2008/01/23 - 2008/01/23
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nasubonさん
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日本にいると美術館なんて見向きもせず、
上野の森だって数度しか行ってないのに、
海外に行くと、なぜか美術館に足を向けたりする。
まぁそれなりの目的があるからいいのだけれど、
これってどうなの?と自問自答したりもする…。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
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-
パリ。で、ルーブル。
じつは入るのは初めてだったりする。
これまで、さほど興味を惹かれる収蔵品がなく、
やたらと込んでいることが多かったせいもあって、
いつも入口のピラミッドを見て帰っていた。
でも今回はパリでわりと時間があったし、
『ダヴィンチ・コード』も読んだし…。
ということで、寄ってみたのだ。 -
ルーブルはやっぱ世界的な美術館だから、
やたらと込んでいる。
そーゆー場合は地下の逆ピラミッドから入ると、
わりと空いているということで、そちらへ。
地下鉄から降りると見つけにくいけれど、
フードコートの入口あたりに、こんな自販機。
ここで入館チケットが買える。
穴場らしく、誰もいなかったから、
混雑期には覚えておくと使えるかもしれない。 -
ルーブルってのは美術館だけれど、
かつての宮殿だから、こーゆー通路なんかでも、
かなり手が込んでいて壮麗だったりする。
美術館ではなく、壮大な建築物として眺めても、
凄いと思うところが凄い。
かつての欧州の権力者は、
日本のレベルでは考えられないくらい凄い。 -
欧州の美術館でひとつ目立つことは、
こうした小学生なんかの課外授業が、
美術館のなかで行われていること。
これはかなり羨ましいもので、
自分の学校でもやっていてくれたら、
もうちょっとセンスが磨かれたかも…。
うちの小学校なんぞ、
たまに教育映画みたいなもんを見せるくらいで、
しかもそれが「キタキツネ物語」だったりしたから、
教育に対するスタンスの差は歴然だ。 -
ルーブルなんかでは、こんな光景も名物。
好きな絵の前に陣取ったプチ画家が、
いつまでも模写をしていたりする。
こんなことが自由にできるのもルーブル。
教育に対するスタンスもそうだけれど、
なんか、あちらの方々には余裕がある。 -
いい点わるい点、いろいろあるけれど、
ぼく個人はルーブルを美術館として見ると、
あんまし好きではない。
偉そうに能書きを垂れるほど審美眼はないけれど、
なんか倉庫のなかを歩いている気がしてしまう。
多くの作品を見せてくれるための配慮とは思うが、
1点1点の扱いがぞんざいな気がするのだ。
この部屋だってドラクロアの大作があるのに、
うっかりすると見過ごすほど…。
見過ごすほどに目が肥えてないと言われれば、
まぁそうなんだけどね…。 -
ここはモナ・リザの部屋だけど、
当のモナ・リザは専用ブースで厳重に保管され、
ガラス面ごしにご対面。
それ以外の作品は2段3段の展示。
これでは、どちらも栄えないと思うのだけれど。
ま、モナ・リザの展示方法にかんしては、
ルーブルだけの責任ではないかもしれないけれど…。 -
もひとつ、おまけに超メジャーな作品。
1月の閑散期でも、これだけ集まってるんだから、
まぁ観光の季節には、どうなることやら。
ちょこっと本に載ったりして、
有名になると、こうなる典型。
もちろん、ヴィーナスは凄い作品なんだろうけれど、
見る前から評価を決めて見るってのは、
やっぱり、何か間違っていそうだわな。 -
ルーブルで印象に残ったのは、
階段ごしに見た、こんな風景。
修復しているのか、あるいは展示替え、貸し出し…。
いずれにしても、展示されてない作品も山とある。
きちきちの展示になっても仕方がないのかなぁ…?
でも、やっぱり、ぼくはルーブルはもういいや。 -
ルーブルはそうそうに出て、
次に目指すはオルセーかとも思ったけれど、
オルセーもプチ・ルーブルの臭いがしたんで、
ピカソ美術館に行ってみた。
ピカソに関しては、バルセロナも行ったし、
マラガも見ているので、パリを見れば、
ピカソが生きた街はすべて回ったことになるかな。
そんなこと自慢にならんけれど、
やっぱり興味の惹かれるところへ行くのが基本。
ピカソの作品は見たいから、行くのだ。 -
ピカソ美術館の展示方法は、
やっぱり個人の作品が集まるから傾向が固まるし、
見せ方も効果ある方法が考えられているようで、
見ていて、おもしろいと思う。
ただ作品的には、バルセロナやマラガにくらべると、
自分的に気に入るものがやや少なかった。
彫刻の森よりは好ましい作品があったけれど…。 -
作品の好みはあるにせよ、
こーゆー見せ方ができる美術館というのは、
やっぱり見に行って楽しい場所だと思う。
なにも考えずに作品に没頭できる空間というのが、
美術館のあるべき姿であろうし、
その点ではルーブルよりも優れているかな。 -
ついでにパリでもう1軒。
これもスペインの芸術家・ダリの美術館だ。
ダリはフィゲラスに素晴らしい美術館がある。
それにくらべてしまうと、かなり厳しいだろうな…。
そんな思いはあるけれど、ダリは魅力的な素材。
だから探し回って、行ってみた。 -
ふーむ。
フィゲラスが素晴らしすぎるとはいえ、
パリのダリ美術館はやや役不足かなぁ。
作品も数はそれなりにある気はするけれど、
あまり印象には残らないし、
展示方法も意を凝らしているとはいえ、
やっぱり物足りない感じがする。
ここも限られたスペースに詰め込みすぎだし。
美術館めぐりのトリは、やや………であった。
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