1994/09 - 1994/09
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みどりのくつしたさん
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パタヤを午前10時に出て、バス、ボート、ピックアップを乗り継いでコサメットへ。
コサメットの「リトルハット」というバンガローに宿を決めて落ち着いたのが、午後2時になった。
明日はバンコクへ行くわけだから、その行き方を調べにピア(桟橋)へ歩いく。
歩いてみると、たった20分でボートのピアへ到着。
ピアで聞くと、バンペーからバンコクへ、午前7時から毎時間バスはあるそうだ。
コサメットの案内板が船着場を降りたところにあったので、チェックしてみた。
ピアからコサメットの各ビーチへはピックアップがある。
その料金は、近いところから10B、20Bとちゃんと決まっているようだ。
ただ、10人集まらないと出発せず、人数が少ないときは10人分の料金を客数で割ることになる。
一番南の「Ao Kiu」まで1人50B。
1人で行こうとすると500B払うことになるが、これでは高すぎると首をかしげる。
フランス人のカップルがちょうど到着したところで、僕と同じ看板を見ていた。
僕から話しかけて、コサメットの現在の状況を説明してあげる。
まあ、僕もほんの1時間ほど前にコサメットに着いたばかりだが、それでも先輩には変わりないからね。
このように、旅先で出会う、いかにもその土地をわかっているような人は信用できないんだよ。
1時間いても、10年くらいいたよう話をするものなんだから。
フランス人カップルは「Naga Bungalows」に泊まると決めているそうだ。
ちなみに僕が泊まっている「Little Hut」は、そのすぐ近くだ。
だから、「歩いてすぐだからピックアップに乗る必要はないよ」と教えてあげる。
あとでナガバンガローへ行ってみたが、部屋にバストイレがなかった。
そういう点では、僕の泊まっているリトルハットの方がいいとおもった。
ピアの近くの店へ入ると、面白そうな服があった。
基本的には、欧米人がビーチで着るタランとした服の系統なんだけどね。
でも、カオサンなんかにある服屋のように、何でも並べてあるというんじゃない。
服屋の主人がデザインしているようだ。
全体的に全部が同じテイストだったからね。
それで僕も、ロングパンツと、長袖の上着、それからショートパンツの同じ緑色のおそろいを買ってしまった。
日本で世界旅行者協会の集まりにでも着ていって、びっくりさせようと思ったからだ。
ところがもちろん、海外で買った服というものは、日本ではとても着れるものではない。
僕はずーっと昔、ビルマで「ロンギー(巻きスカート)」を作ったことがある。
それ以前に、マニラでバナナ繊維で出来た「バロンタガログ」もオーダーメイドしたこともあった。
しかしどれも、日本へ戻って来たら、部屋の外で着ることはなかったからね。
ショートパンツだけは、国立競技場でトレーニングする時に使って、重宝したけれど。
まあ僕の歳になっていれば、別にぺらぺらの服を着ることにも恥ずかしさはない。
ただ、東京の夏は異常に蒸し暑い。
ペラペラのロングパンツだと外は歩けない。
だって汗でびっしょりになって、下着が透けて見えてしまうだろう。
それだと警察に逮捕されてしまうかもしれないしね(涙)。
だから僕のスーツケースの中にはまだ、この服の上下がキレイなまま残っているよ。
リトルハットへ戻って、水着を着て、リトルハットのレストラン前のビーチで泳いた。
このビーチはなかなかステキだったよ。
日が暮れるまで、ぱちゃぱちゃやっていた。
ただ問題だったのが、「夕方7時からレストランでビデオの上映をやります」という告知があったこと。
リトルハットに泊まっていたのはほとんど白人の若者たちだった。
そして彼らは、夕方になるとレストランに集まって、一緒に映画のDVDを見始めたんだ。
レストランは彼らで満員になる。
カオサンでも白人の集まる店では、夜はDVDの上映をやっていた。
そして、白人の若者はそこに集まっちゃうんだよなー(笑)。
僕が東南アジアを個人旅行していた1980年前後。
この時代は、もちろん旅行者が少なかったせいもあるが、人種と関係なく、旅人は出会えばとにかく話をしたものだ。
互いの情報を交換するばかりか、旅に出た理由や将来の計画などを気軽に話していた。
でも旅先で他の旅人と会うこと自体が楽しみだったんだよね。
旅人が出会えば必ず声を掛け合ったものだ。
その時代から、旅人の環境も、旅人自身も変わってしまったのだろう。
欧米人旅行者は、昔は日本人というものが珍しかったんだろう。
だから、英語を話す日本人がいれば、興味を持っていろいろ日本について聞いてくる人もいた。
カトマンズなんかでは、「あなたみたいに英語を話す日本人とはじめて会ったわ!」などと、モテモテだった。
これも、自分の意見を英語で言える日本人がほとんどいなかった時代だったからね。
ついでに書いておくと、昔は互いに住所や連絡先を教えあってた。
ペナン島の食堂街で出会ったオーストラリア人の若いカップルの写真を撮って、送ってあげたりね。
しばらくしてお礼の手紙が着いて、「また旅に出るお金を貯めるために、鉱山で働いてる」みたいな近況報告があった。
スリランカのキャンディの湖の近くを歩いていたら、アジアを横断してヨーロッパまで行くというオーストラリア人看護婦と会って話をしたことがある。
やはりスリランカの、ヒッカドアビーチでは英国人の若者2人から「旅の本は図書館で借りればいいんだ」というテクニックを教えてもらった。
そのほかでも、国境を越える時は互いに声を掛け合って、町まで一緒に行くのが普通だった。
現在は、外国人旅行者がいたら逃げ出す日本人旅行者もいるとか。
白人がいたら、最初から無視する日本人旅行者もごく当たり前にいるようだ。
それだけならば、「最近の日本人旅行者はだめだ」と言える。
でも、欧米人の若者連中も、欧米人だけで集まって、バーやレストランでDVDの映画に見入っている。
つまり、本格的な旅行者の時代。
僕が旅をして、旅先でいろんな外国人と知り合って、互いの経験を交換し、いろんなことを語り合えた時代はもう終わったんだろうね。
でも僕はそれを、寂しいとは思わない。
だって、僕はそういう個人旅行者の黄金時代に旅をしてきたのだから(笑)。
リトルハットのバンガロー28号の自分の部屋へ戻る。
バスルームで水シャワーを浴びる。
夕食は、ナガバンガローのレストランへ行った。
ここでさっき話をしたフランス人カップルがいたので、軽く挨拶した。
でももちろん、カップルの話に割り込むのはルール違反。
1人でリトルハットへ戻る。
バンガロー自体は隙間だらけのものなので、ベッドには蚊帳がついている。
「このバンガローも、女の子と一緒ならばステキだろうなー♪」と思ったりする。
やはりビーチリゾートというものは、中年男性独りで来るところではないね。
来たとしても一泊で、通り過ぎるのがいいでしょう。
【旅行哲学】どんな部屋でも女の子と一緒ならば楽しいはず。
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/1994/ko_samet2.htm
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