神戸旅行記(ブログ) 一覧に戻る
丹生(たんじょう)山系は神戸市北区にあり、六甲山系の北西に位置しています。東西約15kmにわたり標高500〜600mの山々が連なっています。源平の合戦や戦国時代の歴史が色濃く残る場所です。<br /><br />丹生山系にはふるさと兵庫50山に選定されている丹生山と関西100名山に選定されている帝釈山があり、その2つのピークハントを目的に出かけました。<br /><br />丹生山データ:標高516m、ふるさと兵庫50山(13座目)帝釈山データ:標高586.1m(二等三角点、点名:帝釈山)、関西100名山

新緑の丹生山系登山

1いいね!

2008/04/20 - 2008/04/20

4514位(同エリア5113件中)

0

21

GOTOCHAN

GOTOCHANさん

丹生(たんじょう)山系は神戸市北区にあり、六甲山系の北西に位置しています。東西約15kmにわたり標高500〜600mの山々が連なっています。源平の合戦や戦国時代の歴史が色濃く残る場所です。

丹生山系にはふるさと兵庫50山に選定されている丹生山と関西100名山に選定されている帝釈山があり、その2つのピークハントを目的に出かけました。

丹生山データ:標高516m、ふるさと兵庫50山(13座目)帝釈山データ:標高586.1m(二等三角点、点名:帝釈山)、関西100名山

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

PR

  • 自然休暇村管理センターの前にある大きな有料駐車場に車を入れます。500円也。登山客用というより、衝原湖でブラックバス釣をする人たちのためのようです。<br /><br />丹生山系登山のスタートとなった衝原湖の近くに、国指定重要文化財の箱木家住宅(箱木千年家)が保存されています。箱木千年家の奥に見えるのが丹生山系で、中央の山が帝釈山です。新緑が美しい季節です。

    自然休暇村管理センターの前にある大きな有料駐車場に車を入れます。500円也。登山客用というより、衝原湖でブラックバス釣をする人たちのためのようです。

    丹生山系登山のスタートとなった衝原湖の近くに、国指定重要文化財の箱木家住宅(箱木千年家)が保存されています。箱木千年家の奥に見えるのが丹生山系で、中央の山が帝釈山です。新緑が美しい季節です。

  • 衝原サイクリングターミナル脇に登山口があります。丹生山への登山コースはいくつかありますが、ここからはほぼ最短で丹生山に向かうコースです。登り始めてしばらくは竹薮の中を進みます。このコースは義経道で、源義経が鵯(ひよどり)越の逆落とし奇襲作戦をかけるため使ったとされる道です。

    衝原サイクリングターミナル脇に登山口があります。丹生山への登山コースはいくつかありますが、ここからはほぼ最短で丹生山に向かうコースです。登り始めてしばらくは竹薮の中を進みます。このコースは義経道で、源義経が鵯(ひよどり)越の逆落とし奇襲作戦をかけるため使ったとされる道です。

  • その後コナラ林の中を進みます。新芽の淡い緑が青空に映えて気持ちいいです。

    その後コナラ林の中を進みます。新芽の淡い緑が青空に映えて気持ちいいです。

  • 登山道はよく整備されており歩きやすいです。ちょうどコバノミツバツツジが満開です。

    登山道はよく整備されており歩きやすいです。ちょうどコバノミツバツツジが満開です。

  • 丹生山までの登山道はほとんど展望は利きませんが、1箇所だけ南側の展望の開けたところがあり、六甲山系が良く見えます。

    丹生山までの登山道はほとんど展望は利きませんが、1箇所だけ南側の展望の開けたところがあり、六甲山系が良く見えます。

  • 登山道には丁石があります。下山時に歩いた近畿自然歩道にも丁石がありました。上に行くに従いカウントダウンされていくようです。

    登山道には丁石があります。下山時に歩いた近畿自然歩道にも丁石がありました。上に行くに従いカウントダウンされていくようです。

  • 明要寺の墓所。

    明要寺の墓所。

  • 近畿自然歩道と合流。広い山道です。この道にある丁石は立派です。近畿自然歩道に入るまでは、ほとんど案内がなかったのですが、ここからはただでさえ迷いようのない道なのに、ほぼ50m間隔で案内がありました。

    近畿自然歩道と合流。広い山道です。この道にある丁石は立派です。近畿自然歩道に入るまでは、ほとんど案内がなかったのですが、ここからはただでさえ迷いようのない道なのに、ほぼ50m間隔で案内がありました。

