2008/04/06 - 2008/04/06
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BO/Mさん
今日、2008年4月6日(日曜日)は、ハノイ桜祭り2008、がジャンボ通りの催事場で行われた。 その模様を幾つかご紹介したい。
【改訂:2008/04/11】
*九州ラーメン 博多一番山、の記事を改訂しました。
*また、関連してクチコミの「九州ラーメン 博多一番山」も改訂しました。
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今日は、桜祭りが有る、とベトナム人の友人に教わっていました。 場所は、ジャンボ通りとランハ通りの境目、ジャンボ通り側。 ローズガーデン(SA)前といった方が分かり易い位置でした。
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今回で2回目だそうで、去年は人出が多すぎて一時期かなり混乱した為、今年はジャンボ催事場を借りての開催となった様です。 主催は、日本語センター、と言う当地では最も歴史の有る日本語学習センターと、スポンサード企業各社、日越の交流団体が一部絡んでいる様です。
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「民」主催の行事である為、公的なハノイ情報としてあまり知らされている訳でも無く、僕自身、ベトナム人の知人経由、その開催をしった次第です。
行ってみてビックリしたのは、若いベトナム人が山と来ている事です。 韓国やオーストラリア、フランス等の同等行事も「官」主体で行ったり、様々な形で開催されている様ですが、どれだけの人出が有るのでしょうか? それらも、今後機会ある毎に、行って実感してみたいと思います。 オーストラリアの写真展と言うのがリタイト公演で行われましたが、それはひっそりとしてあまり人出が無かったやに聞いております。 -
桜祭り、と言うだけ有って、アーティフィシャルなものから、本物の桜の枝まで、そこら中に装飾として桜及び桜風のものがちりばめられています。 よく、○○銀座桜祭り、的なセルロイドで出来た桜が飾られるパターンが有りますが、そうした造花も天蓋として張ったネットから下げて、桜気分を満喫させてくれます。
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良く見て頂くと分かりますが、今日の開花に合わせて日本から空輸された桜の枝の先が、ビニル袋でまかれております。 そこに栄養素となるものが封印されており、今日に合わせての開花、となります。 ただ、実際には3分咲き程度に見受けられました。 この日に合わせて、日本桜協会だかそういう団体と協議して咲きそうな桜の枝を分けて頂き、枝として空輸し、こちらで桜の幹にくくりつけて開花、と言うフェイクでは有りますが、現実に近い最大限の努力をしている事がうかがえます。
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その意味で、ハノイを含むベトナムは、桜を植えることが出来ない気候に属するのだ、と言う事だと思います。 今迄も何度もトライされた事と思われますが、梅は咲いても桜は無理、と言うのが現時点での状況の様です。 近付いて見ると、良く分かります。 土を付けて海外にものを基本的に運べない、と言うのは常識で、故に枝に栄養分袋を付けて搬送する、と言う手段になっている事と推察します。 幹は、別途しつらえて、そこにあたかも咲いている様に設定する、努力が窺われます。
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こちらの子も、若い子はファッションに敏感であり、この日の為にオシャレをして来ています。 色々なタイプのファッションが有る中で、幾つか目立ったものを撮らせて頂きました。 結構、他の男性も撮っており、「撮られる快感」的なものを味わっている主人公気分の女性も多かったやに思えます。 フツーにポーズとかしてました。
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本物の桜の枝を配した桜(と言うのが正しいだろう)は数本有り、その他、造花も数本、でステージではカラオケ大会やら、アトラクション、踊り等が披露されており、賑やかな会場に、多くの人が集まっていました。 ハノイでは、クチコミで一気に人が集まる様で、多分夕方に掛けてはより多くの人出が有った事と予測されます。 僕は、午後2時頃から3時過ぎ、で帰りました。
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そして、多くの屋台、と言うかレストランブースが有りました。 日本食で7軒、全体で13−5軒程度の出店が食事系ではあったかと思います。 MASUDA、蓮、カフェモッ、竹林、寿司東京、喜楽、ラーメン屋、とJASPAS、系列の別店等、Pane e Vinoらのイタリアン、結構盛況でした。
