/05/17 21:19:09
- RE: 聖地いいですね。
- どうも、コンバンワ〜。
> 前半部分の写真、静けさが伝わってきます。やっぱり聖地はいいですね。夜のシャンウルファ素敵でしたが、私は朝のほうが好みかな。
バートンさんからウルファはいいと聞いて楽しみにしていったけど、聖地とっても素敵でしたぁ。薔薇満開だし、結構スケールがあったよ。思ったより大きい建物でした。
イラン薔薇綺麗でした???
> あ、けどマシュハドは夜に行ってね。ライトアップがそれはもう素敵だった。イマームレザーで嗚咽しながら感極まって涙を流しながら祈る人の姿を見て身震いしたよ。
おぉ、聞いただけで身震いしてきたぁ。すごい光景ですねぇ。祈りの真髄がありますねぇ。そしてマシュハドの夜景・・・う〜ん見たい。
やっぱイラン行くしかないですね。
> イケメンにもあえてよかったね♪
> バートンさんみたいにセクシーダイナマイト発信した?
イケメンいっぱい見れました。イランはイケメン天国でした。
みんな自身があるみたいで、俺撮って的にカメラの前にたってきましたよぉ。
私はセクシー発言はなかったです〜(~~|)
意外とセクハラなかったよ。
私はトルコの方のお好みではないようですねぇ。へへへ。
ishi
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