2008/04/01 - 2008/04/01
4465位(同エリア4880件中)
BO/Mさん
Cafe Mot
以前も紹介したが、ハノイ市内中心部に位置する、ビンコムのそばに、その日本飯屋は有る。
いつかも書いたが、大衆食堂、的なステータスである。
一階は、ちょっと注意しないと通り過ぎるかも知れない風情。
特に、至近距離に日本料理屋が出来た今日、そちらに目が行く確率が高まった、かも知れない。
ここは、キムマ界隈と並ぶ、日本料理屋、日式ラウンジの激戦区だ。
ここが好きだ。
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カフェモッ、と言う感じのカタカナ表記が、最も実際の発音に近いのだろうか。 モッ、はご存知の通り、数字の「1」。 一番カフェ?
カフェ、と良いながら、よく見ると実際には暖簾に「めし」と有るとおり、食事処である。
大衆食堂、と言うジャンルにくくりたい。
過去にもご紹介したが、このひっそり感が素敵な店なのだ。
二軒となり位に日本料理屋が出来た昨今、ご商売は如何だろうか? え? その前にお前がちょくちょく来いって? 失礼いたしました!
近くに移り住んだ為、これからは、改めて重宝させていただきます。
何しろ、このまったり感、他店には無い、ある種のくつろぎ、もう、癒し、的な空気が特異(ユニーク)なのだ。 -
ここは、何しろ、客をほったらかしにしてくれる、それが最大のホスピタリティなのだ。
逆説的かも知れないが、一切の皮肉は含まない、真摯な意見として、である。
構ってくれる店、は多い。 キャバクラか! と言いたくなる様な店まで、有る。
が、構って欲しくない時も有るのよ。 全てを忘れてぼぉっと、過ごしたい時も有るのよ。 そんな時に、一人で来ます。
何だろう、図書館みたい、な感じも良い。 僕のお薦めは、敢えて二階に上ったら突き当たり右側、道路側だ。 毎回、席が有る限り、右の道路側。
左側は、TVでNHKをやっていて、どちらかと言うと職場仲間とまったりしているメーカー技術者さん、的な風情の方が多い。
右側は、どちらかと言うと、左側が満杯で、仕方ねえなあ、的に来る方が多い様に、僕には思える。
でも、最初っから右。 路面から聞こえる雑踏以外は無い、読書に最適な空間なのだ。 出来れば夏場の冷房もイラナイ。(個人的な意見です、ハイ) 開けっ放しで、じとっと汗なぞ垂らしながら、扇風機で過ごしたい。(趣味ですな、殆ど) -
最近、近くに引っ越した。
元々住んでいた場所の大家が、事もあろうに半年分支払った家賃の、契約後期半年分を支払う時期になって1.6倍も家賃を上げる、と平然と公然と言うので、憮然と立ち去った事に起因する。 あまりにもバカらしい事を言い出したので、契約を盾に当然抗議しても控訴しても、こちらが勝つに決まっていたが、結果的には、きっとそれがダメならこれを値上げ、とか言い出す筋の大家だった事を半年目にして知り、気分が悪いわい、と出てしまったのだ。 アテも無く出た為、暫くはホテル住まいとなり、その後ツテを辿って、この界隈に越したのだ。 聞く所によると、昨今のハノイでは物価の高騰もさることながら、物件価値の高騰も酷く、チュヴィエットヴォンの一軒家を持つ大家が売り出した所、邦貨9千万円以上で売れた、と聞くに及んだ。 ビンコムに近い車屋には、デンとロールスロイス ファントムの最新版がゴツい顔して鎮座しているし、時代はバブリーになりつつあるのだろうか?
でも、カフェモッは、静けさを保って頑張っている。諸物価高騰の折、勿論若干の値上げはしたが、多くの日本食屋同様、急激な物価高騰の影響で粗利益率は非常に逼迫している事と拝察するが。 出来れば、踏みとどまって頑張ってやって欲しいものだ。
さて、徒歩圏内で行ける位置に来たので、偶に顔を出している。 主人は、可愛い盛りのお子さんと遊んでいる。 入ってゆくと、「あ、すんません、どうぞ」と相変わらずの感じで、それ以上干渉しない所が、また良い。 -
二階、向かって右側に行き、食事して、本読んで、帰る。 シィン、とした中で、時々聞こえる、他テーブルの会話。
こないださぁ、部長が急に日本から来てさぁ、ここをああしろ、どうの、ってうるせえの。 だから、じゃあ自分でやってみな、って言ってやったぜ。 的な会話が、ボソボソと聞こえたりする。 まったくよぉ、みたいな相づち、そして、もう一本、ビール。
片足を椅子にあぐらにして、雑誌や漫画を片手に、のんびりと過ぎゆく時間。
偶に、サラリーマン。 大体が、ユニフォーム姿の若手技術者や、指導員的な方。 中には、帽子を逆にかぶって髪の毛を嫌い、漫画に没頭している人も居る。
ラウンジの娘からメッセージ。 「ちぇ、また来いってよ、仕方ねえなぁ・・・」言いながら、一緒に食事している者を誘う。 じゃあ、行くべ・・・。 と言う雰囲気が、どうも、好きだったりする。 -
今日は、牛丼。 本は背表紙をじっくり見て、手に取った本を、ぱらぱらとめくる。 ちょっと目にとまった場所だけ、斜め読み。 ゆっくりとして、何も考えない。 ぼぉっと、外を見る。
エレキを抱えた目が不自由な人が、子供の水先案内人と一緒に、路上の流しギターをやっている。 もの悲しい曲が、聞こえてくる。
いくばくかの銭を与え、一曲終わると、店の者は行けと言わんばかり。 次の場所に、手を引かれて行く。
気付けば、そろそろ閉店だ。
さて、歩いて5分の住みかに戻ろう。
ご主人とは、ホンナさん指揮のコンサートで、良く見かける間柄だ。
こないだは、知人を介して、珍しいチャンティエンのフランス文化交流館みたいな場所でのコンサートで、隣同士に座った。
演奏も良かった。 数メートル前で行われた演奏。 そして終わった時のご主人の拍手のし方が、とても良かった。 何か、人柄を感じさせる、力のこもった、拍手だった。
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