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MASUDAはご主人も来ており、行った時間にはほぼ完売状態で、飲料程度を売っていた様です。 隣は日本そばの販売で、ミ・ソバと言いながら結構人気が有り、多く出ていた様に思えました。
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そばは、そばつゆとゆであげたそば、と言うシンプルさと味で、なかなか人気が高い商品だった様に思えます。
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つい、運営側の苦労を察して色々と見てチェックしてしまう性格上、ゴミの処理は難しい問題だな、と思いました。
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食べ物を売る=容器類が食べかすとして出る=汁ものは汁類も出て、残される=生ゴミ処理をしなくてはならない、と言う事で、時間によっては溢れかえらんばかりにゴミの山、となります。
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美味しそうなミニ握り、だか寿司系の販売も有ったようです。 どの店舗で売られているものか分かりませんが、結構美味しそうでした。
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しだれ桜、こちらはフェイクです。 良く見るとプラスチックのジョイントが見え、なるほど、これだけ綺麗に今日に合わせて咲かせる事は難しいよね、と一人納得。 ここでも結構人気が有り、記念撮影する人は絶えません。
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人の記念撮影を横からパチリ。
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ちょっと分かり難いのですが、これは会場を囲うようにしていたパネルが、外に向かって倒れている様子です。 倒れた瞬間は、結構盛大な音を立てただろうし、けが人が出なかったか、心配です。
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人出はかなり有り、パネルが倒れた時に居合わせてはいませんが、どんな様子だったか、状況が知りたかったですが、特には聞けませんでした。 屋外でやるイベントでは、こうしたアクシデントがつきものではあります。
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さて、倒れたパネル、ですが、足の部分の補強が不足していた様です。
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屋内、無風の想定なら、この程度の足でも良いでしょうが、屋外、風を想定すると、結構作りがヤワに思えます。 結果論ですが、倒れて初めて分かる、作成素材の簡易さが見て取れます。
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この合成板(10ミリ程度か)を囲んで、足もとは角材の木なのですが、打ち込みの釘は非常に細く、イベント屋が屋外である事の意識をあまりせずに作ったものだな、と思われます。
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警備は地元の公安に委託している様で、この場所はそのまま放置され、特に警備人は居りませんでした。 人が混む時間になって押し合いになったら、出釘で怪我をする人が出るのではないか、と心配です。
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今日は、「東京音頭」等の踊りイベントも有り、それに学生さん(多分、日本語センターで学習中の学生さんでしょうか)が多く参加する為、こうした浴衣姿のベトナム人お嬢さんが多く見られました。
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正面にはステージが有り、演武やカラオケ、踊りのパフォーマンスが有り、盛り上がっていました。
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桜祭り、が今後何年も年中行事として定着し、多くのベトナム人、日本人の交流の場となって行く事を期待したいと思います。
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それぞれ、友達と連れ立って来たり、恋人同士、でしょうか、パチリ、パチリ、と写真を撮っている光景がそこら中に展開されます。
