2007/12/30 - 2007/12/30
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SUR SHANGHAIさん
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前日は、高雄から到着して運良く見つけた日月潭湖畔の宿に一泊。
最後に日月潭を訪れた90年頃とは打って変わって、北西の岸辺は新築ホテルが増えて大変貌。
びっくりしたなあ。(◎o◎)+(◎o◎)
夕暮れからは日月潭北岸にある文武廟や慈恩塔の夕景・夜景も楽しめた日月潭湖畔。
この日はその日月潭から太魯閣国家公園にある太魯閣渓谷を目指して、21号線→14号線→14甲号線(中横公路霧社支線)を北上します。
太魯閣国家公園では、有名な天祥周辺の太魯閣渓谷のほかにも見所はいろいろ。
特にお勧めなのは、太魯閣国家公園の西のはずれにある合歓山東峰を望む武嶺あたりと、関原の雲海。
天祥の宿≪GRAND FORMOSA TAROKO(天祥晶華度假酒店)≫では日帰りツアーも催しているようなので、お天気の具合を見て参加してみるといいのでは?
この編では、日月潭から合歓山東峰を望む武嶺あたりへの21号線と14号線、14甲号線(中横霧社支線)の道筋をご紹介しようと思います。
表紙の画像は、太魯閣国家公園の西のはずれ、昆陽休憩所から見た合歓山東峰。頂上や左手の木々が白く見えているのは、雪というより霧氷。
注: この旅行記に出てくる各地の距離数や標高の数字は、ナビゲーターや地図、現地の地図標識に従ったものです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
-
日月潭の北西の岸辺にある宿≪HOTEL DEL LAGO(大淶閣酒店)≫からは午前10時半過ぎの出発。もう11時近かった。
まずは埔里方面の21号線の方向を見極めたところからが今日の出だし。 -
21号線を車で30分ほど北上。埔里の町の入り口。
埔里は水質が良く、紹興酒造りが有名なので、酒厰への標識も出ていました。この画像では見えにくいかも。
埔里のそのほかの名物は、気候の良さと美女と多種類の蝶。
埔里は、台湾の地理的中心にあって、14号線そばにある虎子山(地図によると標高556m)に、それを表す碑が立っています。
ここは前に行った事があるので今回は素通りしましたが、北緯は23度58分32秒、東経は120度58分25秒地点が台湾の中心点。 -
埔里から先は、霧社、合歓山を経由して太魯閣国家公園へ向かうので、上の画像の標識に従って今度は14号線でさらに北上。
だんだん山が狭まってきたあたり。
川のほとりに屋台が数軒出ていたのでちょっと休憩。
これはサトウキビのお店。
皮を剥いて30cm位に切った物は、そのまま噛り付いてサトウキビの歯応えを楽しみましょう。
シャキシャキと噛むそばからサトウキビ・ジュースが口の中に溢れます。
ジュースが出切ったあとの噛みカスを、口から出すのがちょっと大変ですが。(^○^)
この日は、もう絞ってあるジュースを買う事に。
ちょっと寒いので、熱くしてもらってそれにおろしショウガもプラス。一杯10元だったかな。 -
サトウキビ屋さんのお隣は盆栽屋さん。
あれ? 萬年松って書いてあるのは、岩ヒバじゃない?
