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帰りは間違わずに山陽道を突っ走った。龍野西SAにより、そのまま栗東へ。栗東で下り、琵琶湖大橋を目指す。琵琶湖大橋までかなり距離があったことを思い出した。距離もあるが8号線は渋滞がひどかった。やっと477号に入り、渋滞はなくなったが、さて、佐川美術館はどこだろう。地図は琵琶湖大橋の左下あたりになっている。橋の手前を左折すると道の右側はもう湖面だ。それを1kmほど行くと、佐川美術館はあった。佐川美術館は佐川急便が作った美術館である。私のお目当てはその一角にある楽吉左衛門館である。<br /><br /><br /> チケットを買って中に入ると、二棟の横に長い建物が水上に浮かんでいるかのようにある。エントランスまでの距離がある廊下の横は、浅いが広々とした水庭が湖面を連想させる。その水庭の中央に飛び上がる鹿の彫像がある。水があることで、静けさが一層増しているようだ。水庭からあふれた水が通路の脇の細い側溝を通り、角の吸い込み口に呑まれて行く。そのとき、まるでカエルかアヒルが騒ぐような濁った音を立てる。あんまりいい音ではないが、これも計算なのか。しかし、いい設計だ。だれの設計だろう、パンフを見ると、設計・施行は竹中工務店だった。 <br /><br />エントランス・ホールに入るとまずは左手、平山郁夫館だ。平山郁夫の「平和の祈り」シルクロード シリーズが飾られている。平山郁夫の作品は数多く見ている。シルクロードの作品もたくさん見ている。展示室の空間はいいのだが、ちょうどいっしょになった人たちのおしゃべりが大きな声で、部屋に反響して雰囲気を損ねた。そこで、もう少し小さな声でしゃべってくれと頼んだ。団体さんなのだろうか、絵に関係ないことをしゃべっている。で、彼らが行き過ぎるまで待っている。 <br /><br />次は佐藤忠良館。忠良さんのブロンズは好きだ。一般の人はブロンズにはあまり興味を示さないから、さっさと通って行ってくれるのでありがたい。<br /><br /> さぁ、いよいよ楽吉左衛門館だ。「守破離」をコンセプトにした楽さん自身の設計で作られた展示室だ。設計から施行,完成までテレビで見ていた。展示室は地下にあるので、照明を抑えた暗い階段を下っていく。ホールを右手に入ると、黒い板を横に張ったような展示室に作品が置いてあった。そして奥に行くと、破の守とか破の破とか名づけられた空間にそれぞれの作品が展示されている。どこも暗い。その中に作品が鎮座しているのだ。そういえば智美術館でもこういう飾り方をしていたな。楽15代の作品はお気に入りだ。だれもいない空間でゆっくりと作品と対峙できた。贅沢な時間だった。これこそ非日常の世界だ。<br /><br /><br />美術館を出たのが5時近く。栗東から名神、東名とノンストップで帰ってきた。10時過ぎには家に着いた。家路に向うとPapasan、動物たちのことが思い出され、突っ走ってしまうようだ。この分なら大丈夫、まだまだあちこち回れそうだ。 <br /><br />

佐川美術館

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2008/04/18 - 2008/04/18

9875位(同エリア10868件中)

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buchijoyce

buchijoyceさん

帰りは間違わずに山陽道を突っ走った。龍野西SAにより、そのまま栗東へ。栗東で下り、琵琶湖大橋を目指す。琵琶湖大橋までかなり距離があったことを思い出した。距離もあるが8号線は渋滞がひどかった。やっと477号に入り、渋滞はなくなったが、さて、佐川美術館はどこだろう。地図は琵琶湖大橋の左下あたりになっている。橋の手前を左折すると道の右側はもう湖面だ。それを1kmほど行くと、佐川美術館はあった。佐川美術館は佐川急便が作った美術館である。私のお目当てはその一角にある楽吉左衛門館である。


チケットを買って中に入ると、二棟の横に長い建物が水上に浮かんでいるかのようにある。エントランスまでの距離がある廊下の横は、浅いが広々とした水庭が湖面を連想させる。その水庭の中央に飛び上がる鹿の彫像がある。水があることで、静けさが一層増しているようだ。水庭からあふれた水が通路の脇の細い側溝を通り、角の吸い込み口に呑まれて行く。そのとき、まるでカエルかアヒルが騒ぐような濁った音を立てる。あんまりいい音ではないが、これも計算なのか。しかし、いい設計だ。だれの設計だろう、パンフを見ると、設計・施行は竹中工務店だった。

エントランス・ホールに入るとまずは左手、平山郁夫館だ。平山郁夫の「平和の祈り」シルクロード シリーズが飾られている。平山郁夫の作品は数多く見ている。シルクロードの作品もたくさん見ている。展示室の空間はいいのだが、ちょうどいっしょになった人たちのおしゃべりが大きな声で、部屋に反響して雰囲気を損ねた。そこで、もう少し小さな声でしゃべってくれと頼んだ。団体さんなのだろうか、絵に関係ないことをしゃべっている。で、彼らが行き過ぎるまで待っている。

次は佐藤忠良館。忠良さんのブロンズは好きだ。一般の人はブロンズにはあまり興味を示さないから、さっさと通って行ってくれるのでありがたい。

さぁ、いよいよ楽吉左衛門館だ。「守破離」をコンセプトにした楽さん自身の設計で作られた展示室だ。設計から施行,完成までテレビで見ていた。展示室は地下にあるので、照明を抑えた暗い階段を下っていく。ホールを右手に入ると、黒い板を横に張ったような展示室に作品が置いてあった。そして奥に行くと、破の守とか破の破とか名づけられた空間にそれぞれの作品が展示されている。どこも暗い。その中に作品が鎮座しているのだ。そういえば智美術館でもこういう飾り方をしていたな。楽15代の作品はお気に入りだ。だれもいない空間でゆっくりと作品と対峙できた。贅沢な時間だった。これこそ非日常の世界だ。


美術館を出たのが5時近く。栗東から名神、東名とノンストップで帰ってきた。10時過ぎには家に着いた。家路に向うとPapasan、動物たちのことが思い出され、突っ走ってしまうようだ。この分なら大丈夫、まだまだあちこち回れそうだ。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
高速・路線バス
  • パンフより

    パンフより

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この旅行記へのコメント (1)

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  • スーポンドイツさん 2008/10/17 10:13:54
    はじめまして
    はじめまして、buchijoyceさん
    ご訪問いただき有難うございました。
    日曜美術館で見て以来、ここもいつか訪れたい所です。
    それにしてもすごい走行距離ですね(*_*)
    すーぽん

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