スイスといえば！～マッターホルン＆ユングフラウヨッホの旅♪

2005/06/10 - 2005/06/16

「そこに山があるから・・」といって山に登りたくなるような殊勝な性格なボクではないのですが、やはり一度は名峰といわれる山は体験してみたいものです。

今回は、「山登り」ならぬ「山下り」！！

登山をされる皆さんからお叱りを受けそうな、ゆるゆる旅ですが、やっぱり行って良かった！

アルプスの山々は、そんなダメなボクを素晴らしい景色で迎えてくれました。

エリア スイス

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ

名峰その?「ユングフラウヨッホ」を目指す起点はここグリンデルワルト。

高原の街らしい、ものすごく爽やか〜な空気が辺りを包んでいます。

あー、いいね〜♪

でも日本語の看板、いやに多くね！？

グリンデルワルトにある路面電車の駅に毛が生えたような可愛らしい登山列車の駅から、列車に乗り込み名峰ユングフラヨッホを目指します。

列車はぐんぐん登って行きます。

やっほ〜！！

ヨロレイヒー！！

標高が上がってきました。

もう緑は無く、岩肌と白い雪の世界です。

こんなところまで登山列車を引くなんて、スイスの人って凄いよな〜。

ユングフラウヨッホ駅に到着！

ユングフラウの駅は、山の岩盤の中（要するに地下）にあるため、駅で列車を降りても、大して感動的な風景は見れません。

感動の風景は、この後すぐ！！

見てください！
この大氷河！！

標高３５００ｍ超のスフィンクス展望台から見る、アレッチ大氷河です。

幅２０ｋｍだそうです。

この雪と氷の塊が、ゆ〜っくり流れているというのですから驚きです！

大自然の奇跡。

圧巻です。

写真じゃ、とても伝えきれません。

青い空に飛行機雲！

フィリップモリスの世界や〜・・。

スフィンクス展望台は、ぐるりとユングフラウやアイガー、メンヒといった名峰を一望できる近代的な展望台です。

地下にあるユングフラウヨッホの駅からは、激速のエレベーターで、２０秒くらいで到着です。

で、この展望台。

ただ風景を見るだけではないのです。

この展望台の地下には、ファンタジックな世界が・・。

それは、この氷の宮殿（というか回廊？）「アイスパレス」。

スフィンクス展望台から一段低いところにある、プラトー展望台の地下に広がる観光スポットです。

ファンタジックな空間ながら、気をつけないと５回は尻もちです。

ボクは３回しか、尻もちをつきませんでした。

ご満悦でアイスペンギンと１枚♪

で、ここがプラトーテラス、といわれる展望台。

遥か彼方に、スフィンクス展望台が見えます。

さて、お次は名峰その?「マッターホルン」！

どちらかというと、こちらが「その?」といって良いくらい有名ですね。
まさに世界の名峰。

明日は早朝から登るぞーー！！

電車で、だけど・・。

夜明け前。

ツェルマットの街から眺めるマッターホルンは、夜明け前の薄暗い、澄んだ空気のなかで、凛として佇んでいます。


・・・いよいよ夜明けです。

朝陽がマッターホルンに優しく差し込んできます。

うわ〜！！
きれいだーー！！

今まで景色を見て、涙が出たことは一度もありませんでした。

でもこの時、ボクは初めて自然に涙がこぼれました。

朝陽を浴びたマッターホルンは、本当に「神々しい」という言葉がぴったりの名峰でした。

で、マッターホルンを間近で拝める展望台「ゴルナーグラート展望台」に到着です。

始発の登山列車で登ってきましたので、辺りは冷たい空気と静寂で包まれていました。

ここから星を観察すれば、そりゃ良く見えますよ。
空気が薄いけど、きれいだもん！

こんな標高が高いところにも鹿がいるんですね。

展望台の横のところに水道の蛇口があって、そこの水がちょろちょろ流れているのを、美味しそうに飲んでいらっしゃいました。

さあ、それではいよいよ「山下り」です。

風景を楽しみながら歩きましょう。

マッターホルンは、刻々と時を追うごとに、その姿が変化します。

雲のドレスを纏ったマッターホルン様です。

いいねー。

何か登山部の出身！って感じですが、ただの帰宅部でした。

これぞ絶景！逆さ富士！ならぬ「逆さマッターホルン！！」。

リュッフェルゼーといわれる黒っぽい沼に写るマッターホルンは、マッターホルン近辺でのハイキングの名物です。

リュッフェルベルグという登山列車の駅に近づくと、この教会があります。

短いマッターホルンハイキングも終わり間近です。

ハイキング終了〜♪

ホテル・シュワルツゼーのテラスでマッターホルンを見ながら一服・・。

また遊びにきまっせ〜！

というわけで２大名峰をめぐる、ゆるゆる旅はこれにて終了〜！！