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おばあちゃんとお孫さん、でしょうか、可愛い衣装で楽しそうな光景も見られます。 こちらの方は、家族思い、親を大切にする、が当たり前に為されており、家族中心主義、と言っても良い程、それを最初に考えて行動します。 結婚も親の反対ならダメ、家族と一緒にいられない様な遠い場所への就職も、考えあぐねる場合が多い、ホームシックにかかる人も多い、と言った具合です。
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寿司東京のブースです。 ここの主人は良く存じ上げている方で、元々は日本の企業マン。 ハノイ歌劇場そばのチャンティエン通りに近い場所にレストランを持っています。 昼、夜と偶に利用させて貰っています。
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Papa’sカフェ、アルフレスコズ、と同系列の店で、今日は軽食と食後のデザート系を売っていた様です。
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Pane e Vino、寿司東京の隣、にあるイタリアン。 もう一軒は大教会に近い方、ホアンキエム湖の西側一本奥に有ります。 ここも、美味しいレストランで、僕の表紙にしている画像が、ここのテーブルクロスとグラスです。 スパゲティ・ポモドーロにニンニクをミンスにして入れてくれ、と良く注文します。 とても美味しいイタリアン、好きです。(他にも好きなイタリアンは有りますが)
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ペパロニス、ホアンキエム湖西側にも有る店で、ハノイ市内に数カ所有ります。 いわゆるイタリアンですが、どちらかと言うと、アメリカンなイタリアン(何じゃ?)だと言うのが僕の中での位置付けです。 ベトナム人も気軽に行ける料金体系、の大衆店です。
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おそば屋さんをやっていた店。 ここだけは、何処の出店かは僕には分かりませんでした。 ただ、良い雰囲気でベトナム人為もかなり受け容れられていた風です。 値段的にもリズナブルな設定で、良かったのだと思います。
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MASUDA、は数ブース出店していました。 そのうちの一つには、タイガービール嬢まで居て、もうこの時間では飲料程度しか販売しておりませんでしたが、飛ぶように売れて無くなったのだと思います。 店主は企業駐在員出身で、日航ホテルから遠くない位置にお店が有ります。 線路を越えた湖のそば、というちょっと分かり難い設定ですが、駐在の会合等で良く利用させて頂きます。
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人の賑わいはかなりのもので、一日の催事に対して良くこれだけの人出が有ったものだ、と感心します。
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九州ラーメン 博多一番山。 桜祭り当日の出店では散々なコメントとしてコテンパンでしたが、その後、クチコミでも書き直した様に、店舗へ4月11日の昼食時に駐在員仲間とともに行ってきましたので、全面的に文章を改訂します。
当地ご主人と社長は九州福岡出身。
ハノイ北西部、日本大使館や家門に近い場所にラーメン屋、カラオケ、百均、ホテルをコンセプトに開業して現在に至る。
ラーメンは、開始当初から悪戦苦闘を重ね、今でも思い通りにならないベース白湯スープ作りを日々繰り返している。 日本とは天候が異なるし、食中毒等がハノイでは言われるので、細心の注意を払って、ガラ取りスープ作りは日々、注ぎ足し一切無しで作りきりとして取り組んでいる。 食材に対する概念が当地の雇員と日本人では異なる為、その点を注意しているが為に、結果コク、としての旨味、注ぎ足しで出来上がってくる厚みが出せない点で苦労する。 ただ、スープはガラから作っている。
味に関しては、種々好みもあるだろうが、豚の背脂を多目に入れる事で、かなりこってり感が出せるので、それは店員に申しつけて欲しい。 事実、僕は食べ残しのスープに背脂を入れて貰い、味わったが、確実にコクが加わり、その方が良い=美味いラーメン=に近付いた気がしました。
今後も継続努力し、良い味を出して行きたい、と言う気持ちと、美味しい味を楽しみたい、と言う当方の思いが合致して、ハノイで豚骨ラーメンだったら、あそこ、と言われる様、頑張って下さい。 -
蓮、市内中心部の運動場近く、または文廟近く、と言う場所で、ここの料理は、不味いものが無い。 どれをとっても平均点以上で、特にとんかつ類は定評が有ります。 昼と夜で顔が変わり、昼は定食屋として、夜は接待にも使える味と雰囲気の店に変わり、とても居心地の良い空間と食を提供してくれます。 今日は早朝から売り出したものが午前中で売り切れたのでしょうか、既に店は売り物が無い状態でした。 かつサンドだったのかな?
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JASPAS、ハノイタワーのレジデンス棟4階で、偶にお世話になります。 アメリカン系コンチネンタル+イタリアン、と言う(?)感じの店で、西洋人がよくタムロしています。 スポーツバー的なカウンターまわりと、ゆったりと座れるソファ側、もうひとつテーブル席も有ります。
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小さいながら、日本文化を紹介するブースとしてでしょうか、御神輿がまつられていました。
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食事ブース以外にも、文化紹介等のブースが連なっています。
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そして、幾つかのスポンサード企業が出展していました。 パナソニックのブースには、お姉ちゃんがコスチュームを着てデジカメや大型画像のTV等を宣伝していました。
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しかして、その足もとは・・・裸足〜! ベトナムだぁ、と思いました。 いえ、決して批難しているのでは無いのです、ベトナムだなぁ、と。 お姉ちゃん達はコスに身を固めて気合いを入れている訳では無く、もうフツーにまったりしていて、リラックスしているのでしょう、足もとは窮屈なハイヒールを脱ぎ、裸足です、裸足。
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楽ちーん! でもね、その格好でいつものペタサンダルで歩き回るのは、ちょっと違うと思うよ、姉ちゃん。 やっぱ、ハイヒールでビシっと決めて欲しいデス。
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入口ゲート。
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会場内のレイアウト図です。
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桜って、こちらの人にとっては魅力の有る花、なんでしょうかね。 そこら中でポース、してます。 写真撮ってます。
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インターナショナルSOS、もブース出してます。 こちらの医療機関です。 確か、日本語対応も出来る病院だと思います。
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上に張ったネットから、造花の桜を垂らしています。 これも結構雰囲気を出していました。
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KIM Dong出版社、と言う本の出版社さんの様です。 ここは、僕にとって今回新たな発見となりました。 英語学習用だと、ケンブリッジ、ペンギン、等の学習者ランク付けを付した簡単な薄い本が結構多く出ている事で、学習が比較的容易に出来るのですがベトナム語でそのコンセプトで出版物が有る事を、初めて知りました。
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これらがそうです。 一つのテーマに沿って、簡単な学習用の本を出版している事が分かりました。 ベトナム語学習者にとっては良いテキストとなるでしょう。
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ブースを一回りするつもりで、会場を回っていると、ドラえもんが居ました・・・ってこれ、許可とかどうなっているんだろうか・・と思いつつ。 でも、こちらでも非常にポピュラーなキャラらしく、皆、記念撮影をしていました。
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ホラ、この通りです!
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日本の文化紹介、のブースでしょうか? 福笑い、と言うのが有りました。
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そして、その隣が、二人羽織・・・って・・・。 実演していたんだろうか? 暑い日だったので、ご苦労様です。
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こちらは、どうやら浴衣を着ての記念撮影ブース、でしょうか。 多くのベトナム人が、色々な衣装に着替えていた様に見えましたが、あまりにも人が多かったので実際にどんな風なのかは良く分かりませんでした。
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こうして、富士山の絵をバックに、記念撮影していました。
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折り紙コーナー。
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書道コーナー、でしょうか。
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こんな風に、ブースが続きます。
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けん玉コーナーも有りました。
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鯉のぼりのバルーンあげ、そしてその向こうに見えるのは、高級サービスアパートメントのうちの一つ、ローズガーデン、です。 多くの日本人駐在員も、ここに住んでいます。
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Papa’sカフェ。
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ペパロニスのピザ。
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ゴミは定期的に清掃のおばちゃんが巡回して持ち去っている様でした。
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数居たコスプレ系の女性の中でも、この真ん中の姉ちゃんが一番気合い入っていた、と言うか陶酔していた様に僕には思えました。
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財団法人・日本・ベトナム文化交流協会、と言う団体も主催者側の様です。
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ハノイ日本語センター(ベトナム政府公認)が、主たる主催者側だと言う風に、幾人かの方に聞きました。
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あまり咲き誇っていなかった一本、栄養剤入り袋を枝の根側に付けた桜の枝たち。
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こんな浴衣なら、ハノイでも耐えられるだろうな、と思いました。 このお姉ちゃん、撮った後にニコニコと近寄り、画像を見せてくれ、とせがまれました。
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代々木とか原宿ならフツーに歩いていそうなタイプです。 秋葉原とはまたちょっと違うでしょう。
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Pane e Vino の小型ピザ。 うまし。
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東京音頭、踊っているベトナム人女性達、楽しそうです。
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Pane Vino
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このパスタを買って一口食べると塩気無し。 作っていた者に、胡椒と塩をくれ、というと、ちょっと待って、と僕の食べかけを一口食べて、OK、作り直す、と味を調整してくれました。 食べ直すとキチンとした味に仕上がっており、作り手のプライドを感じました。 その後、大きなバッタの方も味の調整をし直して、サンキュー、とウインク。 そう、食って、正直に美味い、不味いが言える間柄でなきゃね。 だから腕組みして「どうだ」みたいに酔っぱらって立たれても、こちらは無言で立ち去るだけ、になっちゃうんだよね。 そう、博多ラーメンのまずさに気持ちが立ち戻ってます。
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フェイクの桜で、ハイ、ポーズ。 可愛いお姉ちゃんの画像でシメ。
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