女ふたり、喰らう香港・広州　香港編

2008/02/09 - 2008/02/13

連休に休暇を足して、4泊5日。
香港へ行くのに広州から列車でという裏的ルート。
三十路女二人で街を歩き回り、食べまくる旅。
深圳での不安な出入国の後、ようやく香港へ。

エリア 香港(香港)

• 交通手段: 鉄道

ホテルにチェックインしてすぐ、はらぺこな二人は飲茶へ。

焼売。

ニガウリのスープに、腸粉。

待望の鶏の足！！
コラーゲンぽい感じで、味は甘辛く濃いめ。

香港の街路植栽、なんだか妙です。

九龍公園の脇、海防道（ハイフォンロード）。ホテルと彌敦道（ネイザンロード）との行き来によく通りました。
片側が鬱蒼とした緑、片側が雑多な建物群・看板群と、不思議な道です。

海防道（ハイフォンロード）の看板群。
香港の看板はまだまだ、こんなの序の口です。

高層ビルと古い住居ビルが混在する香港。
一本横道に入ると、まったく異なる顔つきに。

彌敦道（ネイザンロード）にあった尖沙咀（チムサーチョイ）の案内サイン。一本のポールにたくさんのパネルが付いた様は、そのまま雑多な香港を表しているようです。

地下鉄で九龍島へ向かいます。
券売機がムダに混雑しているのは、高額紙幣が使えない機会が多いのと、家族が塊になってまとめて買っているから。でも手際が悪過ぎて、すごく時間がかかっている。いらつくけど、ほほえましいです。

上環駅で降り、文武廟へ。
旧正月4日目とはいえ、まだまだ初詣の人々の行列が。
お詣りはあきらめました。

ヒルサイドエスカレーター近くの路上マーケット。
こういうところにアジアを感じます。

マーケットのエビ屋さん。エビだけ売っている店でした。

茶餐庁の店先。ジュル・・・

やっぱり乗ります、ヒルサイドエスカレーター。

ヒルサイドエスカレーターから見下ろす中環の街路。

現在使用していない中区警署と域多利監獄（警察署と監獄）で、都市計画に関するアートイベントが開催されていました。

警察署のほうは、イギリス風建築。

監獄のほうはなんとなくフレンチな感じがしますが？

監獄の入り組んだ建物。
有刺鉄線が残されています。

独房の廊下。
ひとつひとつの独房に、それぞれ別のアーティストが展示をしていました。

監獄の正面から見上げると、背後のビルがにょきにょき。
まるで、建物の上に小さなビルがのっているように見えます。

監獄を道路側から見る。
香港は地盤のレベル差が大きい土地ですね。

蘭桂坊付近にある藝穂会。
アーティストが集まる場所らしいです。
ちょっとしゃれた感じのバーやレストランがちらほら。

夕刻を狙ってピークトラムに乗りました。

旧正月の連休中ということで、ピークトラムに乗るまで、1時間も並びました。
トラムに乗るのも、地下鉄なんて目じゃないくらいの激しい座席争奪戦が繰り広げられていました。
子ども先に行かせたり、前の座席に手を伸ばしてキープしようとしたり・・・

寒い中、暗くなり、ネオンが付き始めるのを待ちました。
白くけぶっていましたが、長崎や函館が百万ドルなら、香港は一千万ドルとかケタが違っているということは実感できました。
インド人の家族連れが、よたよたしているおばあさんを切り込み隊長にして、一番いい場所をキープしていました。

トラム乗り場から中環まで、二階建てバスに・・・乗り損ねました。
やはり人気なのですね。

トラムに乗り換えて、湾仔方面へ。

銅鑼湾の堅掌道にある「橋底辣蟹」で海鮮を！
まずはどーんと大きな蝦蛄。
椒鹽瀬尿蝦（蝦蛄のにんにく姿揚げ）。
ビクトリアピークからすっかり身体が冷えきっていたのですが、このてんこ盛りのニンニクと蝦蛄の甘みによってビールを欲しました。
普段は一切ビールを飲まない同行者も、「ビールが美味しい」と。

春雨入り貝のスープ。
白濁したスープは、どうやって取るのでしょうか。
よく出汁がでていて、コクのある味わい、温かくてホッと一息。

芥蘭炒め。
歯ごたえがあります。香港ではメジャーなようですが、日本ではあまり見かけない野菜です。

蒜茸蒸貴妃蚌。
ホタテに似た貝の、ニンニク風味の蒸しものです。
これもすっごくニンニクがきいていたのですが、翌日不思議とニオイは気になりませんでした。
ニンニクの種類が違う？それとも、私自身が臭いに気付かなくなってしまっただけ？

満腹で満足し、銅鑼湾を少し散策。

焼肉屋の客引きです。
焼肉は日本式が人気、それも松坂牛が高級として認識されているようです。

澳門茶餐庁のエッグタルト。
ホテルに持ち帰り、部屋で食べました。
甘いものがかなり苦手な私ですが、小ぶりで味が濃厚な割に甘さが控えめなこのタルトはいけます。
私は1個で充分ですが、同行者は2個食べていました。