旅先じゃなかったら買って帰りたいけどなあ。
そのほかに、世界一大きい種というのを売っていた。
直径5cmはある真っ黒いおはじきのような形だったけど、何の木の種だったんだろう。
聞くと押し売りされそうでパス。 -
山々が折り重なるその下を、14号線でまず霧社へと向かう。
霧で幾重にも霞む道筋の山。
日月潭からの21号線も、この14号線も片側1車線。
日月潭から霧社、そして合歓山へと向かうにつれて高度が上がっていきます。
ちなみに日月潭の湖面は標高748m、この旅行記の後の方に出てくる武嶺という峠は3,275mです。
舗装は一応出来ていますが、崖崩れの跡があったり、場所によってはカーブが多くて見通しが悪いのでご用心。 -
半トンネル状に保護された部分の道もある14号線。
雪崩避け、というより土砂崩れ避け。
台湾は地震も多くて、ちょっとした大きさの地震の後には山間の道はよく土砂崩れで封鎖されたりします。
今回の旅の間には、少なくても体に感じる地震は無くて大丈夫でしたが、以前台湾に住んでいた時には結構そういう場面にも出遭いました。 -
埔里から霧社まで、屋台に寄り道休憩した時間を入れると14号線でほぼ1時間。
霧社は、1930年(昭和5年)10月27日に霧社事件という抗日事件があった町。
これは簡単に言うと、タイヤル族のモーナ・ルーダオというリーダーに率いられた地元民が、植民地支配に抗議して霧社の町で起こした事件で、日本人約140人を殺害したというもの。
その前後の歴史は≪霧社事件≫で検索するといろいろ出てくるので、詳しく知りたい方はそちらでどうぞ。
その事件を記念して建てられた抗日記念碑がありますが、ここも以前に訪れていたのでこの日はパス。
さらに北上を続けます。 -
霧社の町を抜けると、こんな分岐点。
同じ14号線でも、ここで名前も二つに分かれ、
右手の盧山や盧山温泉方面はそのまま14号線、
左手の清境農場、合歓山や太魯閣国家公園方面は14甲号線(中横公路霧社支線)。
SUR SHANGHAIたちはもちろん左手へと進みます。
あ、そうそう、ガソリンが少なくなっているようなら、霧社で補給して行くといいですよ。 -
霧社の町の標高は1,182m。
周辺は2000m前後の山が多い。
霞や雲が無い日には、もっと素晴らしい景色になりそう。 -
霞の中、山に挟まれて細長く横たわっているのは霧社水庫(ダム)。
-
霧社の町を抜けた所の分岐点から14甲号線(中横公路霧社支線)で15分ほど。
山と高原の中の牧場といった趣きの清境農場に差し掛かると、道の脇には…、
え? (・・? 洋風の建物が多い。
これはほとんどがペンション風宿泊施設で、奥地利(オーストリア)○○とか、瑞士(スイス)××とかの名前が付いている…。(^^ゞ
う〜ん、日本も昔はよくこういう風潮があったので、コメントはしにくい…。(^^ゞ
で、車道脇には、延々と引かれてきた水道用チューブが大蛇の如くもつれ合い絡み合いして、どこまでも続いてるんですが…。
-
明日はもう大晦日とは思えない、清境農場周辺の秋のような景色。
-
清境農場あたりの車道脇から見た風景。
その奥行きと山々の重なり具合を見ると、台湾が日本の九州とあまり変わらない大きさの島だというのが信じられないワイドな眺め。 -
今日の目的地太魯閣渓谷にある天祥まで81kmの標識を通り過ぎたあとの14甲号線(中横公路霧社支線)沿いから見た山並み風景。
距離だけ聞くとたいした事が無いようですが、この後の本題の武嶺の峠まで、道もだんだん細くなって曲りくねった上り坂が続くので結構時間がかかります。
そろそろ緑濃い山並みから高山の趣きに変わってきた。 -
葉を落とした木々の間から見える風景。
この写真だけ見ると、ずいぶん高い所に来てしまったみたい。 -
このあたりが梅峰農場だったんじゃないかと思いましたが、間違っていたらすみません。m(__)m
ここも素晴らしい眺め。
この直後にナビゲーターで高度を見てみたら2,387m。 -
さて、14甲号線(中横公路霧社支線)は武嶺に近づくに従って、片側一車線と呼ぶのがちょっと辛くなるような幅に。
センターラインも無いし。
舗装は一応出来ていますが、上の画像のように土砂崩れが最近あったような場所も点在。
もう一つ気を付けたいのはスクーターの群。
台湾に住んでいた時もそう思いましたが、道ある限りスクーター集団でどこにでも行くという人が多くて、細いカーブではすれ違うのが結構怖かったりします。 -
鳶峰と標識が出ていて、ナビゲーターでは高度2,794mを超えたあたり。
