2004/04/27 - 2004/04/28
398位(同エリア484件中)
NODAさん
チェンコーンから小さなボートでメコン川を渡ってラオスのフエサイに入りました。フエサイはルアンパバーンへ向かう船が出る町で、ここに泊まる旅行者は多くないようです。
PR
-
チェンコーンを離れたボートは2〜3分で対岸のフエサイに到着です。ボートは川岸に突っ込むようにして停止し、乗客は足が濡れないよう、舳先から岸に飛び移らなければなりません。
-
岸に上がったら次はこのイミグレーションです。
1くらい前から日本人はラオスのビザが免除になったので、パスポートさえ持っていれば簡単に入国できます。 -
これがフエサイ(HOUAY XAI)の町並み。
店が並んでいるのは200mくらいの範囲で、あっという間に町の端から端までを歩いてしまいます。
ゲストハウスもここに集中しています。 -
これが僕らが泊まったフエサイゲストハウス。
ホットシャワーとトイレの付いた部屋が一泊200バーツでお手ごろです。ハノイから来た青年や、欧米人旅行者も泊まっていました。 -
部屋はこんな感じ。
天井にはファンがついており、なかなか快適です。 -
バルコニーからはメコン川を望むことができます。
手前の青い屋根はオープンレストラン。 -
フエサイの通りを眺めることもできます。
何もないですね。 -
町を歩いても何もないので、声をかけてきたトゥクトゥクで出かけることにしました。
地元の人が住む集落、モン族が住む集落、中国製品を扱うチャイナマーケット、ローカルマーケットです。 -
ひとつめの集落。
高床式の立派な家です。
庭にはニワトリが遊んでいて開放的です。 -
小麦粉をこねているおじさん。
ライスペーパーを作るのかな、と思ったら、麺になるのでした。 -
出来上がった麺はおばさんが箱詰めします。
真っ白い麺はおいしそうです。 -
砂場?で遊ぶ子供たち。
-
モン族が住む集落。
電気は来ていますが、かなり貧しい生活のようです。
子供は裸、はだしで遊んでいました。
ここは旅行者のホームステイを受け入れており、ここに泊まったり、1〜3泊程度のトレッキングにも参加できるとのことでした。 -
村で作った和紙を売りに来た女の子。
-
貧しい集落ですが、ちゃんとした学校がありました。
2キロ四方から子供たちが集まってくるそうです。
家が遠い先生たちが寝泊りする部屋もありました。 -
これ、何でしょう?
答えはお酒の蒸留装置。
ドラム缶の中に原酒を入れ、下のかまどで火を燃やして加熱します。ドラム缶の上には水の入った洗面器があり、蒸気になったアルコールが冷やされて液体にある。それをホースで外の容器に集める。といった仕掛けで、東南アジアでは良く見られるものです。 -
モン族の村を離れ、こんな田舎道を行くと…
-
ローカル市場がありました。
明るい照明も快適な空調ももちろんありませんが、新鮮な野菜や肉は沢山あります。 -
おばちゃんたち、何をしているのでしょう。
実は、膨らましたビニール袋を棒の先に付け、豚肉に集まるハエを追い払っているのです。いくら棒を振り回そうと、ハエがいなくなることはありません。永遠に続く戦いです。 -
こちらは化粧をしているのでしょうか。
お客が少ないので商売そっちのけです。 -
商品はこんな感じで並べられています。
キノコ、ニガウリ、インゲン、ライムなどが見えます。 -
ここがルアンパバーンに向かうボートの乗り場です。
高速で一気にルアンパバーンに向かうボート、一泊二日でのんびりと旅するボートの2種類があります。
僕なら後者を選びますね。
いずれにしろ、狭いボートに座ったままになるので、チェンコーンで買った座布団が必要なのです。 -
6時頃になって夕日を見にメコン川へ。
ちょうど、川の向こうに日が沈むので夕日を眺めるのには好都合です。
残念ながらこのときはすでに日は沈んでいましたが、空にはまだ赤い色が残っており、静かできれいな夕暮れでした。
写真が青いのはデジカメのホワイトバランスをちょっといじってみたからです。 -
ホワイトバランスを変えてもう一枚。
-
ゲストハウスの前にあるレストランで夕食。
メニューはラオス語と英語で書かれているのですが、英語を読んでも具体的な料理がイメージできません。
いつも同じようなものばかりになってしまうのが残念です。
・トムヤムクン
・イカのサラダ
・野菜と海鮮の炒め物 -
さて、一夜明けて朝の散歩。
道端のカフェで朝食です。 -
まずはスイカシェイク、と思ったのですが、なぜかフエサイではスイカは見かけず、パイナップルシェイクになりました。
-
そしてフランスパンにハム、トマト、チーズを載せて焼いた、ピザトーストのようなサンドイッチ。
なかなかいけます。 -
これ、猫の表情がいいでしょ?
