念願のシエナ・サンジミニヤーノへ

2004/06/27 - 2004/07/09

シエナと言う単語を聞いたのは今から数えて４０年ほど昔のことです、それも「シエナ　サンジミニャーノ」は一つの地名と思い込んでいました、教えてくれたのは建築家で「イタリアには実にきれいな歴史的な石造りの小都市がたくさん在り、その中でも
「シエナ　サンジミニヤーノ」は特別印象に残っているとのことでした、まさか自分が行こうと考える時代が来るとは思っていませんでしたが、２００３年に定年退職した時にその地を思い出し、同地への旅行を思い立ちました、実現したの２００４年６月でした、決行の時期を決定させたのは「パリオ」です、
行く限りは「祭りが一番」と考えたのですが、最混雑時期と予想し、７月２日パリオの前日にゆっくり町を見ることにしました、思っていた通りに前日から祭りの雰囲気でした、７月２日は競馬を残念してサンジミニヤーノに移動しました、競馬は次回にと考え、来年に行くことにしています、２００４年の旅行はプラハ、フレンツエ、シエナ、サンジミニヤーノ、ミラノ、ツエルマット、パリで１2日間を楽しんできました、風景の写真は多く発表されていると思いますから、祭りの観客の楽しいしゃしんを御覧下さい、子供が楽しんでいる様子と都会で働いていた人が帰省し、友人と再会を喜んでいる様子です。

エリア シエナ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: オーストリア航空

カンポ広場は大人達で一杯、家族連れや恋人らしいのも多かったですが、都会で働いている人達が帰省して旧交を温めて抱き合っているよう様な景色が多く目に付ました、丁度田舎の盆踊りの会場で中学校の同級生に会ったような人達のようです。

７月１日の夕方、子供達が翌日のパリオ本番の為の地区別応援席に集合しています、これから応援の練習でもあるのでしょうか？イタリアの空に負けない明るい顔が印象的です、衣類の色も流石にイタリアの感が拭えません、負け惜しみで言うのではありんませんが、パリオ当日よりも雰囲気は良いのではないでしょうか？当日は勝った、負けたの話題が多いでしょうから。

高校生のように見えましたが、中学生かも？
彼女達の２人のポシエットに気がつきましたか？
カタツムリのデザインが描かれています、シエナ地区に１７有るコントラーダのひつの紋章（はもっと威厳があるから、単なるチームキャラクター的の絵模様でしょう）が付いています。首に巻いているのも同じくチーム（コントラーダ）カラーです、町の路地裏にも多く見られます。

シエナの路地（実は目抜き通り）、お廻りさんものんびりお廻り。ワインの産地でお祭りの前日なのに、酒飲みの姿が見えなかった、日本ではどうですかね、

白と黒の大理石で建てられたDUOMOも印象的です。

マンジャ鐘楼

いつも、こんなに多くの人出でしょうか？
観光客か地元の人かは判りませんが、通りと路地の人出が多く賑わいでいました，写真中央の柱の上に
「狼の乳を飲む双子の像」が見られます、町のそこかしこでも見受けます。

ランドマークの一つ、カンポ広場はあまりにも有名、パリオの前夜祭のため、店じまいを始たカフエが目立ちました、

いかにも地中海地方、いかにもイタリア、
いかにもトスカーナ、赤茶色の屋根とワイン畑（と、思われますが）を背景にマンジャの鐘楼