  • 竹薮のトンネル。いい雰囲気です。石垣があり、ここが城跡であることがわかります。

    竹薮のトンネル。いい雰囲気です。石垣があり、ここが城跡であることがわかります。

  • 丹生山明要寺跡の石碑。豊臣秀吉が三木城を攻めた時に焼き払われたそうです。

    丹生山明要寺跡の石碑。豊臣秀吉が三木城を攻めた時に焼き払われたそうです。

  • しばらく行くと鳥居があります。この鳥居は二の鳥居で、この先が山頂です。ふもとの県道沿いに鳥居があり、その鳥居のそばに丹生神社前バス停があります。そこから神社までは1時間以上はかかります。

    しばらく行くと鳥居があります。この鳥居は二の鳥居で、この先が山頂です。ふもとの県道沿いに鳥居があり、その鳥居のそばに丹生神社前バス停があります。そこから神社までは1時間以上はかかります。

  • 山頂にある丹生神社。これは拝殿です。あまり山頂という感じがしません。展望はほとんどなく、ごく一部六甲山系が見える場所があります。

    山頂にある丹生神社。これは拝殿です。あまり山頂という感じがしません。展望はほとんどなく、ごく一部六甲山系が見える場所があります。

  • 丹生神社本殿。

    丹生神社本殿。

  • 丹生山頂で10分ほど休憩した後、帝釈山に向かいます。山道は丹生山系縦走路の一部で、太陽と緑の道と案内があります。丹生山から帝釈山までは緩やかなアップダウンの繰り返しです。最後がこの急登です。

    丹生山頂で10分ほど休憩した後、帝釈山に向かいます。山道は丹生山系縦走路の一部で、太陽と緑の道と案内があります。丹生山から帝釈山までは緩やかなアップダウンの繰り返しです。最後がこの急登です。

  • 帝釈山山頂には石の祠があります。ここは明要寺の奥の院があったところで、帝釈天が祀られていたことから名づけられた山です。

    帝釈山山頂には石の祠があります。ここは明要寺の奥の院があったところで、帝釈天が祀られていたことから名づけられた山です。

  • 山頂からの展望は、南から南東方向が開けており、淡路島や大阪湾まで見渡すことができます。この写真の左上アタリにうっすらと見えているのが淡路島で、明石海峡大橋も肉眼で確認できました。この東には六甲山系の連なりも見えていました。

    山頂からの展望は、南から南東方向が開けており、淡路島や大阪湾まで見渡すことができます。この写真の左上アタリにうっすらと見えているのが淡路島で、明石海峡大橋も肉眼で確認できました。この東には六甲山系の連なりも見えていました。

  • 帝釈山からは義経道の分岐まで同じ道を引き返します。義経道で下山せず、遠回りになりますが近畿自然歩道を下っていきました。石の階段状の道が続きます。この道は丹生神社の表参道で、丹生神社前バス停に続く道です。

    帝釈山からは義経道の分岐まで同じ道を引き返します。義経道で下山せず、遠回りになりますが近畿自然歩道を下っていきました。石の階段状の道が続きます。この道は丹生神社の表参道で、丹生神社前バス停に続く道です。

  • 延命地蔵尊があり、この先は簡易舗装の林道になります。

    延命地蔵尊があり、この先は簡易舗装の林道になります。

  • 林道は渓流に沿っており、落差7〜8mの無名滝をゲット。林道を進むとやがて千年家方面への分岐があり、それに従います。

    林道は渓流に沿っており、落差7〜8mの無名滝をゲット。林道を進むとやがて千年家方面への分岐があり、それに従います。

  • 衝原サイクリングターミナルと帝釈山。ちょうど湖に流れ込む志染川沿いの道からみたところです。桜並木があり、2週ほど前は満開だったことでしょう。

    衝原サイクリングターミナルと帝釈山。ちょうど湖に流れ込む志染川沿いの道からみたところです。桜並木があり、2週ほど前は満開だったことでしょう。

  • 駐車場まで戻ってきました。駐車場から見た丹生山(左)と帝釈山(右)。ちょうど3時間のハイキングでした。

    駐車場まで戻ってきました。駐車場から見た丹生山(左)と帝釈山(右)。ちょうど3時間のハイキングでした。

この旅行記のタグ

1いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP