寒川廃線跡歩き

2008/03/08 - 2008/03/08

青春１８きっぷの半端分を消化していたところ、予定外に時間が余ったので以前から行ってみようと思っていた相模線の西寒川支線の廃線跡を歩いてきました。

この廃線跡について書かれた他の方のサイトを見て以来興味を持っていたのですが、月に１度か２度すぐ近くを実家に行くために通っていて、ある日に普段曲がらない道を曲がったところそれらしい光景を目にしてからは、いつか車を止めて付近を歩いてみようと思っていたのですが、なかなかその機会は訪れませんでした。

今回たまたま時間が出来たのは「廃線跡歩きには鉄道で行け」ということなのでしょうか…。

寒川駅を降りて海老名方面に向かう道は車では何度か通ったことがありますが、歩いてみると景色も少し違って見えるようでした。

しばらく歩くとガソリンスタンドの手前に、線路や砂利こそありませんが「かつて線路がここから分岐していた」と思わせるような部分がありました。

芝生に覆われていて訪れた時にはガソリンスタンドの従業員のものと思われる車が止めてありましたが、道路を渡った先に目をやると線路であったと思われる痕跡は続いているようです。

その痕跡は道を渡ったところから遊歩道のようになっていて、かなり長く続いているようです。

時間帯が夕方近くだったせいもあるのか遊歩道で犬を散歩させている人をよく見かけました。

道を進むと車輪が置いてあったり線路が残っていたりする部分があります。

そのあたりは一之宮公園という公園になっていますがさらに道は続きます。

たどり着いたところは八角広場という場所。

八角形の池があってその先に線路となぜかトロッコが置いてあり、さらに進むと西寒川駅跡の碑があります。

西寒川支線は元々相模川の砂利を運ぶために引かれたと思われます。

時間がなくて確認は出来ませんでしたが、西寒川駅跡のすぐ先には相模川の河川敷がありそうでした。

廃線跡がきれいな遊歩道になっていたり、一部は線路がそのまま残っているなど廃線跡としてはかなり恵まれていると思いました。

エリア 茅ヶ崎(神奈川)

• 交通手段: JRローカル

西寒川支線が分岐していたと思われる部分です。
今は電化されているので電柱が立っていますが、当時は非電化だったので電柱が邪魔することもなかったでしょう。

上の写真を撮った場所から向きを変えて撮りました。

ガソリンスタンド側からです。

八角広場に続く遊歩道です。

八角広場にある線路跡とトロッコです。