パンに載っているチーズやハムを貰いにきたんです。 -
ラオスはフランス統治下にあったため、フランスパンが食べられていいます。こんなパン売りの手押し車(屋台の一種みたい)もありました。
-
これは自転車通学の高校生たち。
颯爽と走っていきました。 -
フエサイは一泊だけでタイのチェンセーンに戻りました。
そしてここはチェンセーンの市場。 -
ココナツを使った甘いお菓子が並んでいます。
おいしいので買って食べたいのですが、あまりも甘いし、量も沢山くるので断念です。 -
代わりに買ったのがこれ。
バナナチップスです。
お値段は5バーツで、ほのかな甘さがほっとします。 -
これ、魚の干物です。
タイではみんな魚の首を折ってあるんです。
何か意味があるのでしょうか。
不思議に思います。 -
チェンコーンからチェンライに戻ります。
料金は57バーツ、時間は2時間半でした。 -
チェンライ着はお昼ごろ。
こんなお昼ご飯を食べました。
ご飯におかず2種類を載せてもらい、このほかにブタとニガウリのスープとペプシで40バーツくらい。
やめられませんね。 -
夜はもちろんナイトバザールへ。
去年来たときは屋台が並んでいましたが、今は立派な建物にお店が入っていました。全部で46軒ものお店があり、舞台でのショーを見ながら食事が出来ます。
これでフエサイ編は終わりです。
次はメーサイ編をどうぞ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (8)
-
- アル中さん 2008/11/06 21:25:00
- 猫の表情がたまらなくいい!
- お久しぶりです、NODAさん
相変わらず、たのしそうなアジアの旅をされていますね。
旅行記を読んでいて羨ましくなりました。
4日間の強行日程の旅は参考にもなり、短い日程でのラオス行きを
目指している自分にとって励みにもなりました。
ミャンマーは治安が不安ですが、行けたら行ってみたいですね。
早くメコンを見ながら一杯やりたいものです。
ではでは
アル中
- NODAさん からの返信 2008/11/06 22:02:17
- RE: 猫の表情がたまらなくいい!
- アル中さん、まいどです。
ラオス行きをお考えなんですね。
僕はまだビエンチャンしかいったことがないのですが、のんびりとした
いい町ですよ。メコンのほとりで飲むビールは最高だと思います。
また、ちょっと調べたところ、ハノイ経由だとルアンパバーンに当日着で
入れるそうです。いつも短期決戦の旅の僕には嬉しいスケジュールです。
少し前の旅行人がミャンマー特集でした。
なかなか面白い内容でしたが、その中には、ミャンマーは危ない印象を
もたれているが、実際はとても穏やかな国だ、とありました。
カメラマンの長井健司さんが銃で撃たれた悲しい事件はありましたが。
今は落ち着いているのではないでしょうか。
猫、いいでしょう?
舌が肥えているのか、ハムとチーズしか食べませんでした。
あっ、それからフィリピン。
自由時間は少なかったようですが、充実した滞在だったようですね。
NODA
-
- ナーンさん 2008/09/05 13:01:21
- NODAさん、お久しぶりですナーンです!
- 来月タイ・ラオスへ旅行しようかと思っています。
フエサーイの情報を集めていたらNODAさんもフエサーイへ行かれたではありませんか・・。案の定、有益な旅行記でした!
僕はチェンコーンからフエサーイに入っていったんルアンナムターを目指そうかと考えています。帰りにフエサーイで1泊しようかチェンコーンまで戻ってしまおうか思案中です。フエサーイは何にもなくて泊まる価値ないよとか言う人多いですよね。NODAさん、どうでした? 何もない街なんてないですよね?その何もない街で過ごすのも旅というものではないかと・・・。
飯屋さんは何軒かあったでしょう?ゲストハウスもそこそこきれいなところもありそうですものね。
メコンをラオス側から眺めて過ごすのもりっぱな価値ではないかと思っています。
フエサーイは街中をツゥクツゥクは流していたでしょうか?彼らがいれば、いろいろ連れて行ってもらえますからね。
では、何かおもしろい情報などあれば教えてください。
- NODAさん からの返信 2008/09/06 15:51:26
- RE: NODAさん、お久しぶりですナーンです!
- ナーンさん、ご無沙汰しています。
旅行記を読んでいただきありがとうございます。
来月にタイ〜ラオスですか。いいですね。
バンコクは少し賑やかになっていますが、いつも穏やかな北部の旅ならゆっくりと楽しめることと思います。ラオスもこれ以上ないくらいにのどかですしね。
さてお尋ねのフエサイですが、「何もない」というのは、有名なお寺も、買い物するところも、夜遊びの場も、移動する手段も、何もないよ。ということですね。僕はメコンの眺めがあれば充分でしたけど。
あちこちのサイトを見てしまうと、充分すぎるくらいの情報が頭に入ってしまうので、現地に行ったときの驚きや感動が薄れてしまうと思うのです。ですから、ナーンさんには敢えて詳しいことをお話しない方が良いのではないか、とも思います。(まぁ、お話するネタもないのですが)
フエサイには多くの旅行者が集まるので、ちゃんとしたホテルやゲストハウスも食事をするところもあります。マッサージ屋(もちろん健全な)もありますよ。衣食住に関しては心配無用です。
アドバイスするとしたら、何しろ足になるものがないのでトゥクトゥクを見つけてどこかに連れて行ってもらうことです。トゥクトゥクが町(というか、一本の通りだけ)を流しているのは殆どみかけませんが、道端には止まっています。その中から、人の良さそうな、言葉が通じそうな運ちゃんをみつけて交渉するわけですね。
僕らは、若くてかなりいい男のドライバーにガイドをお願いし、少数民族の村などに行きました。充分な時間があれば軽いトレッキングもできるそうなので、次回はそれに挑戦したいと思っています。
あとは… 何かあるかなぁ。
もしカレーがお好きならインド料理店もありますし、インターネット屋もありました。
こんなところでしょうか。
参考情報として読んで置いてください。
楽しくリラックスできる旅になるといいですね。
レポートを期待しています。
☆実は僕も来月タイに行きます。今回はハジャイ辺りを考えているのですが、どうなることやら。
- ナーンさん からの返信 2008/09/08 10:53:59
- 情報ありがとうございます!
- フエサーイはやはりメコンが最高のごちそうみたいですねNODAさん。
街中にはトゥクトゥクがいるとのことですね。何といっても彼らが一番いろんなところ知ってますものね。
そこそこのきれいな宿があって、冷えた(?)ビアラオがあればメコンを眺めながら夕刻の時間は過ごせそうです。タイみたくナックローンカフェーへ行き歌手の歌を楽しめるなどということはできませんね、きっと。
夜は静かなメコン沿いの街の音でもたのしみながら早寝ということになりそうですね。
NODAさん自身はチェンコーンに戻らずぜひフエサーイで過ごしてみたら?と答えますか?
- NODAさん からの返信 2008/09/08 20:37:16
- RE: 情報ありがとうございます!
- やはり川のある町はいいですよね。
それが、国境の川であればなおさら。
日本ではありえないことですから。
折角フエサイを経由するのですから、ここで一泊しない手はありません。
トゥクトゥクでどこかに行くもよし、自分で歩き回るのもよし。
小さな町ですが、タイとは違った雰囲気が感じられると思いますよ。
それに泊まるところも食事をするところも、チェンコンよりフエサイの方が多いと思います。
- ナーンさん からの返信 2008/09/09 14:12:16
- わかりました! 泊まりますフエサーイ。
- そうですか・・
ネットでフエサーイの情報ってあまり取れないんですよね。
だからチェンコーンまで戻ってしまおうかと考えていました。
宿はNODAさんは「フエサーイGH」ですよね?なかなかきれいそうですね。僕は「タビーシンホテル」か「フレンドシップGH]はどうかなと思っています。どちらか中のぞかれましたか?宿って実際行って眼でみないと分かんないんですよね。
飯屋はやっぱメコンが望める場所がいいけど、ありますよね?
食後はどこかのカフェーみたいなところがあれば行ってみたいのですが・・・ないのかなあ〜。その辺はトゥクトゥクのおっちゃんに訊いてみますよ。
- NODAさん からの返信 2008/09/09 21:38:22
- フエサイの宿
- フエサイは数百メートルのメインストリートに全てが集まっているような町なので、そこにいくつかある宿を見て回るのは楽々です。500Bくらい出せばかなりきれいな部屋に泊まることもできますよ。あちこち覗いて決めればいいと思います。
メコンの望めるレストランもちゃんとありますよ。
僕らの泊まったGHの前がまさにそれです。
川風を感じながらゆっくりとビールを味わってくださいね〜
はい、ネットで調べるのはこれでオシマイ。
あとは現地でおもしろいものを見つけましょう。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
その他の都市(ラオス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
8
38