針葉樹に変わった森と、その向こうに見える山。
雪か霧氷で白くなったその頂き。 -
道の脇に車を停めるスペースがあったので、ちょっと降りてみる。
ひゃ〜、降りた途端にブルブルッと身震いするくらい、冷たくて強い風。((+_+))
低い雲が次々に通り過ぎる。 -
もう樹木は生えない場所まで上って来ても、14甲号線(中横公路霧社支線)はまだまだつづら折れになって上へ上へと続く。
ナビゲーターに出た高度は3,103m。
武嶺は標高3,275m地点だからもう少しだ〜。 -
ここは太魯閣国家公園の西のはずれの入口、昆陽。
ここまで来れば、武嶺はもう目と鼻の先。
日月潭からの所要時間は途中の休憩を入れて3時間ほど。午後1時半到着。
昆陽には休憩所があって、トイレのほか、簡単な食堂や屋台が出ていました。ガソリン・スタンドや宿泊施設はありません。
この画像に写っている太魯閣国家公園の碑の脇に展望台もあるので、ちょっと立ち寄るのがよし。
この画像だと霧が深いように見えますが、ちょっと待っているうちに晴れてきました。 -
上の画像の太魯閣国家公園の碑そばの展望台にあった地図。
青い太線で囲った部分が太魯閣国家公園。
画像左下にピンクの●を付けたのが昆陽休憩所。
そのちょっと右上に水色の●を付けたのが合歓山東峰。
武嶺の峠は、その水色の●のすぐ左横。
画像をクリックして元画像で見てみても、字が見えにくいかと思いますが、一旦コピーで保存してからさらに拡大して見るとだいぶはっきりすると思います。
この地図のほかにも、展望台から見える山々をパノラマ地図にしたものもありました。 -
昆陽休憩所の展望台から見えた合歓山東峰。
この画像だと、ちょうど中央部分から右下に向かって山肌が崩れていますが、これは濁水溪では最も上流の侵蝕作用によるものだそうです。
展望台にあったパノラマ地図によると、この右手には屏風山、奇萊北峰、奇萊主山…と続き、遥か遠くの台湾最高峰の玉山(3,952mで、富士山より高い! 旧称は新高山)まで描き込まれていましたが、この日はこの合歓山東峰を見るのがやっとのお天気。
でも、全然見えないよりはよかった〜。(*^。^*)
台湾に住んでいた頃、バイクや車で数度訪れたこのあたりでも、お天気の運には恵まれなかったので、今日はこれでラッキー! -
同じく昆陽休憩所の展望台から見た、武嶺の峠方向。
画像右手の山が高くなった部分が合歓山東峰の一部。
14甲号線(中横公路霧社支線)」は、この画像では左手から武嶺へと続いています。
西側(画像左手)の斜面からどんどん湧いて来た雲が、武嶺の峠と合歓山東峰を越えていく。 -
昆陽休憩所から武嶺の峠まではほんの2,3kmほど。その14甲号線(中横公路霧社支線)の道筋から見えた合歓山東峰。頭が丸い岩山だというのがはっきり分かる。
この合歓山東峰の標高は資料によってまちまち。
3,415mを挟んで数mの違いが見られるようです。
あとで見つけた太魯閣国家公園の地図標識には3,416mと書いてありました。 -
同じ合歓山東峰でも、見る角度によって雰囲気が変わる。
雲も次々に現れては消える山の風景。 -
武嶺の峠ももう少しという所で一旦車を降り、14甲号線(中横公路霧社支線)の来た方向を振り返る。
行く手の道を見るのも好きだけど、たった今辿って来た道を振り返ってちょっとした感傷に浸るのも好き。
坂の下の方(左手)に小さく見える白い建物が、さっきまでいた昆陽の休憩所。 -
さあ、武嶺の峠に到着。
駐車場(無料)からは、合歓山東峰が目の前!
車から降りると、カメラがすぐに冷たくなって手がかじかむ寒さ。
冬だったせいか、ここには管理人小屋風の小さい建物くらいしかなく、屋台などは出ていませんでした。
スナック菓子や飲み物くらいは用意して行くのが○。 -
駐車場から14甲号線(中横公路霧社支線)を隔てた所の展望台には武嶺の峠の碑が。向こうに見えているのは合歓山東峰。
碑に出ている武嶺の峠の標高の数字はこの画像だと読みにくいかと思いますが、
嶺 武
尺公3275高標
と書いてあるので、全部右から読んでしまい、
え〜!!5723m?! (◎o◎)+(◎o◎)とびっくり。
本当は 武嶺の標高は3275公尺(メートル)です。
ややこしい書き方はやめて欲しい…。(^^ゞ
立ち寄る人々の服装は真冬の格好。
今朝出て来た日月潭では、薄いセーターとジャケットで十分すぎるくらいだったのがウソのよう。 -
これはSUR SHANGHAIたちが借りた車ではありませんが、一瞬晴れ上がった青い空と合歓山東峰を背にした感じがコマーシャル写真のようだったのでパチリ!
-
台湾でいつも不思議に思うのは、スクーターでどこにでも行っちゃう人が多いこと。
この辺の道は一応舗装してあるとは言え、どこからここまで来たんだろう。
大晦日前日のこの日は、自転車で上り下りする人はさすがに数えるほどだった。 -
武嶺の峠の駐車場脇にあるちょっとした崖。
登るな! と標識が出ているのに、どんどん上に行っちゃう人たち。
これは何をしているのかと申しますと、霧氷チェックに行っております。
台湾は亜熱帯のイメージですが、高山では霧氷も見られるし雪も降ります。
この武嶺から太魯閣渓谷方面にちょっと下っていくと、スキー場もありますよ。 -
SUR SHANGHAIは、崖のとっつきにあった木で霧氷観察。
ついさっき昆陽休憩所から見たような雲が峠を越える時にこうなったんだろうなあ。
結構脆い氷の結晶が針葉樹の枝や葉にびっしり付いている。
スプレーで繊維状に塗料を吹き付けたようにも見えるし。
霧氷のうち、樹木に付着した物を樹氷というのだそう。
ということは、この画像のものも樹氷と言えるのかもしれませんが、樹氷というとSUR SHANGHAIは蔵王の巨大なものを思い浮かべてしまうので、ここでは霧氷と呼ぶことに。 -
武嶺の峠の駐車場から、今度は太魯閣渓谷方面に向かって下りて行く道を見る。
画像右手から斜面に沿って見えているのがその14甲号線(中横公路霧社支線)。
駐車場下には、範囲は狭いながら霧氷が付いた針葉樹が並ぶ眺め。 -
下に見えている建物は何だろう。
宿泊施設の合歓山荘かな、と思いましたがこれは未確認。 -
武嶺の峠前後の14甲号線(中横公路霧社支線)のガードレールは黄色と赤で塗られている。
雪が積もった時、路肩がすぐ分かるようにと造られたんだろうけど、雪が無い時にはちょっときついその色。 -
さあ、そろそろ午後の2時。
昆陽の休憩所とこの武嶺の峠で合わせて30分位休んだ計算だね。
今日の目的地の太魯閣渓谷の天祥まで65kmはあるから出発しよう。
それに途中の景色も見たいし。 -
今朝出て来た日月潭から武嶺の峠まではずっと上りの道だったけど、この先太魯閣渓谷の天祥まではずっと下り道。
途中、大禹嶺の分岐点でこの14甲号線(中横公路霧社支線)も終わりになって、そこから先は中部横貫公路(=東西横貫公路、8号線)で天祥まで。
距離的にはたいした事が無いけど、まだまだ曲りくねって細い道が続きそう。
合歓山東峰がくっきり目の前に見えて気持ちいい。 -
合歓山東峰も、道を曲がりながら下りて行くに従って、その裾の方だけが目に入る。(^.^)/~~~
次編では、この続きの関原の雲海から太魯閣渓谷の天祥までをご紹介します。
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この旅行記へのコメント (2)
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- けーしちょーさん 2008/03/18 09:53:52
- ニョロニョロっぽい。
- コレ(爆)
台湾って、右側通行の左ハンドルなのかしら〜。
レンタカー?なのか、日本の新車が多いっすねぇ。
上海、香港、ときて、そしたら次は台湾でしょう!!
って、また変なもの見つけちゃったんですけど。
車を運転していきたいんです。
台湾の運転。どんなもんでしょうか。
けーしちょー拝
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2008/03/19 17:34:14
- RE: ニョロニョロっぽい。
- 私たちが住んでいた時に比べると、道の状態や台湾の人々の運転マナーはよくなって来ていると思いましたよ。高速道路もガンガン出来ちゃって。
ただ、市街地はスクーターが異様に多いのでお気をつけ遊ばせ。
私たちは南部の高雄から入ったけど、こっちにはAVISなんかが無いの。全部ローカルのレンタカー会社。台北ならあるみたいだよ。
それともスクーターを借りてどっかに行ってみる? (^○^)
日本で出してもらう国際免許って台湾で使えるんだったっけ?
はて? (・・?
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